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和書 3327271 (10)



1/2の埋葬 下 (〔ランダムハウス講談社文庫〕 (シ4-2))
販売元: ランダムハウス講談社

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埋葬した4人、マイケル、マーク、アシュリー、グレイス。誰が誰を出し抜くのか。

下巻も面白いです。
ただグレイスさんは超能力を信じ過ぎじゃないかなぁ。
終盤の捜査がもう少し丁寧なら文句なしの5点でした。
作者はなかなかのストーリーテラーだと思います。




1/2の少女 (山崎哲戯曲集)
販売元: 思潮社

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1/2の足枷 (キャラ文庫 さ 4-1)
販売元: 徳間書店

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1/2より愛してる (講談社X文庫―ティーンズハート)
販売元: 講談社

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1/2ペアレンツ―私はパパとママの連絡便
販売元: 集英社

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1/31の路線図―かくちまさひろ遺稿集
販売元: 北日本新聞開発センター

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1/41 同級生を巡る旅
販売元: 情報センター出版局

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1/4のオルゴール―ROUTE307はビートルズと共に
販売元: 新風舎

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1/4のオレンジ5切れ
販売元: 角川書店

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読み耽る。まさにそのようにして、この本を読んだ。
『ショコラ』とはずいぶん異なる印象におどろく。

『1/4のオレンジ5切れ』とはまた、変わったタイトルだが、これこそが
この作品の核心でもある。
主人公フランボワーズが9歳の夏。そして秋に起こったこと。
じきに65歳になる彼女が回想し、自身にも読み手にも開放しようとする記憶を
確かめたくてページを繰る手をとめられなかった。

父が戦死したあと、遺された農園を切り盛りする偏屈な母との確執がくりかえし
描かれ胸がいたむ。三人兄弟の末子で、意固地で厄介ごとばかり起こす
フランボワーズもまた自分をその型にはめて動こうとはしない。
戦争の影は色濃く、人々の心や生活にさまざまな波紋をおこす。
秘密、秘密、秘密。
誰もが、いわば生き残るために人に言えない秘密をかかえこむ。
フランボワーズもまた、勝ち気さとわがままの境で秘密をもつこととなるのだ。

母が残した雑記帳を読み解きながら、フランボワーズは母と自分の過去をだぶらせ、
真実を求めてゆく。
息苦しいばかりの夏の日の果樹園のことごと。願いをかなえるための釣りの仕掛け。
ドイツ兵との交流。そこにフランボワーズの幼く昏い葛藤とあふれんばかりの
憬れがあった。
そして、オレンジの香が、その記憶を鮮明に裏付けるのだ。

手探りで過去をさかのぼり、そこに母の真実の思いを見てとり、自身の来し方をも
見つめ直した彼女は、ようやく愛に満ちた平安を感受することができた。
人は、愛された記憶によって救われるということが哀しくも切なく胸をうつ。
そうやって手にした過去もろとも「今」を享受するフランボワーズの姿に、私は
感動を禁じえなかった。






1/4メロン
販売元: 郁朋社

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