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和書 1094378 (90)



ポール・オースターが朗読するナショナル・ストーリー・プロジェクトVol.4 戦争/愛 篇
販売元: アルク

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魔女の1ダース―正義と常識に冷や水を浴びせる13章
販売元: 読売新聞社

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 米原万里の様々な媒体での原稿をまとめた書籍も中々楽しめるが、本書は書籍としての完成度が高い。編集者と著者の意気込みと計画性が感じられる完成度である。単行本となることを見据えて、活字作品を作り上げる、活字媒体に対する尊敬と愛を感じる。全編の記述とスピードに統一感のあるものとなっている。
 本書によって、米原万里の学識と見聞の深さと広さを、今文庫本で手に出来る幸せを噛み締めた。
 米原万里の手により正義と常識の儚さと薄っぺらさが、次々と暴かれる。お見事である。




魔女のホウキに乗っかって―マザーグースと三匹の子豚たちの世界一周卒業旅行
販売元: ハイセンス出版

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桐島一家の卒業旅行
3番目の桐島ローランドが高校を卒業。
これは桐島洋子の母親業卒業でもあるとのことで、
贅沢な家族旅行を敢行

「マザーグースと三匹の子豚」では、アメリカ国内のみでゆったりと生活を楽しんでいたが、
今回は世界各国を周遊。
旅行のランクも桐島洋子の豊富な人脈でとても豪勢なものになっているが、
これは彼女の子供たちへのプレゼントとも取れる

長女のかれんがイラスト担当、次女のノエルが文章担当、
長男のローランドが写真担当で、母親が編集及びツアーコンダクター。
上手に役割分担をしながら、旅行記をまとめている

とても良い思い出になるだろうなあ!これは楽しそう!というのが一番の感想
家族で国内、国外の旅行や旅行に限らず思い出の作り方なども参考になるかも。
私もここまでとはいかなくても家族とこんな思い出の綴り方が出来たらと思います




マッカーサーの二千日 (1974年)
販売元: 中央公論社

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真昼の星空
販売元: 中央公論新社

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日々の種々のことを、しっとりと書いたエッセイはもちろん好きなのですが、この『真昼の星空』のように、米原万里さんの広い見聞と旺盛な好奇心が、いろいろな方向に花開いたような、自分の全く知らない世界を見せてくれるエッセイは、読んでいてわくわくしました。ギリシャ神話からオペラからロシアがソビエト連邦であった頃の話から、通訳の悲喜こもごものこぼれ話から、もう縦横無尽に話が尽きなく、本当にリフレッシュさせてもらいました。「絶食のすすめ」という話には、唸らされました。「脅迫観念に追いまくられるように、あるいは中毒患者のように情報を飲み込み続ける現代日本人」についての一考なのですが、間断なくエサを食べさせられ続け、卵を産まされ続けてボロボロになった鶏が絶食する方法の治療で見事に、年齢相応の健康さに戻ったという挿話を挟んで、情報を咀嚼しそれを知性にまで高めるためには、今の日本人のようにのべつ情報をインプットし続けることは、いかがなものか、という提言なのでした。のべつ本を読んで、読まないと落ち着かない気分になる誰かさんの胸にぐさっと来ました。もう、どれもこれも明快で知的で、ユーモアを交えて書かれたこの本、おもしろかったのですが、「ちいさいおうち」という題で、岩波の懐かしい絵本についてふれた文章がありました。これは、本当に心温まる可愛いお話なんです。私も大好きでした。レトロなちょっと色がぼやけたような具合で、絵もとてもかわいいし、当時は小さいサイズの絵本でした。私は“ちいさいおうち”が、郊外に引っ越すところが不思議で、家を本当に運べるのか?と、何度も何度も母に聞いたことを、よく覚えています。
お元気で今後のご活躍、期待しています。(米原さんに、いらぬおせっかいだと言われちゃうかな?)




真夜中の太陽
販売元: 中央公論新社

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なんだか読むと切なくなる。日々のニュースに腹を立てたり悲しくなったり。いっそのこと目をつぶっちゃえばいいのかもしれないけど、好きな相手のこととなればそうもいかない。愛する日本、だからこそお前はどうなっちゃうの…という筆者の想いが伝わってきます。自分(自国)だけが幸せならばいい、という時代から少し隣の人(隣国)のことも考えられるような時代になればいいですね。




マリコ
販売元: 新潮社

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マリコ (1980年)
販売元: 新潮社

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マリーとマサトラ―日本人ダイバーとアボリジニーの妻
販売元: 文藝春秋

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中野不二男氏は、学術的なアボリジニーの調査、「アボリジニーの国」の執筆を1980年台前半にされ、その取材活動中にブルームの日本人ダイバーから聞いた零戦パイロット(捕虜)の話しが出発点となって、カウラでの暴動事件「カウラの突撃ラッパ」(日本ノンフィクション賞受賞)を執筆している。

本書は、日本人ダイバーとアボリジニーの妻、その子供たちのルポである。本来なら、中野氏の中心的研究、取材活動の成果が本書になるはずであるが、「カウラの突撃ラッパ」があまりにも良いできであるため、本書はちょっと霞んでみえてしまう。

前著「アボリジニーの国」が総論であるとすると、本書は一家族に焦点を当てた各論であるといえる。




マリー・ルイーゼ―ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ
販売元: 文藝春秋

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至るところに、マリー・アントワネットの亡霊が徘徊している。この本
の作者は、『ベル・バラ』のファンなのだろう。そして、ご自身がしょ
っちゅう本の中に顔を出す。下手な観光案内もおびただしい。文章の手
入れをするべきである。推敲を一度でもやったのだろうか?

日本では、いかにくだらない駄作であっても、装丁は必ずといってよい
程ハード・カバー。肖像画のある程度のものでも持ってくれば、中身も
あるものか?と見た目には思ってしまう。外国みたいにペーパー・バッ
クにして安くした方が良い。肖像画で思い出したが、この本のヒロインは
ブロンドではなかった。(なのに本の中ではブロンドだと出てくる…。邦
人に多いというブロンド・コンプレックスらしい)

が、ひとつだけ上手いところがあった。男尊女卑のせいか、お妃という
のは大抵が下ネタに強い関心を持たれる。つまり、いつ亭主とヤッタか
?だ。が、この本では、上手く表現出来ていた。(作者の妙な才能か?)

マリー・アントワネットは山程嘘話しが作られた。それをみんな信じて
いるらしい作者のアホらしさ。(このヒロイン、マリー・ルイーゼはM.
アントワネットに可愛がられたどころか、一面識すらないのだ)

自分が何について著わそうとしているのか、まず第一にそれを踏まえて
書いて下さい。


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