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和書 467266 (235)



ジーザス・クライスト・トリックスター (新潮文庫―筒井康隆劇場)
販売元: 新潮社

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 筒井康隆劇場。演劇にあまり興味の無い私でも、舞台を観てみたくなってしまう面白さ。
 表題作は世界で最も有名な、あの実在人物の発言を曲解しつつも忠実に使用した仰天の作品。フキンンシン極まりないが、面白い。禁断のギャグ。提示された世界の新しい救い方には驚き、のち、納得。
 「人間狩り」ラストがピタリはまって美しい。着地10.10!!

 「ジス・イズ・ジャパン」日本を知らない外国人にムチャムチャな観光案内をしてボッタくる若者!
テンポがよく、大法螺がとにかく愉快。
 「部長刑事―もう一つの動機」回想シーンと現実の融和がさすが!!
 「ウィークエンド・シャッフル」一人息子が誘拐され、自宅には強盗が…!なに不自由ない暮らしをしていた人妻に迫り来る危機!!!母は強し。

 「三月ウサギ」トリックスターの言動に脳髄かき乱される怪作!




スイート・ホームズ探偵 (新潮文庫―筒井康隆劇場)
販売元: 新潮社

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スモーク&ブルー・イン・ザ・フェイス (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ウェイ・ワンが監督をした「Smoke」とオースターが監督をした続編「Blue in the Face」どちらも好きな作品だが,この本を買って改めて見つける魅力もある.とくに,オースターによって書かれたフィルムに映らない「思い入れ」の部分は実に面白い.映画の中の登場人物たちは(Blue~では一般の人から有名人まで様々なブルックリン子が登場)どんな背景を持っているのか,撮影秘話はもちろん,詰め込み切れなかったストーリー等もりだくさんだ.特に,強行軍だった撮影後にセットの店で起こった小さな小さな奇跡は本当かどうかは別としても,「オギー・レンのクリスマスストーリー」に並んで暖かいストーリーだ.ニューヨーク三部作とは似て非なる暖かいオースターに出会える.




戦場のピアニスト (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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ユダヤ系ポーランド人が置かれていた複雑な立場。
戦争時におけるピアニストという仕事の役割。
シュピルマンが歴史に翻弄される姿を現している。
DVDでは音楽系の映画らしい、映画と映像がよくあっている。
DVDを見ながら、読むとよいかもしれない。
ps.
古典音楽への導入の一つの入り口としては、やや大人向けである。




早春スケッチブック (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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DVDを見て感動したので、脚本を読みたくなり購入しました。
私の中でこの作品は、「ふぞろいの林檎たち」を超えて山田作品の中で一番になりました。
本を山崎努さんが出てくるシーンのセリフだけを読み返しました。
それだけでも十分におつりが来る本です。
普通の市民の生活・ありきたりな生活を罵倒する場面の緊張感が堪りません。
山崎努と望月家の交流に心が温まります。忍び寄る死に哀しさを感じます。
早春という季節がこの脚本の通奏低音となっているのです。
あとがきで創作秘話が明かされます。
解説者は、この脚本はある哲学者が言葉を吐くときのスタンスに似ていると喝破しています。
なるほどと思いました。





太鼓たたいて笛ふいて (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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主人公は林芙美子。彼女は従軍記者として戦争に協力した。タイトルの「太鼓たたいて笛ふいて」は、国策に踊り、戦争を美化した彼女の自嘲の言葉。
目を背けることを許さない深刻なテーマをユーモアでくるみ、一瞬も飽きさせることなく展開するストーリー。悪人も善人も、魅力的に溌剌と動き回る。井上ひさしの世界にすっかり引き込まれ、林芙美子の人生に己の人生を重ねないではいられなくなってしまう。心に残る物語です。




蛇蠍のごとく (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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向田邦子さんの本はあまり読んだ事がなかったのですが、
読み始めたら面白くて止められずトイレにも立たずに一晩で読みおわってしまいました。
登場人物は皆愛すべき人々ばかりです。
こんな面白くて、愛情あふれる本は初めてです。




父と暮せば (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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原爆の記憶を持つ親子の、というよりは
人類愛の戯曲といったほうがいいかもしれない。
もはや人間の力をはるかに超えた原子爆弾という
圧倒的な暴力は、人間を人間でなくする力を持っていた。
その忘れたい記憶を、必死に乗り越えよう、そして
悲しみを超えた体験を次の世代に引きついでいこうと闘う
人間としての生き方。
久しぶりに、泣いた。
こんなに短い文章で、しかもこんなに
明るくリアルにヒロシマが描けるなんて。

原爆といえば、小学校の修学旅行で行った
原爆ドームを思い出す。
たしかに、日本にしかない原爆体験は貴重なものだ。
もう一度、原爆ドームを訪れたくなる。

読み終わって、憲法9条の有難さにふるえた。




珍訳聖書 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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友達・棒になった男 (新潮文庫)
販売元: 新潮社

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いったい『男』はこの世の中で望んだのは孤独なのだろうか?それとも家族愛だろうか?
人々がこの世の中で強く生きるには一人でも生きられるように孤独に対応しなくてはいけないのだろうか?

この本の『友達』を読むと家族とは何か考えさせられる。できればこの本を中学生、高校生の人たちに読んで貰いたい。たいていの人はこの年代になると友達の繋がりが家族の繋がりより大切になり家族の存在がウザイと思うようになる。そんなときこの本を読めば『友達』と『家族』の正しいバランス。ともに必要で人はその二つを求める生き物であるという事に気づくのではないでしょうか。
人は強がって孤独を好むよう見せるが、誰だって愛に飢えれば愛を求める。そういう生き物ではないでそうか。


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