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和書 1093102 (270)



船から消えた男 (創元推理文庫 (106‐25))
販売元: 東京創元社

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ホッグズ・バックの怪事件 (創元推理文庫 (106‐26))
販売元: 東京創元社

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ホッグズ・バックというのはイギリスの地名で、いくつかの村からなる地方の名前だそうです。この本の冒頭にはこの地方の地図が掲げてあるのですが、これをきちんと参照しながら読み進まないとこの作品の面白さはなかなか味わえません。4件の殺人が起き、容疑者が6名くらいいて、それぞれにアリバイがあって全ての殺人を実行できる者が見当たらないという趣向なのですが、アリバイの多くが、殺人が起きた時にホッグズ・バックの別の村にいたというものなので、それを地図で確認しないとイマイチ実感が沸かず、犯人のトリックを見破ることもできないのです。

終章でフレンチ警部が謎解きをしてみせる際に、彼が64もの手がかりを挙げて論証するのですが、ひとつひとつについて何ページに出てきた手がかりなのかが示してあります(翻訳関係者泣かせの構成だなあ)。これが、クイーンの発明した“読者への挑戦状”に対抗する技として活きています。正直言って私は読み進める際には推理をせずいい加減に読んでいたのですが、終章に入ってから改めて手がかりのページを読み返すうちに、自分がいかに注意を怠って読んでいたかを思い知り、反省させられました。




マギル卿最後の旅 (創元推理文庫)
販売元: 東京創元社

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老富豪が北アイルランドで忽然と姿を消し、格闘の行われたらしい痕跡と血痕のついた帽子だけが残されていました。フレンチ警部が捜査に乗り出したところ事態は急展開を迎えるというお話です。

クロフツというとアリバイ崩しが有名ですが、本作もそれを主眼としています。
ただ、事件がかなり込み入っており真相を見つけるのには骨が折れるでしょう。

舞台は彼が育ったベルファスト、船・鉄道・自動車といった様々な交通手段を駆使し、大きなトリックの脇にも小さなトリックを混ぜておく。
まさにクロフツの持つ要素が凝縮された作品であり、完成度としても非常に高いと言えるでしょう。




夜の声 (創元推理文庫 (536‐1))
販売元: 東京創元社

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「夜の声」は東宝映画「マタンゴ」の原作であるが、映画とはまた異なった忘れることができない物語。今、読みたいなら「怪獣総進撃」(出版芸術社刊)くらいしかない。またホジスンはポーの作品を愛した人であったが、自らの作品はクトゥルフ神話でおなじみのラブクラフトに多大の影響を与えている。「マタンゴ」、ポー、ラブクラフトに興味がある人にはホジスンの作品はいずれも期待を裏切ることはない。幽霊ハンター・カーナッキーのようなシリーズもあるが、概してひしひしと迫る怪物の恐怖、孤立感、そしてロマンスに満ちた物語である。
復刊を待ちたいが、待てないと言うファンで英語でも読みたいという方には Collected Fiction of William Hope Hodgson という全集もあります。ペーパーバックでも豊富にある。それなのに邦訳がわずかというのは惜しい。本書などは一読すれば必ずホジスン・ファンになること間違いない編集なのだが。









デストロイヤー 細菌戦争 (創元推理文庫―殺人機械シリーズ)
販売元: 東京創元社

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デストロイヤー―ウォー・ゲーム (創元推理文庫―殺人機械シリーズ)
販売元: 東京創元社

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総合カリキュラム―理論から評価まで
販売元: 日本文教出版

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認識論のメタクリティーク―フッサールと現象学的アンチノミーにかんする諸研究 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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始まりの現象―意図と方法 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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マーラー―音楽観相学 (叢書・ウニベルシタス)
販売元: 法政大学出版局

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