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和書 467264 (26)



ジプシー民話集―ウェールズ地方 (教養文庫)
販売元: 社会思想社

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個人的にこれはかなり貴重な資料なのでは、と思っています。むかしばなしには民族性が色濃く反映するのだ、ということをあらためて感じました。ちなみにロマ(ジプシー)全員が移動生活を送る放浪者というわけではなく、定住した者もたくさんいます。しかし居場所を転々とするにしろ定住の許可をもらうにしろ、その土地の人々の反応は決して優しいものではなかったでしょう。そんな暮らしを生き抜いてきた彼らのしたたかさや智恵が、この民話集にはたっぷりつまっています。




ドイツ怪異集―幽霊・狼男・吸血鬼… (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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フランス民話 バスク奇聞集 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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妖精メリュジーヌ伝説 (現代教養文庫)
販売元: 社会思想社

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世界怪奇実話集 (現代教養文庫―ワールド・グレーティスト・シリーズ)
販売元: 社会思想社

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 Nigel Blundell & Roger Boar, The World's Greatest Ghosts, 1984の抄訳。イギリスの幽霊が中心で、アメリカのもいくつか。
 中世から現代まで、古城から飛行場まで、多種多様な話が集められている。実録風で、記録されている事実が淡々と並べられているだけなので、たいして恐くないのが残念。特に現代の幽霊は迫力不足に感じた。
 短い話ばかりなので、百物語に使うにはいいかも。




現代の民話―あなたも語り手、わたしも語り手 (中公新書)
販売元: 中央公論新社

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松谷みよ子。『いないいないばあ』、モモちゃんシリーズ、オバケちゃん、など小さい頃から親しんできた。ごく子どもの頃は何も疑問無く、ただ楽しく読んでいたそれらの作品。印象が変わったのが『二人のイーダ』を読んだ時からだ。
太平洋戦争をはさみ、約20年の年月と場所とをこえて不思議につながる二人の「イーダ」の話は悲しく美しく、辛くしかし希望が残された話である。その後、いくつかの作品を読むうちに(あるいはモモちゃんシリーズやオバケちゃんを読み直す中で)、松谷みよ子の作品が、単純に優しくて楽しいおはなしではなく、もっと複雑な、往々にして不気味さを含んだものであることに気づいていった。
なぜ彼女の作品はそうなのか?この疑問に答えてくれたのがこの本である。
それは単純にこの作家に戦争体験があるからだけではない。勿論この本の中には戦争をめぐる人々の「語り」「怪談」「言説」が多く含まれている。しかし、松谷みよ子にとって戦争は非常に大きなテーマではあるけれど、それよりももっと大きなテーマの中に含まれる一要素にすぎない。松谷みよ子にとってもっとも大切なもの、それは「名も無い」人々の「くだらない」言い伝えであり、そこに秘められている、人間の原初的な感覚・感情である。その意味で、松谷みよ子は作家であると同時にある種の民俗学者なのだ。
この本を読んではじめて合点がいった。経歴的には文筆を始めた方が先のようであるが、不合理で、謎に満ちた人々の言説こそが彼女をして「物がたり」をさせることになったのであり、だからこそ彼女の作品には底知れぬ不気味ともいえる力、子どもにとって最も親しく大切なメッセージが含まれているのだと。
なお、この本は松谷みよ子自身ががもっと詳細に著したかずかずの著作が元になっている。巻末にはそれらこの本の「原典」ともいうべき作品名や、その他の著作者の参考文献が記載されている。




現代民話考 10 狼・山犬・猫
販売元: 筑摩書房

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古代以来、犬は「人類最良の友」とよばれてきた。

本書で扱われる狼、山犬、猫はすべて人間のそばにあって
人間と共に生きてきた動物たちである。

ある時は愛され、ある時は畏れられ、ある時は忌まれる存在。

狼が守ってくれたり、小豆ご飯をたべて帰ったり、
猫が踊ったり、言葉をしゃべったり、温泉に行ったりする。

巻末の言葉で著者が水俣病の発生時に水銀に汚染された魚を
食べた猫たちが踊るように苦しみながら死んでいった話を
収録できなかったことの悔恨について述べているが本当に心が痛む。




現代民話考 9 木霊・蛇・木の精霊・戦争と木
販売元: 筑摩書房

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日本人は木とともに生きてきた。

そんなことを改めて考えさせられる一冊。
木のたたり、木の霊力、木に守られる、木をよけてつくられた道路、
あるいは木にすむ蛇の話などなど。

この話の中で特に感銘をうけたのは
北海道で国鉄時代、吹雪を避けるために
一人の営林職員が生涯かけて木を植え続け、
後輩たちがそれを守り抜いて鉄道林をつくりあげた話であった。(p175)

不思議なお話もさることながら、こんな心うたれる話もまた
現代の民話なのだ。




現代民話考 12 写真の怪・文明開化
販売元: 筑摩書房

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現代民話考 12 写真の怪・文明開化
販売元: 立風書房

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