和書 兵器・戦闘機 (65)
ドイツ軍の兵器比較研究―陸海空先端ウェポンの功罪
販売元： 光人社
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第二次世界大戦時のドイツ軍の兵器について、他国の兵器との比較を中心に論じています。といえば聞こえはいいですが、ドイツ軍が置かれた実情などをろくに考慮せず、素人考えの理想論を並べただけです。
それも事実誤認に基づいたものが多いので、トンデモ本の様相を呈しています。数字を挙げて論じているところも大雑把であり、単純化して分かりやすくと考えたのかとも思いましたが、読んでいくと単に著者が理解していないだけに思えてきます。他にも技術者と用兵者と兵器の開発行政を司るものと一緒くたに論じていたり、と穴だらけ。兵器の諸元や名称も誤記が多く、それで比較研究できたのか疑問です。事実認識も20年くらい前の本かと思えるようなレベルと感じました。
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毒ガスと科学者―化学兵器はいかに造られたか
販売元： 光人社
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第一次大戦のイープルでの塩素ガス使用から、軍縮による化学兵器の解体、化学兵器の拡散の現状など、簡潔、かつ詳細にまとめられた名著。
とくに、第一次大戦の化学兵器使用までの背景、開発史などにページが割かれた章では学術書では少ない歴史的背景まで言及されている。
読み物形式ではあるが、毒性、種別なども理解でき、化学兵器に関して正確な知識をつけたい方は一読されることをお勧めします。とかく映画、小説では間違った描写も多いので、資料としても良いのではないでしょうか。
地下鉄サリン以降、毒性の恐怖のみに主眼を置いた、ジャーナリズムスタイルの本があふれていますが、ほとんどこの本からの引用という場合が多いです。読まれるなら原典にあたるのが一番だと思います。
ノモンハン戦車戦―ロシアの発掘資料から検証するソ連軍対関東軍の封印された戦い (独ソ戦車戦シリーズ)
販売元： 大日本絵画
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ノモンハン戦は鉄で攻めてくるソ連軍に対し日本軍が肉弾で戦った無謀な戦という
イメージしか日本ではないが、冷静に数字で内容を語ってくれる新鮮な本。
いくらなんでもソ連軍に損害がなかったとは思ってなかったが、想像以上に
物質的にも精神的にもソ連軍側に損害があり、驚く。
またジューコフ将軍の登場もかなり政治的意味合いがある等新たな話題も多い。
でもなんといっても一番の見所は写真。
この戦の写真がこれだけ一度に見られるのはこれが初めてではないのか。
今まで日本の作家が文章だけで書いていたものをビジュアルで見られるというのは
やはり価値あると思います。
中島戦闘機設計者の回想―戦闘機から「剣」へ 航空技術の闘い
販売元： 光人社
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中島夜間戦闘機月光11型後期型 (モデラーズ・アイ)
販売元： 大日本絵画
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掲載されている写真は、まさにモデラーの目線でした。私も模型を始める前までは、機体の全体しか見ておりませんでしたが、模型を少しでもカジると、一般の人では全く意識しないようなところを観察します。まさにその目線でありました。機体はもちろん、リベットの位置もよく分かる。また、コクピット、斜銃周辺、脚周りなど、足りない部分なんてないかも知れません。
なんといっても実機写真ですから、フルカラーであるのが最大の長所といえる。もちろん全ページカラーです。
また、模型メーカーのタミヤが協力しているため、ページをめくると、ちょくちょくタミヤマークが現れ、塗装の注意や、製作に関するアドバイスをしてくれるのだ！これは初心者にはうれしいですね。
さらにうれしいのが、塗装及びマーキング図が１５機以上もあり、短いが、航空隊や搭乗していたエースなどの解説も掲載されていたところ。図面も入ってます。模型作成時の資料としては、これ一冊で十分だと思います。
このシリーズは初めて買いましたが、とても気に入りましたので、他の機種でも購入していきたいと思った。
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並べてみりゃ分る第二次大戦の空軍戦力―600機の1/72模型による世界初の立体的比較!
販売元： 銀河出版
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タイトルの通りの内容だったら、面白い企画になったと思います。実際には、適当に並べた白黒の写真がいくつかあるだけだし、撮り方の関係で大きさの比較さえままならないため、看板倒れの感を否めません。各機の諸元や概要は全く記載されていないので、初心者にはまったく何が何だかわからないでしょう。
本文は座談会形式で、マニアが居酒屋で戯れ言をだべっているような雰囲気です(もしくはチャット)。独断と偏見の連発なので面白いのは確か。しかしこれも、初心者が読むとかなり危険なような…。
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大阪砲兵工廠 (日本の技術)
販売元： 第一法規出版
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日本人の核兵器に対する認識を問う
販売元： 新風舎
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戦艦 扶桑・山城・伊勢・日向 (日本海軍艦艇写真集)
販売元： 光人社
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本書は日本海軍艦艇写真集ハンディ版の第2巻です。
この価格・このサイズで読めるものとしては定番であり、また充実した内容と言えるでしょう。「写真集」と銘打っていますが、全体のボリュームから見れば文章による解説も十分になされていると思います。装備の変遷や行動年表など基本的な資料として、まずは押さえておくには良いのではないでしょうか。
ただし執筆された時期から考えて、今となっては古い記述がありそうなので注意は必要かもしれません。
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重巡 古鷹・加古・青葉・衣笠 (日本海軍艦艇写真集)
販売元： 光人社
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本書は日本海軍艦艇写真集ハンディ版の第11巻であり、重巡洋艦を取り上げたものとしては4巻目にあたります。
この価格・このサイズで読めるものとしては定番であり、また充実した内容と言えるでしょう。「写真集」と銘打っていますが、全体のボリュームから見れば文章による解説も十分になされていると思います。装備の変遷や行動年表など基本的な資料として、まずは押さえておくには良いのではないでしょうか。
ただし執筆された時期から考えて、今となっては古い記述がありそうなので注意は必要かもしれません。