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和書 1093102 (124)



パサージュ論 第3巻 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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パサージュ論 第4巻 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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ゾルゲ追跡〈上〉 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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MI5勤務経験のあるディーキン、知日派ストーリィと来ればこれは、もはや最強コンビ。原書はたしか1966年だから40年近く前のものだが、いまもって古びない。緻密なはずのスパイ団だが、上巻には、日本の生活費をうっかり10年前の水準で計算していて、金欠になってしまうなんて、結構笑わせる部分も含む。ところどころ、政治学や近代史の研究者らしい詳しさでゾルゲを世界の中に位置づけるところもいい。英国での組合運動、北欧の共産党の内部の調停と駆けずり回るゾルゲは、今で言えば多国籍企業のビジネスマンである。




ゾルゲ追跡〈下〉 (岩波現代文庫)
販売元: 岩波書店

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パレスチナとは何か (岩波現代文庫―社会)
販売元: 岩波書店

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 私たちの眼差しがパレスチナに注がれるとき、そこに「問題」を見てしまう。だが言うまでもなく、そこには私たちと同じような日常がある。迂闊にも気づかなかったこの当たり前の事実を、本書は気づかせてくれる。
 ここに登場するのは私たちと同様に多種多様な人々だが、しかし私たちとは決定的に違ってもいる。私たちにとってアイデンティティの問いかけは観念的なものだが、かれらには命と身体とを賭した切実な問いである。「1948年」、本書のなかで何度も反復されるこの年号を境に、パレスチナの人々は「難民」となった。いや「自分のものではない勢力や暴力のしるしに従属」することになったのだ。かれらのアイデンティティには否応なく「他者」が刻印されている。イスラエルの捕虜となった男が当局のラジオ・インタビューを受ける場面(103頁)は漫画のように面白い。男は徹底的に屈辱的なピエロを演じきることで、これを茶番劇(パロディ)化してみせる。その根性と悲哀とが相俟って一編のコントになっているのだが、それがかれらのアイデンティティなのだと気がつけば、笑った気分も冷めてしまう。
 しかし厳しい境遇にもかかわらず、サイードが描くパレスチナは、どこか素朴な懐かしささえ呼び起こす。プルースト的といってもいい原郷への憧憬、それはAfter the last sky(最後の空も尽きた後に鳥たちはどこを飛べばよいのか)という原題に込めたサイードの祈りのような思いを反映しているのだろう。





父さんの犬サウンダー (岩波少年文庫 (2149))
販売元: 岩波書店

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ブッシュのアメリカ (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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混乱した大統領選挙から出発したブッシュ(ジュニア)政権は、様々なものをあとに残しつつ、おそらく8年の任期を満了するだろう。

本書は、その初期の2年半におけるブッシュ政権とアメリカ社会の動向を追い、取材した成果をまとめたものである。著者は、新聞記者としてワシントンに駐在するだけでなく、多くの地に足を運び、多くの人にインタビューを取りつつ、この時期の「ブッシュのアメリカ」とはどのようなものだったのかを示してくれる。表面的な報道だけではなかなか見えてこないアメリカの多様な側面に光を当てた記述は興味を誘う。ジャーナリスティックな好著と言えよう。

いずれブッシュ政権も回顧的評価の対象となる。この本の歴史的存在価値は、その際にもまた発揮されるものと思う。




ポストコロニアリズム (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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 岩波新書のポストコロニアル本だが満足感はイマイチ。
 どうも「ナショナリズムの名著」に書かれたスピヴァグやバーバーに関する論考
 をただ引き伸ばしただけのような印象を受けた。
 ある程度ポストコロニアルに詳しい人は別にして一般にはおすすめできない。
 値段は安価なので手に取ってみるのはいいのかもしれないが。




ウォルター・スコット邸訪問記 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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哀詩 エヴァンジェリン (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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