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和書 492150 (115)



米軍再編―その狙いとは (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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冷戦終了後の21世紀型紛争は予想困難な地域における比較的小規模の「非対称型紛争」。これに迅速柔軟に対応する為、世界中の基地を跳躍台としてどこからでも該紛争地への部隊の急派が可能な基地再編が進められている。全同盟国にこれまでの周辺地域防衛を超えたグローバルな紛争介入目的の基地使用が求めらているわけだ。米軍再編は基地再編だけではない。部隊規模も小規模化され、三軍と海兵隊の統合作戦が可能となるよう司令部も細分化&統合されてUNIXと呼ばれるものとなった。また特に英国と日本が東西の最大の同盟国と想定されているらしい。単なる負担(戦費等)の分担に止まらず、英国同様、世界各地での武力行使の分担も求められている。既に国民的議論不在のまま日米司令部統合の為、自衛隊司令部は在日米軍司令部に移転併置され始め、統合幕僚会議も解散された。米軍再編と相似形の自衛隊変容が求められているらしい。憲法9条改正と極東条項等に縛られた安保条約の根本的改正も求められているようだ。取り合えず、自衛隊だけでなく日本国まで吸収合併されることを防ぐために軍事情報の収集力と分析力だけでも米国に近いところまで高めていくべきだ。とにかくもっと率直に国民に議論を呼びかけるべきであろう。





暴力の連鎖を超えて - 同時テロ,報復戦争,そして私たち 岩波ブックレット 561 (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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購入しようかどうか迷ったのですが、本屋さんでパラパラと見てこれはじっくり読みたい!と思いました。
フォーラムの発言集なので読みやすく、それぞれの専門家が自分の立場で簡潔に発言されています。

世界では何が起こっているのか?
日本はどうなるのか?
世界は日本をどう見ているのか?
何か出来ることがあるのか?

という私の思いに沿った内容だったと思います。

加藤周一氏のベトナム戦争より湾岸戦争、湾岸戦争よりアフガニスタン攻撃についての情報は格段に少なくなっている。いくつかのシーンをテレビで見ることで情報化社会になったと錯覚してはダメなのだという指摘にはっとしました。

井上ひさし氏の9月11日のテロ後1週間目のアメリカの世論調査では80%が報復戦争に慎重な姿勢だったという結果や、中村哲氏の公演会に主催者の予想以上の人とカンパあつまり、日本でもたくさんの人が本当のことをしりたがっているという報告も、あぁ、そうなんだと。

なんとなく変化しようとしているのではなく、着実に世界を戦争へ導きたい人たちもいて、それに対峙する人たちもいるということがわかった。

人間社会は捨てたものじゃないなと思えるし、あきらめないで何が起こっているのか、事実を知る努力と、自分がどう感じるのかを伝えることが大事だと思った。

世界や日本を一面だけでわかった(わからない)気にならず、事実や、現場を知ることで想像力を働かせようと。
いろんな人に貸してあげようと思っています。




松代大本営 (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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民間人も「戦地」へ―テロ対策特別措置法の現実 (岩波ブックレット (No.594))
販売元: 岩波書店

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 アジア取材経験の長い1957年生まれのフリー・ジャーナリストが、2003年に刊行した小著。平和憲法の存在にもかかわらず、周辺事態法とテロ対策特措法に基づく既成事実の積み重ね(市民の目の届かない所での軍事演習など)によって、自衛隊は専守防衛の枠すら越えて、グローバルに展開する米軍(国際的批判も多い)への戦時兵站奉仕活動(間接的参戦)が可能になった。その結果、米軍の交戦相手からは日本も敵国扱いされるようになり、かえってテロの危険が増した。こうした事態の陰で、民間企業の技術者が密かに、自衛隊艦艇の修理のために戦地出張を強いられる事件が、相次いで起こっている。それは法的根拠の不備ゆえ、防衛庁と企業の民法上の契約に基づく、企業内の業務命令という形で行われ(ただし厚生労働省は対応できていない)、万一の際の対応は企業側に負わせる仕組みとなっている。政府は安全性を強調するが、その答弁は矛盾が多く、信用出来ない。また、軍事ゆえの秘密主義のため、派遣企業や派遣先等は情報公開されず(当該企業内ですら)、その活動内容もチェックされないまま拡張され、従業員に対する身上調査等は強化されている。労使協調路線をとる労働組合もこうした事態を容認している。著者はこれによってなし崩し的に民間人の軍事動員が拡大される可能性(したがって私たちにとっても他人事ではない)に警鐘を鳴らし、千代田丸事件最高裁判決を引用しつつ、労働者が自分の命を企業にも国家にも、売り渡しても委ねてもいず、生命の危険が予測されれば、就労を合法的に拒否できること(現実にはさまざまな報復が予測されるが)を強調している。本書の記述は具体的かつ明晰、平易であり、重要な論点を提示している。今後の国際貢献の在り方の検討や、政治運動に未だ残るセクト主義の克服等とも、併せて考えるべきであろう。





無名戦没者たちの声―千鳥ヶ淵と昭和 (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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有事法制―何がめざされているか
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有事法制と憲法 (岩波ブックレット)
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朝鮮人「皇軍」兵士たちの戦争―証言 昭和史の断面 (岩波ブックレット)
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朝鮮人従軍慰安婦―証言 昭和史の断面 (岩波ブックレット)
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日本占領下 香港で何をしたか―証言 昭和史の断面 (岩波ブックレット)
販売元: 岩波書店

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