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和書 467252 (354)



海外文学・詩論 (野口米次郎選集)
販売元: クレス出版

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野坂昭如コレクション〈1〉ベトナム姐ちゃん
販売元: 国書刊行会

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「ノサカアキユキってあれでしょー深夜のテレビに出てるへんなオジサンでしょー」「いや若いときのノサカは凄かったんだってばもう天才でかのミシマですら…」なんて言い合う光景は、本好き小説好きが集まる場末の酒場なんかではもう何度繰りかえされたかわからない。実際十年前あるオジサンに「ノサカをバカにすんな」と説教された若造だった僕も同じセリフを言うオーヴァー三〇になってしまった。文学好きな若いもんに貸してはいけません。返ってこないから。そんなわけで僕が持ってるこの本は二冊目。「骨餓身峠死人葛」が入っている一冊も女の子に貸したまま、さてはていつ返ってくるのやら。すくなくともああいう枯渇の仕方をしなければ、当然中上・大江・古井くらいの作家にはなっていたはず、とこれもまた文学好きの常套句。




野坂昭如コレクション〈2〉骨餓身峠死人葛
販売元: 国書刊行会

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「入海からながめれば、沈降海岸特有の、複雑に入り組んだ海岸線で、針葉樹におおわれた岸辺、思いがけぬところに溺れ谷の、陸地深く食いこみ、その先きは段々畠となって反りかえる。南に面した地方のそれとことなり、玄海の潮風まともに受けるこのあたりでは、耕して天空にいたるといった旅人の感傷をすら許さぬ気配、人間の孜々たる営みを自然のあざわらうようで、それは、いずれも尖端にちいさいながら激しい瀬をもつ岬の、屋根となって谷あいをかこみつつ、背後の、せいぜい標高四百メートルに満たぬ丘陵にのびる、その高さに似合わぬ険しい山容のせいでもあろう」。…この冒頭を読んでしまったら、やはり続きを読まねばなるまい。三島由紀夫、澁澤龍彦らを震撼せしめた若き日の野坂がものした「骨餓身峠死人葛」こそ、「戦後文学」最高傑作の一つといっていいはずだ。さる思想家は「崇高」には「戦慄」という感情性が伴うといった。彼にしたがえば、この一編は間違いなく「崇高」である。




野坂昭如コレクション〈3〉エストリールの夏
販売元: 国書刊行会

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野坂昭如リターンズ〈1〉真夜中のマリア・てろてろ
販売元: 国書刊行会

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内容は暗くてエロくてグロテスクですらあるのに、文体は軽妙でテンポ良く読みやすい。だからこそ奇異で悲惨な登場人物たちの悲惨なラストは決して後味の悪いものではない。こういう人達がいて、こんな生き方があるのか…と、読み終えたあと、ただ圧倒的な脱力感があるのみだ。設定の際どさも然ることながら、野坂昭如の「火垂るの墓」とは違う勢いと天才ぶりが分かる作品だ。




野坂昭如リターンズ〈2〉エロトピア
販売元: 国書刊行会

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野坂昭如リターンズ〈3〉騒動師たち・水虫魂
販売元: 国書刊行会

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野坂昭如リターンズ〈4〉一九四五・夏・神戸、東京十二契
販売元: 国書刊行会

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ノヴァーリス全集〈1〉
販売元: 沖積舎

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ノヴァーリス全集〈2〉
販売元: 沖積舎

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