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和書 3327251 (133)



植民地―帝国50年の興亡 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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かつての日本の植民地問題に関しては、かつての支配者日本と、かつての被支配者韓国・朝鮮の間にて歴史観による対立は今も激しい。この問題を解決すべき唯一の方策は、まず正確な歴史を学ぶことだ。この本はスタンフォード大学フーバー研究所のアメリカ人研究者によって書かれたものだ。つまり、韓国・朝鮮の歴史研究者による愛民族感情による、歴史神話の創造や捏造とは無縁だ。そして日本の歴史研究者による韓国・朝鮮に対しての侮蔑心や日本人の民族的優越感とも無縁だ。アメリカ人だからこそ、当事国の民でない第三者民だからこそ客観的かつ正確に分析し纏めることが可能なのだ。この本は高度な社会科学分析による検証にて纏め上げられた本だ。一般向けに出ている歴史書のなかで、これほど正確な事実をつかんで適確に書かれたものは他にない。いま流行している「まんが嫌韓流」などを読み近代史に興味を持たれた方は必読すべき本だ。この本を読むと、韓国や朝鮮の神話・捏造も鋭く見抜けるだろう。感情論に走らず、正確な知識を得よう!近代史の世界は壮大で興味深いものだ。




工業化の軌跡―経済大国前史 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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この本は、非常に刺激的な本である。従来、経済史の本は、無味乾燥で退屈なものという印象があった。しかし、本書は、このような評者の先入観を払拭し、経済史の面白さに気付かせてくれた。

このために、筆者は次のような工夫を施している。まず、最新の理論をわかりやすく解説し、その「当てはめ」を行なっていることがある。そのことにより、非論理的に処理されていた事柄の多くは、実は重要な経済的意味を持っていたことが明らかにされている。もうひとつは、経済における制度の意味を平易に解説した点である。明治期以降の日本政府の制度整備が、資本主義的な経済発展の土台となった。しかし、これが第二次大戦によって、日本経済の制度が、現代的なものに変わったという。

以上のような筆者の工夫によって、本書は、平易だが、非常に密度の濃い内容になったと思われる。しかし、気になった点がある。それは、サクセス・ストーリーにやや偏っている点である。歴史上、人々の様々な失敗や挫折があったはずである。その失敗を糧に先人は何を学び、学ばなかったのか、この点についての言及があれば、さらに良くなったのではないかという気がする。 しかしながら、本書は、経済学や経済史に詳しくない方にとっても非常に読みやすく、万人に薦められる著作だと思う。




高度成長―日本を変えた6000日 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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吉川洋といえば、マクロ経済学の先生でケインジアン、理論派というイメージがあったが、本書は社会の実相を描いた社会史といったものである。確かな視点を背景に語られるため、自然な形で高度成長の歴史を振り返ることができる。著者の生きた時代に対する愛着も感じられる好著である。

成長の原動力についての議論は、輸出主導という考え方を一応退けているが、そのあたりの分析を、著者のほかの本で読んでみたくなる。




女性と家族―近代化の実像 (20世紀の日本)
販売元: 読売新聞社

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20世紀の日本人―アメリカ黒人の日本人観 1900‐1945
販売元: 五月書房

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20世紀の民族と革命―世界革命の挫折とレーニンの民族理論
販売元: 社会評論社

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20世紀の法哲学―法哲学会年報〈1997〉 (法哲学年報 (1997))
販売元: 有斐閣

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20世紀の滞日済州島人―その生活過程と意識
販売元: 明石書店

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20世紀の瞬間―報道写真家‐時代の目撃者たち
販売元: 光文社

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著者のモリス氏は長年にわたって写真編集者を務めた人物で、その経歴はライフ誌に始まって報道写真集団マグナムに参加し、NYタイムズからナショナルジオグラフィックと、アメリカメディアの中心に位置する雑誌や新聞、写真集団が名を連ねている。
著者の回想録という形式をとっているが、著者の経歴が経歴だけに、そのままアメリカ報道写真史とも言えよう。また、同時に1950〜60年代のアメリカメディアをリードした、いわゆるグラフジャーナリズムの内側を語っている点で、戦後のアメリカメディアを分析する際には欠かせない資料ともいえる。
そのほか、本書は「読み物」としての構成も見事で、巻頭のロバート・キャパがノルマンディー上陸作戦の写真を持ち帰るエピソードから、読者をひきつけて離さない文章が続く。時代が時代だけに、どうしても戦争に関するエピソードが多くなるのだが、ひとくせもふたくせもある報道写真家達の横顔にも読ませどころは多い。
そして、グラフジャーナリズムの全盛期から、その終焉までを見届けた著者の回想は、単なる老人の思い出話にとどまることなく、現代にもつながる教訓に満ちている。あえて名を秘すが、現代日本においてグラフジャーナリズムの復興を志した某誌が、見るも無残な大苦戦を強いられている原因も、本書にはそのヒントが隠されているように思えてならない。
グラフジャーナリズムの鎮魂歌として、そして現代のジャーナリズムが抱える問題点を鋭く指摘した本として、多くの人にお勧めしたい。




20世紀の経済と文化―大阪経済大学日本経済史研究所開所70周年(2003)記念 (大阪経済大学日本経済史研究所研究叢書)
販売元: 思文閣出版

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