戻る

前ページ   次ページ

和書 492116 (66)



なぜ人は神頼みするのか?
販売元: ハギジン出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者は、神を認識することは可能であると言います。
ここでの神は特定の宗教における神ではなく、
端的に超越者を指します。
そして、神を認識するためには「フィルター」を外す必要があると言います。
「フィルター」とは私たちの記憶のことで、記憶によって生じる認識の歪みのために神が見えなくなっているのです。
本書では、フィルターを外して神を認識する方法を、
実際にそれを行なった人々に実例とともに解説しています。
神の認識という深遠なテーマに対する独自の見解を噛み砕いて語っており、非常にユニークな本だと思います。




なぜ人を殺してはいけないのか? (シリーズ 道徳の系譜)
販売元: 河出書房新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

多くの方が指摘されているように、対談では両者の発言の意図が食い違っている
箇所が散在しており対談自体は失敗だと言わざるをえない。

永井均自身は哲学者として、誠実にこの議題について立ち向かっている様子がうかがえたが、果たして小泉氏はそうだったのだろうか? 

少なくとも彼は私の理解している哲学者ではなく、
世俗的な倫理や道徳に縛られた思想家にしか思えなかった。確かに、小泉氏の発想は社会的には善良と理解されていて、正しい。誰も異をとなえはしないだろう。だが、敢えて異をとなえてみるからこそ究極的な原理に近づくことができるのではないだろうか?

小泉氏にとっては対談を行う前からどうあろうと、殺人は絶対悪であり議論の余地はないという思想的直感のもと臨んでいたように思える。彼もまた殺人について是非を語ることを禁じてしまっているのだ。しかし、それは本当に人を殺したい人間にはどんな説得も無意味だと永井氏の主張を、肯定しているに過ぎない。

永井氏の対談の相手として小泉氏を選出したことは間違いだったように思える。ただし、個人的にも社会的にも小泉氏が尊き善人だということは明言しておく。




なぜ人間に倫理が必要か―倫理学の根拠をめぐる哲学的・神学的考察
販売元: 教文舘

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






なぜ今、「武士道」か 日本及び日本人の復活―この「自助の歴史・精神」が将来を救う
販売元: 三笠書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 映画「ラストサムライ」の影響か、ここ一年来、本屋に「武士道」本が面陳平積みで並んでいる光景は皆さんも目にされたことだろう。この本は、2002年8月第一刷発行であるから「ラストサムライ」公開以前である。「武士道」の復活を予見されているかのようだ。福田氏の炯眼恐るべしではないか。
 本書において、著者は相当マイルドに押さえて押さえて執筆している事が痛いほどよくわかる。現代日本の体たらくに長年心を痛めている著者は、その魂の叫びをストレートに表現すれば、それは激しい難詰になることは間違いない。いま、著者のストレートな難詰に耐え得る一般の読書人口がどれほどあるかは知らないが、おそらくは数万人であろう。野球場が満席にはなるまい。だから、商業ベースにのせるためにもその筆は抑制せざるを得まい。しかし、やはり、著者の思いは痛いほどよく伝わってきた。現代は大いなる逆説の時代だ。ひとりの人間の命は地球より思い、、命が大切、、命の尊さ。これほどまでに命の尊さが叫ばれる現代に、子供達の命が、虐待や通り魔により奪われている。結局、命が一番大事としている日本人は、ただ「生きている」だけの存在に成り下がってしまった。とにかく死にさえしなければ何でもいい。恥も外聞もない。生命維持されればよい、、。生きているだけの人間がいきる時空間とは、「刹那」のみである。そこに伝統も、価値も何もない。このただ生きるだけの日本人が、自分だけ生きるために、その価値基準のもとに、通り魔から虐待から、また企業の不祥事、、すべてにつながるのである。ゆえに、死を想起する「武士道」こそ、そのエートスこそ日本の将来を救う道なのである。憂国の志士よ、一読を乞う。 




なぜ働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』
販売元: PHPエディターズグループ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

著者の著作「仕事の思想」の10のキーワードのうち「思想」に焦点を合わせて書かれています。

同書の論旨としては、
かけがいのない人生を捧げる仕事には、生活の糧を得るだけでなく「素晴らしい価値」が
有ることを、誰もが感覚的に知っていると思います。

しかし、知っているだけで「なぜ働くのか」を考えたことが無いと、「素晴らしい価値」を
日々の忙しさに流さて見失ってしまう。

その様にならないために「仕事の思想」を持つ必要性と、持つ方法を教えてくれる一冊です。

普通に働けば成功する時代に戻れないとすれば、人の大切な人生を預かるマネジメントの
立場にある人はもちろん、自分の大切な人生を捧げて仕事をする全ての人が読んでおくべき
一冊だと思います。





なぜ悪いことをしてはいけないのか―Why be moral? (叢書 倫理学のフロンティア)
販売元: ナカニシヤ出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 おもに哲学者三名が中心となって編まれた論争書。哲学にくわしくない人でも
その迫力はヴィヴィットに伝わってくる。
 永井の担当した1章、「なぜ悪いことをしてもよいのか」は圧巻。なぜこれを表題にしなかったのだろうか。コメンテーターの須藤は
「現代において倫理の問題を心理学・社会学などの人文諸科学社会諸科学の知見抜きで論ずることには無理が伴うように思われる」
と述べながらおもに言語哲学だけに依拠するなど外野も楽しい。
 ブックガイドでも大庭は敵意剥き出しの紹介を見せており楽しませてくれる。
その後大庭は香山リカ、村上龍など若者に人気の有名人との対談を経て、少女売春などの問題に遅まきながら踏み込み
つつあり、少女のなかに新しい哲学をみている。永井はその堅実な思索を深めつつあるようだ。安彦は環境論など政治運動にコミットしている。
 著者たちのその後を見ても有益な論争だったといえよう。




なぜ悪人を殺してはいけないのか―反時代的考察
販売元: 新曜社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 実は書名を見てすぐ、「?」と思った。だって「悪人はこの世から排除しろ。異物は社会から排除しろ」っていう思想は、反時代的どころか、むしろ近年の大衆的感性に寄り添ってるもん。
 …とワダカマリを抱えつつ最後まで読んだら、あとがきで著者自身がそのことに触れていた。一時期、死刑廃止論が下火になったので、大勢に迎合するみたいになるから単行本化は控えようとも考えたらしい(p262)。ま、著者の誠実さはそれなりに認めるけど、だったらタイトルにバーンと「反時代的考察」とブチ上げてるのはナゼ? という疑問は残る。著者はむしろ、取り澄ましたインテリ的感性を揶揄し、大衆に潜在する感性みたいなものに応えることで批評家としての地歩を築いてきたのじゃないか?
 とは言え、私は著者の議論の大半に納得させられるし、諸文献を博捜し敵手の立論の虚偽ともつれを暴いていく手並みにいつも感心させられる。私は愛読している。本書に収められた論考の多くも非常に内容豊かだし、かつ読み物としても面白い(ただし最後の「カナダ留学実記」は、なぜ本書に収められたのか、よく分からなかったけど…ま、「それがコヤノだ」とも言える。コヤノという批評家の存在そのものが反時代的だと言うなら、納得できないでもない)。
 一点だけ、「宮崎(勤)は精神異常を装って三十九条による無罪を狙った」(p29)という断言は、危ういと感じた。ここだけを拾い上げて著者の議論をひっくり返すことはできないにしても、議論の一つの分岐点になる重要なポイントだと思うので、指摘しておきたい。




なぜ理想社会は実現しなかったのか―社会体制論からの考察 (新風舎文庫)
販売元: 新風舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






なぜ私たちは過去へ行けないのか―ほんとうの哲学入門 (魂の本性)
販売元: 哲学書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 本の表題と同じ題名の第1章と「なぜ鏡は左右だけ反転させるのか」と題する第2章とからなる。第1章では、映画「ターミネーター2」を題材として、著者自身の夢と称する関連の物語も挿入している。そのような気軽に読める雰囲気の中で、過去と未来の相違や私たちが過去へ行けない理由について、読者にも考えさせながら論じて行き、最後に著者のユニークな回答を示す。第2章では、鏡が上下は反転させないで左右だけを反転させるという古来の謎について、「幼なじみのノボル君の悩み」と平行して考察を進め、ガードナーやブロックによる有名な説明にも疑問を呈する。ただし、左右の概念が回転に由来することの必然的帰結であるという著者の新しい説明は、上下・前後が決まって初めて左右が決まることに原因があるとする、心理学者や物理学者による最近の説明(たとえば吉村浩一著「逆さめがねの左右学」参照)と比較して、究明がやや浅いと思われる。若い人たちを哲学に惹きつけようとする意欲的な著作ではある。




なぜ自殺してはいけないか?
販売元: コスモヒルズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ