和書 492116 (356)
仮象の迷界―情報によるブラックホール
販売元: D文学研究会
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家事と城砦
販売元: 河出書房新社
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カジュアル哲学で世界を斬れ―考えるヒント
販売元: 東京図書出版会
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河上公章句『老子道徳經』の研究―慶長古活字版を基礎とした本文系統の考索
販売元: 汲古書院
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カステリョ (Century Books―人と思想)
販売元: 清水書院
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カルヴァンといえば、ジュネーヴの宗教改革者にして、『キリスト教綱要』の著者。そして予定説の提唱者です。その思想は、ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』でも近代資本主義を生み出す原動力となったものとして論じられています。
いかにも清廉潔白、厳格実直のイメージのあるカルヴァン。あの神学者カール・バルトも心酔・尊敬し、著作を愛読したそうな。
カルヴァンの人と思想については、この清水書院で出ている新書など手ごろな概説書はいろいろありますが、どれもカルヴァン支持者の書いたもので、都合のいいことばかり書いています。
しかし、カルヴァンの真の人間像はツヴァイクの「権力とたたかう良心」がもっとも誠実、赤裸々に描いているといえます。
残念ですが、ツヴァイクの作品は現在入手不可です。しかし、その主人公カステリョについては、幸いにも本書が紹介してくれています。
護教論的視点のご都合主義的な伝記ではなく、ツヴァイクや本書からこそ、カルヴァンという男の陰湿冷酷さを知るべきです。結局のところ、この男は貪欲な権力の亡者で、聖人の仮面を被った人殺しにすぎなかったのです。
異端審問や魔女狩りでローマ・カトリックを嫌悪する新教徒は、初期の新教勢力も同様のことをやっていた事実や、改革派教会の創始者の素顔を知るべきでしょう。
カストロ 革命を語る
販売元: 同文舘出版
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カストロが国民に信頼されている理由の一端が 第三部に表れています。こんな語りかけをされたら、誰もが協力、側面支援したくなるのでは? その率直さ,真摯さに驚きを感じます。同著者の「キューバは今」は、キューバの現状をコンパクトにまとめていて良いパンフレットです。あの薄さであの値段は高いと思いますが.......
激動するキューバ、更にもう一冊書いて欲しいと思います。
「一豊の妻」が教えてくれた幸せな生き方
販売元: ダイヤモンド社
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風荒き中を―ハンセン病療養所で送った青春 (ハンセン病叢書)
販売元: 皓星社
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風についての省察―絶対無の息づかいをもとめて
販売元: 春風社
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本書は著者の独特の語りと語彙を通して、絶対無のpneuma(風、息、霊、気)を追求している。ドイツの神秘家ニコラス・クサーヌスと人ジレジウスを論じ、白川静の『字統』と『字訓』を援用して展開するその思索は、大地の鼓動を感じさせ、まさに「日本的霊性」の息づかいがする。丁寧に読まなければならない文体だが、それが却って読み手をを根源的な「息」へと向かわせ、著者の意図するところであろう。西谷啓治に学んだクエーカーの著者は荘子や禅にも造詣が深い。なお、本書は小野寺功や門脇佳吉の著書とも響き合う。
本書を出した春風社は新井奥邃の著作集を刊行しているが、その関連であろう、本書のような京都学派・キリスト教神秘主義・身体論を軸にした思想書を次々手がけている。
風の現象学と雰囲気
販売元: 晃洋書房
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