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和書 467260 (9)



すらすら読める風姿花伝
販売元: 講談社

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この本はちょっと読みづらい風姿花伝を林望先生によって解説付きで読ませてもらえる本。
もともと、ゼミの中で話していたのが元だとか。

原文には総ルビで、下段にはそれの口語訳がついている。
そして林望先生の解説がその後に続く。
こういう本って初心者にはとってもありがたい。

そして、風姿花伝の内容はと言えば。
元々は能に関する芸術論というか一子相伝の秘伝の書。
現代のすべての分野でその道を究めようと思ったら必読。

「上手は下手の手本、下手は上手の手本なり」なんて言葉は慢心を戒める機知に富んだ言葉だ。
あるいは、次の文章などもしっかりと受け止めたい。
「わが風体の形木を窮めてこそ、あまねき風体をも知りたるにてはあるべけれ(p132)」
これの口語訳は以下
「なにごともまずは自分の基礎となるところをきっちりと身につけてこそ、その先の応用的な広い工夫のあれこれも知ることができるのである(p132)」

まずは、この本を読んでから原書にトライする事を勧めます。






たまきはる
販売元: 早稲田大学出版部

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だれでも読める古事記
販売元: 櫟

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ちかみち源氏物語 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社

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ちょっと気の利いた 漢文こばなし集
販売元: 大修館書店

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 中国版「走れメロス」を紹介する。話の筋や人物設定は少し違うが、約束を守るために、自分の命や自由を脅かす場所へあえて引き返す点ではよく似ているのである。
 南宋の趙一徳は、捕虜として燕京に連行され、鄭という家の下僕になった。三十余年して故郷に残している父母に会いに帰りたいと願い出、一年経ったら帰ってくることで、故郷に帰ったところ、母一人いた。その母を残して、約束どおり燕京に戻ってきた。
 そこで、主人の鄭阿思蘭は、一徳を奴隷の身分から解放してやる。しかし、その主人の身に災難が待ち受けていた。無実の罪で罰を受けそうになったのである。一徳は阿思蘭の潔白を明らかにして助けたため、財産を褒美にもらえるはずのものを辞退する。受け取らずに故郷に帰る。故郷の母に仕えられるだけで満足する。それは、親孝行・人間愛への賛美ということになる。
 こういう美談は、古い話「勧善懲悪」的ではあるが、人間が基本的にあるべき姿を示してくれており、本書著者と共感するところである。
 本書には、この他「死なない方法」で死なない方法を学びとるはずの本人が死んでしまう皮肉な話が紹介されている。また、「風が吹けば桶屋が儲かる」という日本の諺によく似た「鼠は猫よりも強し」という詭弁を紹介しており、それぞれに面白い23話が載せられている。
  




てつ100%
販売元: シンコー・ミュージック

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『とはずがたり』の諸問題 (研究叢書)
販売元: 和泉書院

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とはずがたり・中世女流日記文学の世界 (女流日記文学講座)
販売元: 勉誠社

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とりかえばや物語 (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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初めの方の左右大臣の間違いは訳者の責任ではないミスかもしれません。
しかし「右大臣の四君」に「右大臣の四女」、「大君」「中君」に「長女」「次女」の訳語をあてているのは王朝物の物語の訳としてあまりセンスがないと思います。また、『妻』としての「女房」と『侍女』としての「女房」と「妻」と「北の方」が混在していたり、最後の方で男女の取り違えがあったり、和歌の解釈などでも違和感を感じるところがあったり、決して訳の質が良いとは言えません。

真面目に読みたいのならば、講談社学術文庫版の方をお薦めします。(四分冊で高いので手軽とは言えないのが難ですが)
話の面白さを楽しめれば良いという人には、翻案ですが氷室冴子の「ざ・ちぇんじ!」あるいはこれの漫画版をお薦めします。人物の関係が簡略化されて、結末も違っていますが、とても面白く仕上がっています。
(田辺聖子版は未読です)




とりかへばや (中世王朝物語全集)
販売元: 笠間書院

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