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和書 492132 (158)



手仕事の日本 (岩波文庫)
販売元: 岩波書店

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 日本各地(北海道を除く)の手仕事の案内書である。
 また、日本の過去の「追憶すべき記録」でもある。
 著者は、日常の道具の美しさを発見し、それを「民藝」と名付けた。
 「日本の手仕事」ではなく「手仕事の日本」である。
 戦時中に書かれたものであるが、青少年を読者対象としているのでたいへん読みやすい。
 ページを繰ると、芹沢ケイスケの美しい小間絵(カット)が目に入り、嬉しい文庫本である。
 平明な言葉で、「どの地方にどんな物があるか」ということが日本の自然と共に綴られている。
 美しい手仕事を通したディスカバー・ジャパンともいえる。
 巻末の地図と詳しい索引も重宝である。
 著者は、実用こそが「美しさの手堅い原因」であるとして、「健康な美しさ」を賞揚する。




古代社会 上巻 (1) (岩波文庫 白 204-1)
販売元: 岩波書店

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古代社会 下巻 (3) (岩波文庫 白 204-2)
販売元: 岩波書店

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未開社会の思惟 上 (1) (岩波文庫 白 213-1)
販売元: 岩波書店

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未開社会の思惟 下  岩波文庫 白 213-2
販売元: 岩波書店

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岩波 いろはカルタ辞典
販売元: 岩波書店

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 昔のいろはカルタがほしいとかねがね思っていたところ、本書を手にして溜飲が下がった感じである。
 江戸・明治・大正・昭和にかけて、いろはかるたの歴史を厳密に追跡して、その代表的なものを手際よくまとめてくれている。
「夜目遠目かさのうち」の「かさ」は江戸・明治は「笠」、その後は「傘」になっているとのこと。
「蛙の子は蛙」は使われ始めた江戸時代から、子は親に似てくる意味だったが、最近では優秀な子に対する褒め言葉になっている。
「先んずれば人を制す」は鎌倉時代軍記物語から多用されていたもので、現代〈弱肉強食〉の意味で使っているのは誤用と手厳しい。
「病は口から」は古く「万葉集」に「病は口より入る」と記されているという。
「光陰矢の如し」はTime flies like an arrow の翻訳のように思われているが、実は南北朝時代の「曾我物語」にすでに出ている。
 このように、根拠となるものを述べて納得がいく説明をしてくれている。各種のカルタを比較検討して、〈江戸系〉〈上方系〉〈戦後〉に類別するなど本格的である。
 子供じみたものとして軽くみなす人もあるが、大げさに言えば日本が世界に誇る文化遺産だとみなしたい。長く日本人に親しまれたことわざを使ってわずか48枚組の小さいカードにすぎないが、今も日本人に生き続けている。特に本書はその歴史的流れがコンパクトにまとめられており、座右の書にして愛読したい。  




儀礼の象徴性 (岩波現代選書 (100))
販売元: 岩波書店

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人類学随想 (岩波現代選書)
販売元: 岩波書店

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フィールドからの手紙 (岩波現代選書 (92))
販売元: 岩波書店

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文化の解釈学〈1〉 (岩波現代選書)
販売元: 岩波書店

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