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和書 492132 (299)



消えるヒッチハイカー―都市の想像力のアメリカ
販売元: 新宿書房

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 濡れた猫を乾かそうと電子レンジに入れて死なせてしまった飼い主が電子レンジのメーカを訴えて損害賠償金をとったという、アメリカがいかに訴訟社会であるかということを表現するときに使われる有名な本当とされている話がある。このことが本当なのか興味があり行き着いたのがこの本だった。

 この手の話は非常に多く、また、いろんなバリエーションがあり、なんでも訴訟にするアメリカならではのジョークであることがこの本を読んで確信できた。

 民俗学の入門書としてのみでなく読み物として十分面白く、特に個人的には収録されている「暗闇で一発」という話には思わず声を出して笑ってしまった。




記憶すること・記録すること―聞き書き論ノート (歴史文化ライブラリー)
販売元: 吉川弘文館

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インタビューではない。聞き書きである。言葉とそれを発する人間に対する態度のとり方が違う。
聞き書き。個人が別の個人の記憶の中から生まれてきた話をきき、それを文字言語の中に記録するという作業。この本は、その作業をめぐる断片的な思索の書物である。
探求されているのは農村や漁村の歴史と現在の事実ではない。あくまでもフォークロアだ。日常生活や近代化や戦争がもたらした事実、を経験した個々人の身体に刻まれた物語化される寸前の物語、が物語られたもの。
すなわち、複数の「個」をめぐる事実の採集ではなく、「群」において共有されうる物語たちの探求。そして、その「群」の次元にふれあうことで自覚されてしまう「私」の探求。「私」が「民俗」を学ぶとは何なのか。
くりかえし「個」が問われる。「個」の今と昔が問い続けられる。「個」において生々しい記憶が型どられた物語になりそして固定的な記録へと変貌していくことの価値。自分にはどうしよもない歴史と国家の力にさらされながら、それでも生きていく「個」の行き方を「民俗」として理解していくことの意味。
聞き書きをめぐる思想が、また民俗学に対する根源的な問い直しにもなっている名著である。




記憶する民俗社会
販売元: 人文書院

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小松和彦氏の「『たましい』という名の記憶装置」が全体の理論的バックボーンとなっているが、この論文は加筆されて『神なき時代の民俗学』に収録されている。小松氏の議論を中心とした民俗学のこれ以後の展開に興味がある方は、そちらも参照したほうがよいと思われる。




奇怪動物百科 (ハヤカワ文庫 NF (299))
販売元: 早川書房

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最近奇妙な動物の図入り本が流行っているのに乗じて復刊したのだろう。クサリヘビ、グロ、マンティコラなどヨーロッパで古くから信じられていた奇怪な動物の百科事典。絶版となって久しく手に入らないのが惜しいと思っていたので待望の復刊である。しかし文庫だと図が小さくなるし、装丁も博品社刊のオリジナルのほうがよいので星を一つ減らした。




祈願・祭祀習俗の文化史
販売元: 岩田書院

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祈願別神仏ご利益ガイド―お願い神さま仏さま (サンケイブックス)
販売元: 三恵書房

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奇々怪々あきた伝承
販売元: 無明舎出版

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危機のコスモロジー―ミクロネシアの神々と人間
販売元: 福武書店

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聞き書き 中国朝鮮族生活誌
販売元: 社会評論社

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聞書 遊廓成駒屋―不思議な場所のフォークロア
販売元: 講談社

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