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DVD/ビデオ 775872 (87)



砲艦サンパブロ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

『ウエストサイド物語』や『サウンド・オブ・ミュージック』など、今でも人気の衰えないミュージカルのスタンダードを撮ったことで名をはせた名匠ロバート・ワイズ。一部では「どんなジャンルの映画も一応撮りこなすことのできる個性の無い職人監督」といった批評もなされているようですが、これほど理不尽で間違っている批評もないというもの。これは前記した二つの傑作ミュージカルにもその片鱗がうかがえるのですが、ワイズ本来の映像作家としての持ち味は、鋭い社会的メッセージをどんなジャンルの映画にもさりげなく含ませながらスタイリッシュな作品を作り上げることにあるのです。その意味でワイズは“社会派”としての確固たる個性を持ち、彼らしい一貫した作品を世に送り出してきました。スポーツ界の裏社会を描写した『罠』、大量破壊兵器への警告を発した『地球の静止する日』、軍隊内での将校の対立を描いた『深く静かに潜行せよ』、極刑について世に問うた『私は死にたくない』、人種偏見の空しさを描き出した『拳銃の報酬』、統制社会の不気味さを含ませた『アンドロダ・・・』など、多岐のジャンルにわたる彼の力作を思い起こせばそれは明らかです。

この『砲艦サンパブロ』はまさしく戦争映画というコーティングを施された社会派フィルムなのです。そしてその限りにおいてこれは非常に胸をうつものがあります。中国国内の動乱に介入するアメリカ軍。小さなガンボートの中で戦争という大きな問題の縮図が展開されます。中国人とアメリカ人との葛藤、立場の違う中国人同士の葛藤、そしてアメリカ軍人同士の対立。ワイズは「人間の負の部分」であるこうした醜い対立を、「人間の正の部分」である国境や人種を越えた愛や中国人とアメリカ人との間に芽生えた友情などと鋭く対比させ、えぐりだすかのように描写します。こうしたシャープなコンテンツが異国情緒あふれる香港や台湾などのロケ地の効果ある活用によってスタイリッシュなエンターテイメントとして実に上手くまとめあげられています。

ワイズ監督を見事にサポートするのが、主人公のアメリカ人機関士を演じたスティーブ・マックイーン。『荒野の七人』、『大脱走』などでとかくアクションスターとしての側面がクローズアップされがちな彼ですが、実はなかなかの演技派。本編では矛盾する世界に疑問を感じ続ける勇気ある男という複雑な役どころを時には淡々と、時には熱く演じきっています。相手役のキャンディス・バーゲンもそんな主人公を優しく包み込む品格を堂々と発して記憶に残ります。不幸な中国人機関士を演じたマコ若松の素朴な演技も忘れられません。

そんなわけで、これは社会派映像作家ロバート・ワイズが、持てる力のすべてをつぎ込んで描きだした非常に完成度の高い戦争映画の秀作なのです。




砲艦サンパブロ
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






砲艦サンパブロ
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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砲艦サンパブロ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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我輩の(数少なき好きな女優)キャンディス・バーゲン女史の御姿を、演技を、知的なアメリカ女性の典型を、鑑賞するのだ。なぜかいつも(ショーンコネリー卿との共演、「風とライオン」の時も、然り)女性一人にて外国で必死にがんばり、目的を持って活躍する米国人女性の役柄、キラり光るものがある。そこがキャンディス・バーゲン女史の最大の魅力なのだ!
 そう、この頃のキャンディスバーゲン女史は、未だ十分に若い。勿論いかにも、かなり米国人女性風知的美形にて、いと見目麗しい
 もちろん、スティーヴ・マクイーン兄貴も張り切っており、十分元気溌剌にて、がんばる映画なのだ・・・
 皆、アメリカ合衆国の国家を愛し、我が身を国の為に捧げる、アメリカ国民が頑張り、同胞の士を助け我が命を落とす"not happy-end"で幕を閉じる映画なのだ・・
 史実(おそらく第一次世界大戦勃発の頃か?ようわかりません・・・)に残っている「歴史長編映画」の大作か。一見の価値あり・・・





世界名作映画全集76 硫黄島の砂
販売元: GPミュージアムソフト

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硫黄島の砂
販売元: 東北新社

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太平洋戦、硫黄島での激戦を描いた作品。日本人がやられ役だけに辛い。8平方キロほどの小島で、何百倍もの敵を相手に闘い、最後には全滅した日本軍に哀悼の意をひょうしたい。映画は主役はジョンウェインだけに、勇敢なアメリカ、正義のアメリカが出ているようで、これも少々辛かった。WWⅡでの日本軍の戦いを知って欲しい。




SARS WAR サーズ・ウォー
販売元: アートポート

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プライベート・ライアン アドバンスト・コレクターズ・エディシ
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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そもそも戦争映画に順位をつけるのも甚だおかしな話かもしれないが、この映画が優れてる
のは、どちらか一方を正義にみたてて偏ってないところ、戦争の不条理さ、軍の命令の
不条理さ、人間の脆さ・強さ、を描ききってる所だ。しかも、涙を流させるまでの感動作に
もっていけるところがスピルバーグの凄さ。

戦場のシーンはあまりに臨場感があって、あっというまって感じですよね。とにかく音の
こだわりはすごい。

そして、たった一人の二等兵を救出する為に、生まれる男達の葛藤と友情には胸が熱くなる。
キャスト陣の頑張り、特にアパム伍長を演じた、ジェレミー・デイビスは秀逸。
もし一般人が戦場にいけば間違いなく彼みたいに怯えるか、気が狂うだろう。そんな極限の
心理状態を見事に演じきってる。自分が逃がした捕虜が皮肉にも戦前にいる、そしてそれを
見つめる、あの顔・・・鬼気迫る演技力が素晴らしい。




プライベート・ライアン
販売元: パラマウント ジャパン

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戦争映画でこれ以上の名作を私は知りません。
冒頭の戦闘シーンがよく取り上げられ、私もまったく同感だけれど、この作品を見通した後に残る深く響き渡る感動に比べれば、大したことではありません。
戦うということの意味、生きるということの切なさ、決して言葉では表現できないメッセージが、見終わった人の心に残ります。

ところで、この映画を見たら、ぜひノルマンディーの米軍墓地を訪れることをお勧めします。そして、ミラー大佐たちが必死に目指した断崖を自分の足で登ってみてください。




プライベート・ライアン
販売元: パラマウント ジャパン

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あまりの凄さに何度も見返してしまいました
やはりこの映画の凄さは戦争シーンでもありますが戦争を体験してない僕たちに、これほどまでに戦争をしてはいけないと思わせてくれる事です。他の戦争映画にはこんなのはありません
いかにスティーブンスピルバーグが天才かやっと分かりました

自分はこの時代に多いどんな映画(セカチューとか)をみてもなけない悲しい子供でいつも泣けない自分になぜか罪悪感を感じていました
しかしこの映画をみた自分は本当に素直に初めて涙を流してしまいました(ホントに)
主役がトムハンクスというのもありましたが、ミラー大尉がライアンへ言う言葉が年老いたライアンのシーンがリンクして物凄く胸に刺さりました
こんな凄惨な映画で泣いたのか、といわれるかもしれませんが本当に素晴らしいです
映画をたくさん見てきた自分ですが、この映画は一生僕のベストスリーに入る映画となると思います

もっともっと素晴らしさを語りたいのですがありすぎて書き切れません
ぜひ見てください


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