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DVD/ビデオ 775858 (254)



鬼ママを殺せ [MGMライオン・キャンペーン]
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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評決のとき
販売元: 日本ヘラルド映画(PCH)

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この作品をみて思った大切なポイントは、主人公の青年弁護士ジェイクに語る先輩元弁護士ルシアンの言うように、有罪判決がでても無罪判決がでても「正義」が成り立つということだ。不可解なことだけど、正義は両極端な結論の両方ともに成立しているのである。有罪になれば社会秩序を保つ社会政策的な法的正義が、無罪になれば親として子を思う倫理的な正義が保たれると考えられる。では、どちらを優先すべきか?非常に難しい問題にぶちあたっていることに陪審員たちも、そして、見ている我々観客も気づく。もちろんその核心的な問題をクリアする為には人種に対する偏見、思想が絡み合う。
 よく正義は勝つなどというが、この事件においてはそう単純に正義だ正義だと大義名分のように声高に叫んでも絶対にこっちが正しいとはいえず、観客は逡巡するだろう。
 マシューマコノヒーの熱演(特に最終弁論には心打たれる)と脇を固めるサザーランド親子やケビンスペイシーら名優の演技にも注目したいすばらしい作品に仕上がっていると思う。私の好きな映画ベスト5に入る名作です。





評決のとき
販売元: 日本ヘラルド映画(PCH)

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陪審員制度ではありがちな結論なのでしょうか。
被告に同情の余地はあるものの、「おいおい、その判決で良いのか?」と考えさせられることは間違いありません。米国の法廷ものはそうなるのかなあ。

背景の事実とか法的手続きとかをどけて鑑賞すると、かなりの困難を乗り越えて自らが信じる正義を貫き通す主人公の生き方や、考えに考えて本質を容赦なく突きつける弁論手法は感動的です。

ケヴィン・スペイシー、オリヴァー・プラット、サミュエル・L・ジャクソン、キーファー・サザーランド。芸達者が周りを固めています。マシュー・マコノヒーも会心の演技です。
見て損はない映画です。




私家版
販売元: エプコット

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兇器は本、と言ってもブリタニカで殴り殺すわけではありません。
復讐の手配りは深く静かに進行します。
本当に頭のいい人の恨みを買うと、復讐されたことにすら気付かないものなのですね。





ピアニストを撃て / あこがれ
販売元: ポニーキャニオン

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ジャン・ドサイ&F.ドルレアックは「柔らかい肌」の出演者です。
「ピアニストを撃て」の主演はフランスの国民的歌手、シャルル・アズナブール。ヒロインはマリー・デュボワです。
作品は、映画の持つリズムが素敵に残るマスター・ピースです。これは間違いありません。




タイタス
販売元: アミューズ・ビデオ

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シェイクスピアの難解な劇の一つを、現代風な解釈と映像で作成した映画と言えるが、その限界を感じさせる。現代風にすれば斬新であるというのは幻想であることを示す一つの作品である。




泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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2人とも美しい顔立ちで、最高にお似合いですよね。ヒッチコックの映画の中でも私のベスト3に入ります!ケーリー・グラントみたいな紳士的でユーモアもあって行動力がある男性は理想的です。




泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント ジャパン

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 不思議な味わいのヒッチコック映画です。軽く優雅な観光アクションラブサスペンスコメディとでも言えましょうか。同時期に監督が撮った『知りすぎていた男』もそうですが、この時期テクニカラー&ワイドスクリーンで異国の風物を紹介するという興業上の制作方針があったのだと推測します。
 本編のG.ケリーの素晴らしさは幾多の評者が語ってきた通り。花火を背景にK.グラントを半ば強引とも思える手練手管で誘うその迫力は女の凄みを「これでもか」と言わんばかりに見せつけます(名シーンの誉れ高いですが、今冷静に見ると花火が余りに押しつけがましく、えげつないです)。現実の男女関係でも並み居る男達を手玉に取ってきた辣腕恋愛ハンターG.ケリー。あの感じで迫られたらどんな男でもイチコロだったでしょうね。
 その一方で対照的に配されたB.オーベールの在り方に興味深いものがあります。「お金があるだけじゃない」と、年上で色気のある米国人G.ケリーに露骨な対抗意識を燃やすのですが、彼女はヨーロッパ的な「翳り」を感じさせます。それは大戦中に祖国を蹂躙され、同胞の死を踏み越えてレジスタンスを行った重みです。彼女が密かに宝石泥棒を行うのも理解できるのです。それは「翳り」を知らずに「世の中は金次第」と考えて行動する階層へのルサンチマン。敵愾心を抱くのは女としての対抗意識からだけではないのです。
 この映画はフランスの風光明媚な景勝地や風俗を演出しているだけでなく、この様に金満アメリカの無粋ぶりを揶揄している部分も大きいです。いみじくも1950年代半ばからハリウッドは西欧中東の文化的有形無形遺産まで金の力で掌中に転がすことが出来ると考えていたかのような作品を連発します。そんな動向の初期に位置するこの映画内で、イギリス出身の監督がすでに冷や水を浴びせていたのは刮目に値すると思われます。やっぱりヒッチコック映画は深みがあります。




泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント ジャパン

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数々のレビューでもある通り、ヒッチコックのエッセンスが詰め込まれた魅力ある内容の作品。原題の「泥棒を捕まえる」には真犯人を捕まえる以外に、恋の行方を捕まえるという意味もありそうです。大人の恋に憧れ、母親の庇護から逃れたいG.ケリーがC.グラントに自分からキスをシーンには、「貴方を捕まえて見せるわ」という強烈なメッセージが込められていると思いました。


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