和書 492084 (147)
周恩来と日本―苦悩から飛翔への青春
販売元： 白帝社
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日本の礎は戦後からはじまったような言い方は全部ウソだろうと。当時の日中関係はいまの人には想像もつかないでしょう。僕もこの本を読んでなければ周恩来が日本で学んでいた頃の日本と中国の関係なんてあやふやな想像でしか語れなかったと思います。
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周恩来と私
販売元： 日本放送出版協会
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周作人「対日協力」の顛末―補注『北京苦住庵記』ならびに後日編
販売元： 岩波書店
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たいていの人にとっては、「周作人?誰?」という感じでしょうが、周作人とは、かの魯迅の弟にして、自身も一時期中国を代表する文化人として活躍した人です。「一時期」というのは、実はこの人、日中戦争の最中に、あろうことか日本占領下の北京で日本側の用意した役職を歴任し、戦後は「漢奸」（要するに国賊）扱いされ、中国文化史の恥ずべき一ページとして、半ばタブー視されてきました。その再評価を促すきっかけとなったのが、この本の旧版『北京苦住庵記』です。旧版が出されたのが1978年。それから四半世紀たって、新たに出た史料などを考察した「後日編」を加えたのが本書です。
といってもこの本、たとえば『ショスタコーヴィチの証言』のように、これまでとは180度違う見方を提示しようとしたものでもありません。その代わり『証言』のように、「実は偽書だった」というようなスキャンダラスなことにもなっていません。もっと丁寧に、「漢奸」として片づけられてきた周作人の戦時中の行動を、読み解いていきます。ただその論理をここで簡潔にまとめようとすると、かえって誤解を招きかねないので、ここで解説するのはやめておきます。
文章は、正直言って読みづらいです。出てくる単語は文語的で難しいものが多いのに、文の構成自体はむしろ口語的で、あっちへふらふらこっちへふらふら。「点」が多くて、なかなか「丸」が出てこない。でもなんか味があって、本書自体が一つの「文学」という感じです。著者の人柄が出ているような気がします。
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周仏海日記
販売元： みすず書房
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ソウルA to Z (集英社文庫)
販売元： 集英社
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中国の故事と名言―歴史に刻まれた英雄・傑人の語録 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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中国の故事・俚諺など日本人であれば常識として知っておかねばならない主立ったものは、たいてい本書に記されています。 "覆水盆地に返らず"や、"蛇足"、"国士無双"、"破竹の勢い"、等々、日常使われる金言・名句の数々が歴史的配列に語られているので、中國史の流れを追う上でも、随分と参考になる読み物です。とくに十代の若い人々に一読をオススメいたします。
中国・反骨列伝 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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中国歴史散歩 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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元朝日新聞社の記者であった著者が体験などを基にした、各目次読み切りのエッセー集である。よって文体も全然難しくなく、親しみのわく感じで表現がされており、どんどん読み進んだ。加えて自分が全く予備知識なしで北京を観光旅行し、帰国後復習を兼ねて読み始めたので、観光内容を裏付ける・肉づける内容もあり、アッという間に読み終わった。
内容の中で特に良かったのは「随園食単」である。食べ物に並みならぬ興味をもっている私にはとても見逃せない内容であった。あえてここで言うなら中国四千年の歴史の中の味の一つなのだろうか！！そうまで言うか？って思う方もいるかもしれませんが……。
なにせ中国に興味を持たれた方は、入門書みたいな感じで手に取ってみてはどうでしょうか？
人間三国志―軍師の采配 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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人間三国志―覇者の条件 (集英社文庫)
販売元： 集英社
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名文と評価される林田であるが、学者先生にしてはマシというレベルである。
小説を読みなれている私にはむしろ悪文に思える。
「○○については既に××の章で触れたので詳細は省く。」
という文がしつこく出てくるのでむかつく。
読者の記憶力を信じてないのか？
内容も取りたてて新しい視点はない。