和書 467264 (21)
韓国昔ばなし〈上〉
販売元: 白水社
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01年に韓国で出版された「昔ばなし集」から、訳者が「日本にまだ紹介されていない話」を中心に編集・翻訳したもの。
巻末には、各々の「はなし」ついて、韓国内で類似のもの、日本のものとの近いもの、等の簡単な解説もある。
「昔ばなし」と聞けば、「子供向きでは?」と敬遠する人もいるだろうが、本書は、実際のところ「文化紹介本」である。勿論、子供が読んでも楽しいであろうが、隣国に興味のある「おとな」が読んでも十分に楽しめると思われる。
訳もよく、類似の本と比べて、読みやすいのがいい。
韓国昔ばなし〈下〉
販売元: 白水社
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カンボジアの民話世界
販売元: めこん
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ガイドブック 日本の民話
販売元: 講談社
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ガイドブック世界の民話
販売元: 講談社
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楽劇ANZUCHI(あづち)―麗しき魔王の帝国
販売元: 白水社
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妖怪草紙 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社
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田中貢太郎日本怪談事典―伝奇ノ匣〈6〉 (学研M文庫)
販売元: 学習研究社
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消えるヒッチハイカー―都市の想像力のアメリカ
販売元: 新宿書房
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濡れた猫を乾かそうと電子レンジに入れて死なせてしまった飼い主が電子レンジのメーカを訴えて損害賠償金をとったという、アメリカがいかに訴訟社会であるかということを表現するときに使われる有名な本当とされている話がある。このことが本当なのか興味があり行き着いたのがこの本だった。
この手の話は非常に多く、また、いろんなバリエーションがあり、なんでも訴訟にするアメリカならではのジョークであることがこの本を読んで確信できた。
民俗学の入門書としてのみでなく読み物として十分面白く、特に個人的には収録されている「暗闇で一発」という話には思わず声を出して笑ってしまった。
奇景の図像学
販売元: 角川春樹事務所
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全体としてまとまった論を展開する本ではなく、
筆者の興味のおもむくまま、アジア、ヨーロッパ、南洋と奇妙な景色にまつわる小文を収めた本です。
引用や参考文献についても述べられているので、図像学に興味のある方が読んでも一応の役には立つと思います。
また、筆者のファンの方には文句なくおすすめ。
中国をメインとしたアジア、そして南洋やアジアに植民地と表裏一体の興味を抱いていたヨーロッパの奇景を、
軽やかに眺め、思考していく過程が楽しめます。
中国の園林、壁や洞窟という入れ子構造の世界、山水画の世界、植物を描き続けたイギリスの女性画家、などなど。
また、装丁が大変美しいのもおすすめです。
図版が多く取り入れられているのはもちろん、余白を埋める小さなカットのひとつひとつに至るまで、
奇妙で古風なつくりになっていて好感が持てました。