和書 492084 (296)
唐 (宮崎市定全集)
販売元: 岩波書店
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宋 (宮崎市定全集)
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日中交渉 (宮崎市定全集)
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明 清 (宮崎市定全集)
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東洋史 (宮崎市定全集)
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東西交渉 (宮崎市定全集)
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水滸伝 (宮崎市定全集)
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科挙 (宮崎市定全集)
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菩薩蛮記 (宮崎市定全集)
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昭和12年、当時パリに留学中だった宮崎市定は、1ヶ月余りをかけてトルコ、イラク、シリア、レバノン、パレスチナ、エジプトを旅行しました。本書の前半は、その旅行記ですが、現地におけるさまざまな人たちとのやり取りが生き生きと描かれており、楽しく読めるイスラム諸国紀行になっています。
宮崎は、シリアに残る数々の遺跡を見て、シリアが東西交通の要衝であったことを実感しました。史記や後漢書には、中央アジアの陸路を通って大秦国に至る道程と付近の国々の記載がありますが、大秦がローマだとすれば、大秦に行くために横断する西海とは地中海であり、乗船地条支国はシリアであるというのが、那珂通世以来の通説でした。
ところが、ヒルトが大秦をローマ東方領土に比定する説を唱えるやいなや、白鳥庫吉らがこれを受け、条支国はペルシャ湾岸にあったと主張、白鳥説はたちまち学界を風靡します。宮崎は帰国後、「条支と大秦と西海」を発表、あらためて条支国とはシリアなりと明快に論証しました。後漢の桓帝のとき、洛陽に使節を派遣した大秦王安敦はローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスにほかなりません。大秦はローマ東方領土ではなく、ローマ本国でなければならないのです。
論語 (宮崎市定全集)
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