戻る

前ページ   次ページ

和書 1093102 (269)



デストロイヤー/国際麻薬組織 (創元推理文庫 159-4 殺人機械シリーズ 4)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






デストロイヤー/直下型大地震 (創元推理文庫 159-5 殺人機械シリーズ 5)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






デストロイヤー/アメリカ売ります (創元推理文庫 159-6 殺人機械シリーズ 6)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






デストロイヤー/ネメロフ男爵の陰謀 (創元推理文庫 159-8 殺人機械シリーズ 8)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






デストロイヤー/殺人狂警官 (創元推理文庫 159-9 殺人機械シリーズ 9)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ポンスン事件 (創元推理文庫 106-2)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

地味で魅力のないタイトルに反して中身は充実のおもしろ本格ミステリ。

謎解きの過程が実に現実的でリアルなのがまずいいです。
名探偵が天才的ひらめきでパズルを組み立てるように謎解きするのではなく、
刑事が足でこつこと捜査しながら地道に捜査を積み重ねていきます。そのため
少しづつ謎がほどけていく、あるいは謎が深まっていく過程を楽しむことがで
きます。

こつこつ地道だからと言って謎解きの意外性に欠けるわけではありません。わ
ずかな手がかりから推理と捜査を積み重ねて驚くべき真相にたどりつくのは
1度や2度ではありません。素人探偵が登場して刑事と謎解き合戦をするのも楽
しい趣向です。本格ミステリですが、トリックや謎解きだけに頼らず、巧みな
プロットでサスペンスを盛り上げて読者が惹き付けられる面白い読み物にしよ
うと努力している点にも感心します。

もちろん本格ミステリとしての結構もしっかりとしていますし、最後に顕われ
てくる真相も意外性十分。クロフツを見直させられた一品でした。





フレンチ警部の多忙な休暇 (創元推理文庫 106-22)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






フレンチ警部と紫色の鎌 (創元推理文庫 106-7)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

フレンチと言えば「アリバイ崩し」「海・鉄道に関連した」
というイメージが私にはあったのですが、この作品は
どちらも「重要」ではない異色作に入ると思います。

推理小説にはよく使われる「被害者の相談」から話は始まります。
この最初の相談で苦渋を味わったフレンチ。
「必ずや犯人逮捕」といつもの闘志で立ち向かいますが、
何が起きているのかさえ掴むのが難しく、掴んだところで
有効な打つ手はなく、遅々として進まない捜査。

じりじりと一歩一歩解決に進んでいくフレンチ
にしては珍しく?犯罪の渦に巻き込まれながら
核心に迫って行きます。

そして、解決の決め手になった事は・・・?

読み終えた時には「フレンチには悔しい事件」と







矢の家 (創元推理文庫 113-1)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

さるお金持ち、ハーロウ夫人が亡くなった。そして遺産はその養女、ベティの手に。

ここで夫人の義弟、ワベルスキーは、夫人が亡くなったのはベティが毒殺したからだと訴える。

ベティは顧問弁護士に助けを求め、パリ警視庁からはアノー探偵が現地へと赴く。

読んでいる途中、アノー探偵がポアロのプロトタイプにおもえたが、この探偵のデビュー作は1910年、ポアロより先でした。ちなみにこの作品は1924年。

1つの脅迫、そして、舞台の街に広がる強請りの手紙、そして殺人。

これらが最後に見事に解かれていきます。

個人的に少々、芝居がかった描写が気になりましたが、これは人それぞれでしょう。

面白かったです。




幽霊狩人カーナッキの事件簿 (創元推理文庫 F ホ 3-2)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

幽霊狩人とは言っても、強靱な肉体と精神力を備えた幽霊退治屋が迫り来る妖怪化け物をバッタバッタとなぎ倒す、というわけではありません。
この物語に出てくるカーナッキ君は肉体的にはごく普通の、ただやたらオカルトに詳しいだけの、一体何を仕事にしてるのかよく分からない、うさんくさい人間です。
たまに本当にこの道のプロなのか?といいたくなるほど飛んでもない凡ミスを犯したり、
あまつさえ、ブライアン・ラムレイが言ってるようにその現場から逃走したりもします。
情けないと言えば情けないのですが、まあ現実的に見た場合そんな物かなとも思いますし。
しかし、トリックの一部が憶測混じりでイマイチはっきりしないのは困りもの。
テイストとしては月刊ムー辺りに載ってそうなうさんくさい体験談みたいですね。

作品の並びは国書刊行会版とは変更されていて、「次はどっちだ?」というワクワク感は
(というか、国書刊行会の並びでは最初の三編以降はなんかがっかりな出来なんですけど)
個人的には訳が秀逸で読みやすかったです。

・礼拝堂の怪
カーナッキ初登場
とある旧家の礼拝堂で執事が何者かに刺された。しかし、その場に目撃者が居たにもかかわらず誰が、どのようにして彼を刺したのかは判らない。果たして事件の真相は?
・妖魔の通路
とある旧家で起こる毎夜の怪異。どう見ても心霊現象にしか見えないそれらの元凶はいったい何なのか?
・月桂樹の館
友人が買い取ったという家はあるいわくが付いていた。彼自身が体験したという話を聞いてカーナッキも調査に出かけるが……。
・口笛の部屋
夜になると毎夜とある部屋から聞こえてくる口笛。太古の悲恋が明らかになる
・角屋敷の謎
カーナッキが心霊探偵を始める前。母親と一緒に暮らしていた頃の話。
・霊馬の呪い
「この家から嫁いだ娘には霊馬の呪いが降りかかる」そんな言い伝えのある旧家で起こった怪異。果たして本当に霊馬の呪いなのか?
・魔海の恐怖
逃げ場のない海原で襲い来る怪異。この呪いを祓うことが出来るのか?
・稀書の真贋
これまでとは一風変わった正統派古書探偵もの。唯一無二であるはずの稀覯本が2冊が存在した?!カーナッキが真相を暴く
・異次元の豚
毎夜奇妙な夢を見るという依頼を受け、催眠治療を開始するカーナッキだが事態は思わぬ方向に。実質的な最終回。それなりに分量はある。
・探偵の回想
探偵は回想する。自らの事件を。剣の呪いを、血の滴る屋敷を、不気味な霊馬の嘶きを、黒い影の恐怖を。
カーナッキの事件を著者自らが13ページにまとめた貴重な掌編。本邦初訳……らしい

どうでも良いですが、このカーナッキには"Ghost Hunter"ではなく"Ghost Finder"という肩書きが付いているらしいです。日本語ではどう訳されるのかイマイチ判りかねる単語ではあります


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ