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和書 492150 (289)



大西洋の脅威U99―トップエース・クレッチマー艦長の戦い (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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シュプケU100、プリーンU47とクレッチマーU99の3人は、潜水艦のエースでした。最終的に生き残ったのはクレッチマーで、彼の活躍を詳細に記録しているのが本書です。
初期の戦闘では、ドイツの作戦がいいかげんで、イギリス向け中立国船舶でも積荷が木材ならば、攻撃しない、などのちぐはぐなものでしたし、魚雷の不発が多かったことが述べられてます。
彼のUボートが多くの乗員を見殺しにしたとか、銃を向けたとのことが言われましたが、全て誤りであることがわかります。(そもそも連合軍の潜水艦が乗員を救助したことはほとんどないはず)
また彼の収容所での生活も記載されており、収容所からの脱走計画についてデーニッツあてに隠匿した無線機で連絡をとり、カナダ沖合いまでUボートが実際にピックアップに来ました。(これは失敗しましたが、どうして情報が漏れたのか本日までも明らかにされていません。)




大砲入門―陸軍兵器徹底研究 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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光人社の入門シリーズは判り易く、かつ詳しいのが特徴です。
しかしこの大砲入門は、入門と銘打ってるに関わらず終始専門用語が頻出します。
しかもそれらの用語に関する説明はほとんどありません。
また、大砲の基本説明がなされておらず、大変難解です。
帯や裏表紙の叩き文句に偽りは無く、極めて詳細な内容ですが、基礎知識が無い方にはお勧めしかねます。
ただ、巻末の日本陸軍運用大砲の諸元一覧や各種図面は充実しており、資料価値は高いと思います。




タラワ―米海兵隊と恐怖の島 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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 著者の名前が示すように、本書は米軍側からの記述。
 ページ数も少なく読みやすいが、記述としては多少平板な感が否めない。

 日本人、しかも実際の体験者による体験記と違い、兵士の想いがあまり伝わってこない。感じるのは、個々の兵士の想いではなく、全体としての損害比や損害数に著者の関心が向いているところである。推測に過ぎないが、恐らくこれはアメリカ側の平均的なこの当時の戦争の見方であったのだろう。

 この著作そのものだけでは「ふぅ~ん」という程度だが、日本人による著作と対比するとその冷徹な戦争の現実が伝わってくる。
 ここに記された様な現実のもと故郷を守る為に散って行った英霊に改めて感謝の念を感じる次第である。
 日本とは逆の立場からの記述で対比するためには読んで損の無い著作であるが、単独では平板な記述なため星3としたい。




大海軍を想う―その興亡と遺産 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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先のレビュワーのなぞりがきになってしまうが、良識ある、公平な目で日本海軍の生い立ちから滅亡までがよくまとめられている。とかく「軍人が戦争をひきおこし、今の日本を滅亡にまで追いこんでしまった」との意見も巷ではよくきくが、一方では(やはり先のレビュワーもいうとおり)この海軍があったからこそ、今の日本もあったのではないかと感じる。とにかく創立いらい国の独立を守るために一所懸命だったことには相違ない。
そう思うとき、遠いことのようにしか感じていなかったが、日本人が日本のために戦った軍人の慰霊をするのは当然ではないかとも思えた。
ちなみに日清、日露戦争における戦史、海軍発展における英米からうけた支援、軍縮から太平洋戦争に突入するまでの資料としても十分に読み応えがある。




第二水雷戦隊突入す―礼号作戦最後の艦砲射撃 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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敗色濃厚な大戦末期に、日本海軍が重巡洋艦足柄、軽巡洋艦大淀、他駆逐艦六隻の小艦隊により行った、ミンドロ島上陸米軍への攻撃作戦を描いた小品。戦記ものに慣れた著者だけに、文章は読みやすく、最後まで一気に読みきることができる。礼号作戦の全貌を知りたい人には、お勧めの一冊。




大本営報道部―言論統制と戦意昂揚の実際 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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あてにならないことの代名詞として、現在では定着している大本営発表の舞台裏を知っている著者が書いた本です。著者は、太平洋戦争中に大本営報道部に勤めており、当時の雰囲気や、報道部の役割、情報の伝達のされ方の様子が書かれています。また、当時のあり方として、疑問には思いつつも、時代の空気に流されていた自分についても思いをはせています。国民を裏切り続けていた大本営発表の裏側を知るのに良い本だと思います。当時の講演会の写真なども何枚か載せられています。太平洋戦争とは何であったのかしっかりと勉強するのに大切な資料だと思います。




父・山口多聞―空母「飛龍」の最後と多聞「愛」の手紙 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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妻たちの太平洋戦争―将軍・提督の妻17人の生涯 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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提督の妻からみた先の大戦の苦悩、またその中においての夫の人間味あふれる一面が描写されいる一冊




帝国陸軍の最後 (4) (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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本書では、大戦中最も過酷な戦場の数々、ルソン、硫黄島、沖縄と特攻を丁寧に分かりやすく解説していきます。どの戦場でも、補給の無い圧倒的不利な条件での戦場で将兵はよく戦ったと述べる各戦場の中でも、唯一初期に対戦する兵力が拮抗していたであろう沖縄戦の扱いが中心となっています。突然の第9師団抽出事件や、糠喜びだった増援中止により命令二転三転し、激憤する現地第32軍と参謀本部との険悪の中、いよいよ敵軍上陸し、水際で撃たず無血上陸させ、戦略持久戦を行ったことへ、一言加えられます。すなわち敵上陸軍との兵力差がなかった沖縄では敵軍主力を展開未了時に反撃することができ、一時的に敵を海上へ追い返す戦術勝利が可能でなかったかということ。全て敵に上陸されて敗退した歴史上の唯一の例外を作り得たというもので、そうした野心がなぜなかったのかという点です。
最後に取り上げられる「特攻」。この非常手段の戦法がとられるに至っては、明確に統帥の邪道と断罪し、戦略戦術の範を超える無法の沙汰と否定しています。機械の代わりに人間を消費させた非文明の戦法を、殉国とはいえあくまで客観的に解説していく最終章が最も重く辛い内容でしょう。




帝国陸軍の最後〈1〉進攻篇 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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平易な言葉で書かれた本作は、とにかく分かりやすく、かつての巨大組織陸軍が太平洋戦争で歩んだ道筋をダイジェストに伝えてくれます。綺麗事ばかりだとか都合のよいエピソードの選りすぐり、個々の苦痛がまったく書かれていないなど批評の槍玉はいくらでもありますが、本作の書かれた時代を考えれば、これだけのことを書いたこと自体、当時としては画期的であり、その視点は今日的に見てもいささかの歪みもなく受け入れられる普遍性を持っています。

陸軍と海軍を明確に分けなければ絶対理解できない太平洋戦争を、その基本に忠実に、ことさら本巻では海軍の「攻勢終末点」をキーワードに明確に解説しています。マレー、蘭印、比島からビルマ、ニューギニアにいたる緒戦の成り行きが、何度読んでも飽きない文体で書かれています。


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