戻る

前ページ   次ページ

和書 467268 (27)



セレスティーヌのおいたち くまのアーネストおじさん
販売元: BL出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ガブリエル・バンサンの著書と初めて出会ったのは話題の処女作『アンジュール ある犬の物語』でした。嗚呼、何て著者のデッサンは複雑な描写でもなく柔らかなどちらかと言うと線の少ないデッサンなのにこんなにも物語るものがあるのだろうか…そして言葉数が少なくとも、それ以上に与えられるものがあるのです。バンサンさんの自在な線が描く世界は何て美しいのか、まるで描かれたもの全てが動き出してしまうのではないかと思ってしまうのです。此方の『セレスティーヌのおいたち』では、『セレスティーヌ アーネストとの出会い』で語られたクマのアーネストとネズミのセレスティーヌとの出会いをセレスティーヌのある一言紐解かれていきます。いつかはきっとくるだろうセレスティーヌの生い立ちの疑問。ずっと隠していた秘密。この子はどんな反応をするのだろうか、どう思うのだろうかと恐れながらもゆっくりとアーネストオジサンは過去を語ります。秘密が明かされるまでお互いの心情も言葉と供に色彩豊かな淡い柔らかな水彩タッチと確かな優しさと深い愛に溢れたアーネストの義父としての眼差しが物語っています。私事ですが私自身、父親や家庭環境に恵まれない家庭で育ったもので…捨て子だったセレスティーヌにこんなにも一心に愛情を与え、心配するアーネストオジサンが本当に素敵でその表情や仕草を見ているだけで何だかとても微笑ましく羨ましかったです。アーネストの優しい眼差しに少しだけ元気づけられました。血の繋がりがなくとも確かな愛があれば子どもはきちんと何れは理解するものです。また同じように血の繋がりはあっても愛がなければ、子どもには伝わりません。このガブリエル・バンサンさんの生み出した“アーネスト”シリーズに幾度心を救われたか、励まされているかわかりません。最後に亡き尊い作家、ガブリエル・バンサンに愛と感謝を込めて。本当にありがとうございます。




セレスティーヌのきまぐれ くまのアーネストおじさん
販売元: BL出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






セレスティーヌのこや くまのアーネストおじさん
販売元: BL出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 自分のために立てられた小屋に見知らぬ人が住みついた・・・こんな時、どう思い、どう感じ、どうするでしょう?アーネストとセレスティーヌ、それぞれの感情・行動とその変化。かざらない正直な気持ちと思いやりが溢れていて、最後には涙が出ました。
静かな展開でドラマチックではありませんが、読めば読むほど味わい深くなるすばらしい本だと思います。




ボレロがやってきた くまのアーネストおじさん
販売元: BL出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






クマキカイ ずっといっしょにいてもいい?
販売元: ゴマブックス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

グルーミーが大好きだったので、買ってみたのですが、
大正解。最高。

心がじんわりと温かくなるお話です。
せいいちろ少年が大好きで、でも捨てられたくなくて、
そんなクマキカイの必死な気持ちが、ひしひしと伝わってきます。

大切な人の、プレゼントにしました。




敬虔な幼子
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

だいたいエドワードゴーリーの絵本に子供が登場して来て、無事ハッピーエンドに終わるわけがないのだけど、これはキツい笑い。でも即買い。

この内容、クリスチャン人口の少ない日本では理解されにくいかもしれないが、クリスチャンに対する痛烈な皮肉になってる。クリスチャンって本当にこうなの。現実にヘンリークランプみたいになってしまう。精神年齢も幼児に留まってしまいがちで、しかも「イエスは幼子のような者こそ天の国にふさわしいと仰った。そう聖書に書いてある」とのたまってしまう。ヘンリーはまだ幼子だから可愛い。可愛いけどいっちょまえに、ウザい。現実は大の大人がやっているのだから、ヘンリーの数十倍ウザいのだ。

クリスチャン人生送ってるけど、ふと自分のやってることなんて、所詮ヘンリークランプに毛が生えた程度なんじゃないか?と思わされてしまう。反面教師として座右の書である。




弦のないハープ またはイアプラス氏小説を書く。
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ゴーリーにしては、これはとてもオーソドックスな作品だと思います。
『うろんな客』に始まりすっかりゴーリー・ファンと化してしまった私ですが、デビュー作である本作を購入したのは意外にも後の方でした。デビュー作というのは、一般的に、まだその作家の魅力が発展途上で、充分に満足できないパターンが多いからです・・・・・・しかし!

高名な小説家が自分の能力の限界を感じイラつきながらも、いわゆアーティストとしてのキャリア、プライドの呪縛に捕われ、皮肉なまでの作品を完成させていく・・・・・・

なんともゴーリーらしく、それでいてどこか新鮮な雰囲気を漂わせている本作・・・・ファンなら迷わずゲットすべき一作です。

文章が長く、読みにくいからといって読まないのは非常にもったいない
!覚悟を決めて読んでいけば、必ずズルズルと引き込まれていくこと間違いなし!ゴーリーならではの「小ネタ」も満載なので見逃さないように・・・・・・・

それでも少しヘビーだと感じたら、まずは『うろんな客』から始めて見て下さい。個人的には『まったき動物園』がおすすめですが・・・・




幸福な質問
販売元: 新潮社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今まで本を読んで泣くということがほとんどなかったのですが、この本は今までの作品とはまったく違って、ググッと心に入ってきました。なんてあったかくて、なんて優しい本なのでしょう。もし、恋愛で迷っているとき、悩んでいるとき、そして悲しんでいるとき、ぜひ本で欲しい作品です。自分の気持ちがあったまり、相手を思う気持ちを再確認できますよ。




氷の海に8時間 ある兵士の死とのたたかい (PHPにこにこえほん)
販売元: PHP研究所

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

どうなんですかねえ? とても笑えない内容にもかかわらず、
〝にこにこえほん?と本に標記してあるのは。

それはさておき、毎年夏になると戦争を扱った絵本が
出版されます。本書は戦争を直接体験した絵本作家によるもの
という点で意味がある作品といえるでしょう。

嵐の中の冷たい海を舞台に、千島列島のひとつであるウルップ島へ
上陸する作戦のワンシーンが描かれています。

途中、敵の潜水艦に船が沈められ、もがきながら海に消えゆく兵士達。
彼らの姿は、戦争という大きな波に襲われ、なす術も無く犠牲に
なった多くの人々の姿に、重ね合わせることもできるだろう。

残念なことは、物語の後半が単なる漂流アドベンチャーになった点。
最後は〝助かってよかったね〟的な印象が残ったが、もっと体験者ならではの、戦争のリアリティを伝えて欲しかった。




コーヒータイム (のほほん絵本館)
販売元: ポプラ社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最後のページにそのすべてが集約されています。その時まで一緒だといいね。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ