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和書 467258 (375)



すてきなあなたに〈3〉
販売元: 暮しの手帖社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本棚にあるだけで気持ちが豊かになるような本がありますが、これはまさにそのような本です。暮らしの手帖連載の同タイトルのエッセイを大橋 鎮子さんが編集し、昭和50年の1巻に始まり現在は5巻目が発刊されています。お料理やおしゃれ、人とのふれあいなどの日常のふとしたことをテーマに、お育ちの良いお嬢様のまま加齢された作者の上品な随筆が堪能できます。大橋さんが書かれたり、あるいは原稿中で大橋さん達が語る日本語の折り目正しい美しさも魅力ですが、このエッセイを読んで感動するのは大橋さんの気配りの細やかさ、あるいは相手の気配りの細やかさに気づくデリカシーなのではないかと思います。たとえば帝国ホテルの旧館が今日取り壊されるというその日に制服の老ポーターが無用となるプルニエレストランの大きな扉の真鍮の取手を懸命磨く「ホテルの表で」(1巻)、など大橋さんの心のやさしさ、普通の人なら見落とす小さな幸せに感動するナイーブさがあっての作品です。
 お料理にしてもおしゃれにしてもちょっとしたアイディアがつまっていたりそれぞれ滋味豊かなエッセイとなっています。もう一つ「すてきなあなたに」にはしみじみとした味わいがあります。それは大橋さんのどのエッセイにもすこしずつ漂っている寂寥感です。ご友人との楽しい食事をえがかれた篇にも、雨の休日にさて何をしようと考えて冷蔵庫の余りものを利用して晩のシチューを作る篇にもその篇がかかれた後の大橋さんのお姿、楽しい語らいを思い出しながらお一人地下鉄を利用してご自宅へ帰られるのかなとか、そのように大活躍してつくられたシチューをその晩にお誘いする方がいるのだろうかなどと思わせたりする余韻があります。1巻から座右として愛読してきていますが、装丁にまでしっかりとしたご自分の好みを凝らしておられて「すてきなあなた」は大橋さん、あなただと思います。





すてきなあなたに〈4〉
販売元: 暮しの手帖社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1巻から続けて揃えています。いつ読んでも、丁寧な暮らした方のヒントに心が和みます。この本も永久保存版。心が疲れたとき、ぱっとページを開きたくなる宝物です。




すてきなあなたに〈5〉
販売元: 暮しの手帖社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

温かい文章で読む人の心を穏やかにしてくれる本です。
1巻から共通したことですが、何年たってからでも読み返したい本ですので、エッセイを書かれた年月が記載されているとよいと思います。大橋鎮子さん以外の方の文章もあるようですが、どなたが書かれたのかわからないのが残念です。
個人的にお菓子の作り方は、砂糖と生クリームが多いように感じるので、雰囲気だけを味わっています。




すてきなミセスしませんか
販売元: 近代文芸社

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すてきな気ごこち (講談社文庫)
販売元: 講談社

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すてきに笑顔
販売元: 文芸社

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すてきに老いゆく
販売元: 主婦と生活社

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すてられたひまわり
販売元: 新風舎

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すでに遥か彼方 (角川文庫 (6021))
販売元: 角川書店

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すとろんぼりの独り言
販売元: 文芸社

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