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和書 492086 (6)



三星堆・中国古代文明の謎―史実としての『山海経』 (あじあブックス)
販売元: 大修館書店

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華人初のノーベル賞作家、高行健の代表作『霊山』は、
『山海経』の強い影響のもとに成立しており、
長江流域を舞台とする伝説奇譚が数多く語られるとともに、
西王母や崑崙への言及がなされてもいる。

この小説を細かく読み解いてみると、作者はどうやら
四川の岷江上流の地域に強いこだわりを持っているらしく、
そのことがどうにも不思議でならなかったのだが、
本書を読んでその疑問が一気に氷解した。

とりわけ、崑崙の所在についての推定は興味深く、
思わず、高行健は本書を読んでいたのではないかと
疑いたくなってしまうほどなのだが、
『霊山』が書かれたのは1982年から89年にかけてであり、
三星堆遺跡の発見は86年のことだというから、
この時に発表された考古学的な成果が、
『霊山』に反映されていたとしても、
あながちおかしくはないかもしれない。

『霊山』とのつながりはさておき、
著者の提示する「長江文明」のイメージには、
従来の「黄河中心主義」とは異なる新鮮さがある。
また、一般には「荒唐無稽」とされる『山海経』を、
あくまで史実を反映したものとして読み解く上で、
文献資料のみに頼る歴史学の方法には限界があり、
考古学的な知見と組み合わせるべきだとする著者の主張は、
人文系の学問一般に当てはまることのようにも思えた。




飛鳥の考古学
販売元: 學生社

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飛鳥発掘―成果と展望
販売元: 駸々堂出版

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飛鳥古代復元 (飛鳥学)
販売元: 人文書院

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飛鳥京跡 苑池遺構 調査概報
販売元: 學生社

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アトランティス伝説 -失われた大陸/古代の叡智- イメージの博物誌 28
販売元: 平凡社

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アトランティスは沈まなかった―伝説を読み解く考古地理学
販売元: 原書房

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アナトリア発掘記 ~カマン・カレホユック遺跡の二十年 (NHKブックス)
販売元: NHK出版

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  遺跡発掘に興味を持った小学生は、早稲田大学を卒業後、ヒッタイト文明
の鉄の秘密を解き明かすことを夢見て単身トルコに渡り、アナトリア文明の
2人の碩学の元で考古学を学ぶ。そしてついにカマン・カレホユック遺跡の
発掘調査を指揮・監督する僥倖を手に入れる。1984年に始まった発掘調査は
今年で20年を迎えようとしている。

  この本はその「中間調査発表」である。遺跡発掘の全てがわかる本である。
考古学者は何を考えて遺跡を選ぶのか?どのように掘り進めていくのか?
得られた遺物の解釈は、そしてその年代推定は?すべてが実に面白い記録である。
  学問的に極めて正統な手法で調査が進められているのが、門外漢の私にも

理解できる。余りに生真面目すぎるのが、ただただ尊い。この学問への誠実さ
には頭が下がる。壮大なスケールの学問体系がこの世の中にはあるのだなと、
圧倒されてしまう。
  著者を初めとする日本人5人の調査隊、そしてその資金をこれほどの長き
に渡って援助し続ける日本の企業。学問的にそして精神的に事業を支えてきた

皇室関係者。全てが、なんと誇らしいことか。




バーミヤーン遺跡の歴史と保存―国際シンポジウム「世界遺産バーミヤーン遺跡を守る」 (アフガニスタン文化遺産調査資料集)
販売元: 明石書店

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バーミヤーン仏教壁画の編年―放射性炭素による年代測定 (アフガニスタン文化遺産調査資料集)
販売元: 明石書店

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