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和書 492084 (38)



中東現代史 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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ズバリお勧めの本です。期間は第二次世界大戦終了直後のイスラエル建国から湾岸戦争までを扱っています。アラブ・イスラーム世界の動向が注目される今日ですが、テレビ、ラジオ、新聞、インターネットなどのメディアに氾濫する、いまや日本人も無視できない中東情勢の理解はまずその歴史から始められなければなりません。本書は現代の中東問題を解くキーワードが漏れなく解説され、しかも平易な文章で綴られています。中東を理解するために看過できないポイントが明確に示され、この地域に馴染みのない方がはじめて現代史を学ぶための最も手頃な本だと思います。また、かなり詳しい方でも知識の整理に役立ちます。中東の理解はまず本書より始められ、基本知識を身につけた上で学習を深めるのが良いでしょう。




日本人はどこから来たか―東アジアの旧石器文化 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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溥儀―清朝最後の皇帝
販売元: 岩波書店

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 2006年は愛新覚羅溥儀(ラストエンペラー)の生誕100年、この年に刊行された本格的な「溥儀(1906-1967)」論です。
 かつて、皇后であった婉容の視点から書いた『我が名はエリザベス』、側女であった李玉琴の生涯を綴った『李玉琴伝奇』を、また関東軍参謀吉岡安直の関係を描いた『貴妃は毒殺されたか』を執筆した著者ならではの、重厚な「溥儀」に関する書物です。
 わずか3歳で宣統帝として即位(1908年)、7歳で清朝崩壊とともに廃帝(1912年)。亡命者として清朝の復辟を担わされた溥儀。辛亥革命後の張勲の復辟によって二度目の即位(1912年)、英国人の英語教師ジョンストンを通じ西欧への憧れをもちつつその夢を断念、その後満州国の傀儡の皇帝となり(1932年)、日本皇室との同化の証に天照大神を祖神として祀る。東京裁判での奇妙な言動(1946年)。数度の結婚の失敗。戦後、ソ連に抑留され戦犯管理所で「人間改造を迫られ」た後、特赦(1959年)。一公民として『我が前半生』出版(1964年)、北京植物園で軽労働。文化大革命のなかでの闘病生活、1967年、腎臓癌、尿毒症、貧血性心臓病で死去。享年62。
 著者は「あとがき」で書いています、「彼の生涯は、清朝最後の皇帝として、祖業を復活する『復辟』を担わされた一人と、その宿命から逃れて此処ではないどこかへ、自分ではない誰かになりたいというもう一人が見え隠れする。・・・溥儀が生涯にわたって求めた父なるものにたいする評価や言動が、その時々に彼の置かれた政治的立場によって極端から極端へ躊躇なく変貌するのも、おそらく少年の日に、二つの人格をそのまま内に抱えこんでしまうことで楽に生きることを知った永遠の少年である溥儀の溥儀たるゆえんと思う」と(p.238)。 




毛沢東 (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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離散するユダヤ人―イスラエルへの旅から (岩波新書)
販売元: 岩波書店

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すばらしい本です。まずは148,149ページの見開きを見てほしい。右にサフェドの市街図、楽しいイラスト。そして左に、偉大なるイサーク・ルリアの墓に詣でる人々の写真。白黒ページでも、その青空のすみきった青が伝わってくる、人々の畏怖が感じられる。この世を流浪するすべての魂にとっての師、ルリア。その墓をいつか訪れ、この
世における自分の位置をとことん考え直してみたい、そんな気にさせられる一冊だ。流浪の中でその精神と知性をきたえあげてきたユダヤ人たちの歴史に大きな足跡を記した思想家たち、イェフダ・ハレヴィ、マイモニデス、イサーク・ルリアを追いつつ、ドイツ文学者の著者は旅をつづける。マラケシュ、カイロ、イェルサレム、サフェド、そしてヤッフォ。どんなスパイ小説、ミステリーよりもおもしろい、探究の旅。著者がルリア的精神の系譜にあるものとして引用するエリアス・カネッティの言葉が胸にしみます。「世界の息吹から遠ざけられて、おまえは、息吹どころか風も入らない薄暗い牢獄に入れられているのだ。親しいもの、個人的なもの、確実なもの、そういうものはすべて捨ててしまえ。(中略)そして、だれにも通用しない言葉、世界の息吹が与える別の新しい言葉をみずからに向かって語れ。」そうだった、きみもがんばれ、ぼくもいずれがんばる、この流浪の中で!




故事成句でたどる楽しい中国史 (岩波ジュニア新書)
販売元: 岩波書店

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中国史の部分部分に「故事成句」という切り口からスポットライトを当てています。企画としてはいかにもありがちですが、読みやすくためになります。中国の歴史を網羅的に俯瞰しようとするのではなく、中国の歴史のつまみ食いというタッチの軽さなので、気軽に読めて即効性の高い本です。軽い気持ちでちょっと中国史を知っておきたい・・という方にとっては本書はピッタリです。




日本の植民地支配―肯定・賛美論を検証する (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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批判が随分と多いようですが、私はそれほど悪い本ではないと思います。
今現在の膨張し続ける右翼思想に一石を投じる本です。
なかなか説得力のある内容だと思います。
ただ自虐史観だとか左翼だとかで片付けず、こういった考え方もあるという感じで捉えたらいいと思います。
かならずしも、この本に書いてある事が正しい訳ではないのですから、別にそこまで必死になって批判する事もないかと・・・・・




元朝秘史〈上〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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元朝秘史〈下〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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完訳 三国志〈1〉 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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いわゆる三国志にはふたつあり、魏、蜀、呉の三国を統一した西晋時代に蜀の出身の歴史家陳寿により編纂された正史(王朝がまとめた正式な歴史書)としての『三国志』、そして後代の明の時代の人、羅貫中が正史と民間伝承を元に書いた小説としての『三国演義』がある(ちなみに『水滸伝』も彼の作である)。この岩波文庫版の全八巻の三国志は、小説の『三国演義』である。断末魔を迎える後漢末期、中国の危機を救おうと曹操、劉備、関羽、張飛、孫権らがそれぞれの野望を秘めて立ち上がった。物語は官渡の戦いで勝利し、華北を掌握し、後漢皇帝を傀儡化した曹操が活躍する前半、劉備が三顧の礼で名軍師の諸葛孔明と出会い、江南に軍を進め中国統一を目指す曹操の企図を赤壁の戦いで頓挫させ、劉備の遺志を継いで漢王朝再興のために尽力し、五丈原で没する後半に分かれる。その三国は孔明の好敵手の司馬仲達の孫で曹氏の魏から帝位を簒奪した司馬炎が、西晋を建国することで統一される。


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