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和書 467270 (257)



Yの悲劇 (創元推理文庫 104-2)
販売元: 東京創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本作が、なぜにそこまで評価されるのかが、最大のナゾ。
ストーリーも犯人の意外性も、「X」のほうがずっといいと思うけどなあ。
初めて読んだのは30年以上前だけど、「推理の論理性」についてはともかく、「犯人」はすぐわかった・・・っていうか、これだけ手がかりがあるんだから、この「犯人」以外考えられないし。
「エラリー・クイーン」より「ドルリー・レーン」のほうが、なんだか位が上みたいに思われるのは、ただ単に「・・・の謎」より「・・・の悲劇」ってほうが、字面的に、あるいは口に出してみたときに重みがあるから・・・くらいなことなんじゃないでしょうか。
人間の掴み方の深さも、クイーン中期の「災厄の町」のほうが上。
これからクイーンを読んでみようと思う若い方には、ストーリーの面白い「エジプト十字架の謎」や、最後の1行がかっこいい(笑)「Xの悲劇」をお勧めします。
「X」を読んで、探偵としてのドルリー・レーンの成り立ちを知ってから、「Y」、「Z」(あまり面白くないけど、最終作へのつなぎ役)、「最後の悲劇」(クイーンはこれをやりたかったんだと思いますよ。X・Y・Zを伏線にして、究極の「○○な○○」を作り出すっていう気の長い構想)を読むのがいいと思います。







Yの悲劇 (角川文庫 赤 507-1)
販売元: 角川書店

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Yの悲劇 (講談社ルビー・ブックス)
販売元: 講談社インターナショナル

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推理小説のベストテンなどの企画では、必ず上位にランクされる名作であり、古典的名著との評価が高い作品であるが、一方で面白くないと言う人も結構多い作品である。実際、私も同じエラリー・クイーンであれば、「Xの悲劇」や国名シリーズの方が面白いと感じていた。しかし、今回、講談社の「ルビーブックス」により原書で読んでみて、やはりこの「Yの悲劇」が第一級の作品であることを再確認した。その理由は簡単である。原書でないとわからないからである。作中、いくつか犯人を示す手がかりが与えられるが、その中のひとつである意味不明な凶器(マンドリン)については、その意味が原書で読む以外にスンナリ頭に入ってこない。日本語に翻訳されたバージョンでは、「あとがき」などでこの部分が一応説明されているが、やはり、最初から英語で読む方がベターである。一度「Y」を読んで、つまんなかったという人は、原書にチャレンジすることをお勧めする。




Yの悲劇
販売元: 講談社

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Yの悲劇―乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10〈4〉 (集英社文庫)
販売元: 集英社

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犯人を推理する小説としては最高峰のでき

物理的証拠、論理的証拠、心理的証拠すべてにおいて
さりげなく文章の中に散りばめられていて
レーンの解明を読むとぽんと膝をうつばかり
そして、プロットの不気味さ
死んだはずのハッターがまるで生きているかのような
雰囲気を醸し出して
証拠を全て覆い隠してしまう
プロットと論理が融合した最高傑作




Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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「鬼切り十蔵」「バジリスク」を読みすっかりファンになりました。待望の新作で書店で何も考えず手に取り2卷同時に速攻買いました。
  正直、原作である山田風太郎氏の作品は読んだことはないのですがバジリスクを読んではじめてこんな小説もあるのかと感心しました。今度も同氏が原作なので今作もせがわ氏のいい味がでていると思いました。

物語は簡単に言えば身内を冷酷非道に悪人に殺され復讐をするというものですが復讐をする人間は剣術の心得さえもわからないか弱い女達、そして冷酷な悪人達は並の剣術の使い手ではない強さの男達。そんな女達の手助けを請け負った柳生十兵衛三厳の力を借りて悪人達を十兵衛は知恵を絞って追い込み復讐を遂げさせます。

私は女性ですがこの作品に登場する女性達は、というかせがわ氏が描く女性達は美しく艶がありときには男でも尻込みするほどの気丈さがあったりまた健気で奥ゆかしくあったりするので好きです。悪役も奇妙な剣術を使い人間とは思えない不気味な容姿の者達で読み手でさえ憎しみを抱いたり嫌悪感を感じずにはいられません。
 今回のヒーロー、柳生十兵衛は前作のヒーローとは異なる格好つけずにむしろ三枚目ぐらいのキャラクターでこれもまた好きです。でも一人で敵陣ど真ん中を偵察に行ったりお遊び?程度に敵と戯れたり、戦術の完璧なところなどは本気を出せばどれほどな力なのかが伺え興味深いです。個人的には十兵衛の口癖「んふっ」がたまらないです。完全に惚れてしまった状態です、、。

前作の2作品もそうですがCGが主みたいなので背景などはあまり細かく描写されていなくお城とか建物は本物に少し手を加えただけというのがありじっくり読むというよりはテンポよく一気に読むタイプなので「もう読み終わった」という悪く言えば物足りなさというか、がありますが良く言えばそれだけ入り込める作品です。

3卷がもうすぐ発売みたいなので楽しみです。




Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 10 (10) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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 作品として完成度がたかくコミックスとしても大人物なのでとてもあっている。
せがわ まさき氏の新解釈?もいいとおもう。
 美しい女性と無頼の侍との絵も立体感があってよい。
  ちいさな所まで気がついていて流石だ。

ぜひたのしく、小気味よい読み物です。お買い求めください。
  推薦いたします。





Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 11 (11) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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最終巻です。
長い復讐劇もやっと終わりです。
この漫画シリーズ全体の評価としては星五つでも足らないかな・・と思うのですが、最終巻にはちょっと思う所があるので星三つです。
率直に言うと、どうも最終巻にしてはあっさりしすぎているような気がします。
前巻で捕らわれた十兵衛ですが、ここからどうゆう展開を見せるのかと思いきや、あっさりラスボスを斬っちゃいます。
まあ、こんな書き方するほど薄い内容じゃないですが、ちょっと展開が早いかと・・。
一悶着あった後おゆらが死に、自暴自棄(?)になった芦名銅伯がすべて道連れにしようとするが十兵衛にバッサリ・・。
・・・なんかもうちょっといいシーンが欲しかったです。
期待した十兵衛と漆戸虹七郎との戦いも、わずか刀一振りで終了。
堀一族の女達も最後わずかな出番しかなく、しかも活躍シーンすらない・・。
また最後、復讐がやっと終わったのに十兵衛とお千絵達の別れも至極あっさりしており、十兵衛への恋心はどこにいったのか・・?
なんか最後は急いで終わらせようとしているといった印象を感じました。
好きな漫画だっただけに、ちょっと残念な終わり方です。
でもまあ、やっぱり面白い漫画には違いないです。





Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 2 (2) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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他の方が書いている様に、1巻と一緒に読めばより楽しめます。
3巻が待ち遠しい・・・

でも、せがわさん無理しないでね!
気長に待ちますから!




Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 3 (3) (ヤングマガジンコミックス)
販売元: 講談社

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原作・山田風太郎+作画・せがわまさきという、傑作『バジリスク』を生み出したコラボレーションによる第2弾。『柳生忍法帖』を原作にしています。
いわゆる「仇討ち物」といわれるジャンルに属し、ごく普通の女性たちが、武芸の達人たる仇達を如何にして打ち倒していくかが最大の見所となっています。
前巻で最初の敵を全員の協力(?)で討ち果たし、今巻は仇討ちの第2ラウンドとなります。標的は「長槍」使い。前回の「鎖鎌」同様、リーチのある得物相手に如何に距離を詰めるか、仇討ち指南役たる柳生十兵衛が授けた策が見所です。
ちなみに、前回は女7人+十兵衛VS.敵1人という対決でしたが、今回は女1人+十兵衛VS.敵2人という対決の構図となっています。十兵衛はあくまで黒子としてのサポート役ですので、仇討ちのメインは「お鳥」という女性になるのですが、この女性、原作で「丸々と太った美女」と表現されており、「お笛」と共にムードメーカーの役割を担っているのですが、せがわ氏がコミック化にあたり原作の描写に忠実にデザインしており、一風雰囲気の変わった"美女"となっています。彼女が十兵衛に授けられた"術"を使う様はある意味ユーモラスで、血生臭い復讐劇の中でちょっとしたアクセントとなっていまが、これはこれで趣のある、充分な見所だと思います。原作の魅力を損なわずにコミカライズしているせがわ氏の描写力、構成力は相変わらず見事です。
順調に進んでいるかに見える仇討ちですが、いよいよ仇側の反撃が始まります。今巻ラストにその端緒が見て取れますが、実に悪役らしく、陰険で無残、その上陰虐な策を弄してきます。これに対して十兵衛と女たちはどう対処するのか。先の展開が非常に期待できますね。


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