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和書 492132 (338)



熊野山海民俗考
販売元: 人文書院

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 「死者の国」として知られる熊野を日常の生活の場としてきた住民たちの自然観や、それに基づく信仰のあり方をその環境との関係性の中で捉え直すべく、野本氏は本書において熊野の人々の詳細なライフヒストリーを綴っています。
 野本氏は「人と環境との関わりを見つめるということは概括的・観念的な自然認識や環境認識を否定することである」と言明し、「熊野は古来、外から来たる者をひきつける強力な吸引力の主体であった」ことを認める一方で、「熊野から外に向かって発信された信仰(註:吉野・熊野の修験道や熊野信仰のこと)は、その成立基盤・基層は別として、熊野の庶民とは隔たりを持ったもので、中央的、集団宗教的なものであった」と語っています。
 これはとても重要な指摘で、熊野に付随する「黄泉国」「常世国」といった「辺境の聖地」的イメージもまた、中央の政権を担う人々によって政治的な思惑をはらみながら付与されたものであることを見落としてはならないと思います。




熊野草紙
販売元: 草思社

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熊野の太陽信仰と三本足の烏
販売元: 戎光祥出版

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熊野の伝承と謎
販売元: 批評社

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戯作写真本 熊野的領域
販売元: 講談社出版サービスセンター

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熊野詣 三山信仰と文化 (講談社学術文庫)
販売元: 講談社

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 40年前の仏教民俗学者の熊野に関するエッセイだと思
えばいいのですが、見慣れない字・聞きなれない言葉と
言ったものが出てくるので正直読み辛いです。古書など
の挿入も見られますが、解説がないので現代人にはどう
読み解くのかわからない点にも四苦八苦します。

 しかし、たった200ページのこの本を読むと熊野の内包
する奥深い闇を感じ、恐れさえなしてしまいます。日本人
の死生観にまでせまる本であります。非常に大人向けの
本であります。

*著者の幅広い知識には圧倒されるばかりです。




クマ祭りの起源
販売元: 雄山閣

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熊本の昔話―村びとたちの夜話
販売元: 熊本出版文化会館

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クムカヒ―ハワイの島のフォークロア
販売元: キッズレーベル

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久米島の歴史と民俗
販売元: 第一書房

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