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和書 492142 (239)



新時代テレビビジネス―半世紀の歩みと展望
販売元: 新潮社

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日本のテレビ産業の歩みを豊富なデータを元に分析している。テレビ局の収益構造や広告ビジネスの詳細,今後のデジタル化に伴う構造変化予想などを丁寧に論じている。単なる「こうあるべき」論や煽りの入った予測本とはだいぶ毛色が違うので、客観的に状況を把握したい人向き。




紳助のサルでもわかるニュース〈2〉
販売元: 実業之日本社

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真性活字中毒者読本―版面考証/活字書体史遊覧
販売元: 柏書房

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■小宮山博史・府川充男・小池和夫3氏の共著『真性活字中毒者読本』(柏書房、2001年9月30日、本体4500円)。3人はいずれも印刷史研究会同人。「新聞の切れ端から朝毎読を見分けるくらいは朝飯前、築地活版・秀英舎・精興社・三省堂・岩田母型・モトヤ・日本活字工業・錦精社等々、主要な活字の系統は細部にいたるまでそらんじている」(はしがき)わが国屈指の研究者なのである。
■「活字書体研究家」すなわち「真性活字中毒者」による論考、講演、対談、座談、インタビュー等で構成された怒涛の四百頁。珍しい図版が多数収録されている。強く推薦したい。
■ぜひ、同じ出版社から刊行されている印刷史研究会編著『本と活字の歴史事典』と合わせてお読みいただきたい。




新青年読本―昭和グラフィティ
販売元: 作品社

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真相―イラク報道とBBC
販売元: 日本放送出版協会

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本書は、BBCがイラク戦争報道をめぐって英政府と対立した結果、BBC会長職の辞任を余儀なくされた著者が、辞任後に綴った回顧録である。邦題は「真相 BBCとイラク報道」となっているが、実際は著者の「テレビマンあるいは経営者としての自分の歴史」を綴ったものである。勿論、イラク報道に関する出来事が回顧録を執筆した大きな動機になっているのは間違いなく、筆も多く割かれているのだが、それが本書の全てではない。

本書には多くの人物、放送局やTV番組が登場するが、訳者によると、その殆どは“イギリスに住みテレビを見る人”ならば誰でも知っているそうである。しかし、 そうではない私は、中盤以降のイラク報道の章以外、読んでいてそのイメージが湧かず退屈を感じてしまう時もあった。

イラク報道に関する章についての記述も、英政府とBBC上層部の生々しいやり取りが伺え興味深く読むことはできたのだが、本書はイギリス人が読むために書かれた作品であり、しかも回顧録である。当時の経過を読者が知っているという前提で筆が進むので、断片は理解することが出来ても、全体像がなかなか捉えられなかった。

出版社が本書を日本で販売するにあたって、BBC元会長の回顧録というだけでは売れないと考え、この邦題をつけたとしてもそれは理解できる。しかし、この題名をつけたからには、イラク報道をめぐるBBCと英政府の動き国内情勢、諸外国の受け取り方など全体像が見える客観的な解説をつけなければ、私のように、この題名に興味をもって本書を手に取った、英国の事情に詳しくない読者に対して失礼ではないだろうか。

本書を最も必要とするのは国営放送であるNHKの幹部であろう。本書はそのお膝元からの出版である。BBCとNHKの関係を考えると、それが自然な流れなのだろうが、気の効いた皮肉にも思えてしまう。





死んだらいけない
販売元: 日本経済新聞社

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 本書は写真エッセイの形をとっていて、著者が戦地で撮影した写真のページと著者のメッセージのページが交互に登場します。
 多くの写真には戦争で苦しんでいる庶民の姿が示されます。戦争中の国や紛争地域の写真ですから、血を流している人や死体が映っているものもあります。なかには、銃声が中断しているような美しいのどかな景色もありますが、かえって戦争の悲惨さを伝えています。
 その戦場写真を通じて著者が送るメッセージは、「たとえいじめられてしても、死のうと思っていても。あきらめてはいけない」という帯のことばに集約されています。簡単に命を捨てる若者や子供たちにあてた著者の叫びです。

 著者は沖縄生まれで、太平洋戦争のさなかに一家が本土に移住しなければ著者は沖縄戦で殺されていたかもしれない、と述懐します。
 戦場カメラマンとなった著者は1965年~1968年ベトナム戦争を取材し、その後カンボジアの虐殺アフガニスタン、サラエボ等の紛争地域に実際に足を運び、戦争や内戦で苦しむ庶民の姿を撮り続けてきました。

 戦場カメラマンといえば、ロバート・キャパや沢田教一が有名です。ふたりとも衝撃的な写真を発表しましたが、取材中に命を落としました。二人が有名な要因のひとつは、いたましい最期を迎えたことにあるでしょう。ふたりと違い、著者は戦場から生きて返ってきました。キャパや沢田教一のように伝説の人にはなりませんでしたが、その代わり、戦場で体験したことの意味を自分のことばで語りかける命の時間をもつことが許されました。

 本書は「命が大切なことはだれでも知っていることという。でも、本当に知っているのだろうか」とはじまり、「私は『命(ぬち)どぅ宝』と思っている。生きること、それ自体がすばらしい、と思っている」と結ばれます。

 若者や子供たちだけでなく、競争に疲れた大人にもお薦めの一書です。




ジャーナリストの冒険 (新潮OH!文庫)
販売元: 新潮社

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記者だけあって読ませるのはうまい。で、やる気の出る内容では
ある。また、メディアジャーナリストだけあって、普段口に出来ない
ようなことを書いているということも事実。「ジャーナリズムの将来」
について著者が熱く語っているのは必読。こんな思いを持っているのか
とも思う。
ただし、幾らかのギャップがあることは否めない。それはテレビに

出るときの著者とこれを書いている著者が同一人物には見えないかも
知れないという点。特にこの本を読んで初めて著者のことを知り、テレビで
見てみる人にとっては著書ほどの落ちもなく堅苦しい雰囲気だと
思うかも知れない。日経の記者だから仕方ないのか…




仁義なき英国タブロイド伝説 (新潮新書)
販売元: 新潮社

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ニュースで「イギリスの大衆紙○○では・・・」と記事が紹介されることがあるが、その大衆紙がここでいうタブロイド紙のこと。そのタブロイド紙の歴史やスクープ・誤報、世論や政府を動かした実際の記事をわかりやすく解説した一冊。実におもしろく読むことができた。

潜入取材、隠し撮り、やらせetc。売り上げを伸ばすためなら何でもやる英国タブロイド紙。タブロイド紙の精神は元ディリーミラー編集長の言葉「まず、記事にする。そして批判を受ける」、これに尽きるのだろう。

著者の推測によると英国民の80%がタブロイド紙が好きなのだそうだ。また、著者は、この世界は「読んでもちっとも賢くならないが面白くてやめられない」とも記している。

タブロイド紙で売り上げ1位を誇る「サン」の発行部数が300万部であるのに対し、高級紙と称される一般紙の売り上げ1位の「デイリー・テレグラフ」の発行部数が80万部に過ぎないのだそうだ。イギリスでは大衆紙の方が多くの人に読まれているということは、なんとなく知っていたがこれ程の差があるのは正直驚いた。そんなタブロイド紙の影響は大きく、時には世論を動かし、時には政府をも動かしてしまうのだから、ある意味恐ろしい気がする。

日本に置き換えると、朝日・読売等よりも東スポ(僕は東スポの愛読者)の方が圧倒的に支持されているということなのか?と思ったりもしたのだが、東スポは笑いを誘っても世論や政府を動かすということはないんだよな。もっとも東スポがそんなことを考えているわけもないか・・・。





世間のウソ (新潮新書)
販売元: 新潮社

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宝くじが当たらないこととか当り前のことの羅列。
 
「学校でエロビデオを見ていた教師に同情したくなる」とか、筆者の意見は稚拙。

読んでて、腹がたち、途中で放棄しました。




戦場でメシを食う (新潮新書)
販売元: 新潮社

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戦場カメラマンが抱いたもうひとつの視点、「メシ」についてのエッセイです。

どこの戦場で、彼はどんなメシを食ってきたのか。
誰にでも書ける内容ではありません。
テーマとしてはとても面白い作品だと思います。

ただ、読んでいると、どうしても戦場の仕事が主眼となっていて、
メシがオマケのようになってしまっている気がします。
これはこれで、こういう作品なのだと割り切る必要があるのでしょう。

また、タイトルは「戦場で食うメシ」の方が分かりやすかった気がします。


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