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和書 492150 (292)



ドイツ軍の小失敗の研究―第二次世界大戦戦闘・兵器学教本 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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第二次世界大戦時のドイツ軍の小失敗(ちなみに大失敗=そもそも戦争を始めたこと)について取り上げた本です。本の題材としては悪くなく、問題点(失敗)として挙げている事項については、あながち誤りではないと思いますが、その理由や原因については特に考察するわけでなく、自らの感想を述べているだけです。それもちょっと調べれば分かることまで全くの想像で適当なことを書いています。歴史的な事実関係や兵器の諸元・名称なども非常に誤りが多く、不正確な記述はざっと一読しただけでも約50箇所にも及び(他の書籍と突き合わせて確認すれば更に増えることでしょう)、また公平さに欠けたり短絡的な論評も数多く見られます。すべてが正確な本は存在しないと思いますが、ちょっとひどすぎると思います。
率直に言って、素人がまさに素人考えで思ったことを書いただけ、というレベルです。この本は「大失敗」ですね。高評価をしている人がたくさんいることに正直なところ大変びっくりします。




ドイツ軍の兵器比較研究―陸海空先端ウェポンの功罪 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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第二次世界大戦時のドイツ軍の兵器について、他国の兵器との比較を中心に論じています。といえば聞こえはいいですが、ドイツ軍が置かれた実情などをろくに考慮せず、素人考えの理想論を並べただけです。
それも事実誤認に基づいたものが多いので、トンデモ本の様相を呈しています。数字を挙げて論じているところも大雑把であり、単純化して分かりやすくと考えたのかとも思いましたが、読んでいくと単に著者が理解していないだけに思えてきます。他にも技術者と用兵者と兵器の開発行政を司るものと一緒くたに論じていたり、と穴だらけ。兵器の諸元や名称も誤記が多く、それで比較研究できたのか疑問です。事実認識も20年くらい前の本かと思えるようなレベルと感じました。





同期の桜―かえらざる青春の記録 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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海兵六十八期生の交流と友情、そしてその最後をまとめた作品です。よって物語ではありません。潜水艦や駆逐艦などに乗り込み、無言のうちに海の藻屑と消えた同期生たち、火達磨となって散っていった搭乗員たち、特攻に殉じた友人たち・・・。

彼らの人となりや、大切な思い出を書き残す事は、ガダルカナルで愛機(艦爆)が被弾し不時着、捕虜となって終戦後に帰還した彼にとっては、後世へ伝え残す使命に燃えて取りまとめられた事だろう。彼ら同期生の生きた時代、その生涯を一人でも多く書き残そうと執筆されたに違いないと強く感じた。

とても分厚い本で、読み応えがあります。ひたすら豊田氏と同期生との思い出でありますので、途中で退屈になってしまう人もいるかも知れません。戦後に同期生の足跡を追って各地を旅行された様子が大部分となります。

訪れた現存する同期生、御遺族のお話しの中に、豊田さんの回想が散りばめられて構成されています。非常に多数の同期生やその御家族が登場するので、とても記憶する事はできません。数々のエピソード、手紙や遺書、そして壮烈なる最後の様子を読みたびに、若い彼らが祖国と家族の為に勇敢に戦ってくれた事を忘れてはならないと再認識しました。まったく身の引き締まる思いがします。

名指揮官になるものと嘱望されていたのに、最前線へ配置される前に事故で殉職されてしまうなど、無念の死を遂げた方も多く、胸が痛みました。豊田氏も、艦爆なら爆撃を、艦攻なら雷撃を、せめて戦いの中で死なせてやりたかったと文中に書かれていました。

ちなみに、六十八期には三四三空の鴛淵孝少佐や、台南空の大野竹好中尉など名指揮官を多く輩出していますが、そのほとんどが最前線で戦ったため、消耗の激しいクラスでありました。




独ソ大戦車戦―クルスク史上最大の激突 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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欧州戦争において最も激しく戦った独ソ戦の内、1943年の夏季攻勢(ドイツから見て)の推移を描いたものです。
 主戦場は今のウクライナ東部で、1942年のスターリングラードでのドイツB軍集団の敗北後、マンシュタインが冬季に第3次ハリコフ戦で突出してくるソ連軍を撃破した結果(要するに互いに1勝1敗して)、クルスクを中心とする突出部が形成されました。
 そこをドイツ軍が根元を南北から攻撃して、内部にいるソ連軍を包囲しようと画策した戦いで、詳しい推移は本書の内容に譲りますが、諸般の事情、特に情報戦でのドイツの劣勢とヒトラーの政治的思惑からソ連軍に作戦を読まれた上に防御準備の時間を与えてしまったため、結果としては失敗しました。
 残念なのは全体的にソ連よりな描かれ方がされており、ドイツ側の活躍やその攻勢の描写についてちょっと物足りない感じがします。まあ、負けたのですから仕方ないといえば仕方ないのですが。
 その点は置いても、独ソ戦における重要な転換点としての描き方には満足のいくものがあります。欧州戦争に関する色々な本を読む際には、ぜひ入れておきたい一冊だと思います




中島戦闘機設計者の回想―戦闘機から「剣」へ 航空技術の闘い (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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長良川 (光人社NF文庫)
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二式大艇空戦記―海軍八〇一空搭乗員の死闘 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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日米潜水艦戦―第三の原爆搭載艦撃沈艦長の遺稿 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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橋本艦長の体験、危機に直面した場合の決断などを期待していたが、本書紙面の半分以上を占めて潜水艦戦の史実を淡々と語られているのに閉口した。もちろん史実を語るのは必要なことであるが、さすがにず〜っと史実では読者も飽きてしまう。そろそろ限界なので読むのを止めようかな?と考えましたが後半には貴重な体験談があったので、最後まで読んで正解でした。

その装備の有無によって、盲目の人間と目の利く人間との戦いとまで言われた新兵器「電波探信儀」の必要性を叫ぶ記述が非常に多いのが印象的でした。我が方の電探装備が著しく遅れたために歴戦の艦長(中佐級)のその殆どが、いち早く電探を装備した敵によって艦を特定され、一方的な戦闘で撃沈の憂き目に遭っているのは周知の事実です。

彼の最後の乗艦である伊五八潜には八木式アンテナを備えた高性能電探が装備され、その威力は本文途中から劇的な違いとなって発揮される。敵機、敵艦よりも一歩早く探知して急速潜航、避退出来るようになっているのである。これが生き残れた理由の一つであるとも語っておられ、いかに電探がこの戦争の帰趨を決するものであったかを再認識した。

原爆を運んだ米重巡「インディアナポリス」を雷撃、撃沈するまでの一部始終と、回天による1万5千トン級の大型水上機母艦撃沈の模様など大戦果で最後を飾る。通称マルダイこと人間魚雷の「回天」。これを搭載し、悲壮な覚悟で一撃必沈に燃える若者たちを送り出した橋本艦長の心の内は察するに余りある。彼らの遺書もいくつか紹介されており、この時代の若者の強靭な精神、清純で濁りのない心に改めて感動します。





日露戦争の兵器―付・兵器廠保管参考兵器沿革書 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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日本海軍英傑伝―日本海軍人物太平洋戦争 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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大鑑の艦長から特攻隊員まで海軍の英雄達、そしてその家族の物語が綴られています。
特殊潜航艇を繰りシドニー湾に攻撃を仕掛けた仕官達、オーストラリアの人々がその彼等(攻撃してきた敵軍の士官)に対して最大限の敬意を払って海軍葬を行ってくれたことを知り、戦争というものが(失礼な言い方ですが)人殺し集団の殺し合いではなく血の通った人間同士が本気で国のため、家族のためを思い戦ったことが伝わってきました。
戦争は絶対にしてはいけない、しかしその中でも必死に生き、明日をより良いものにしようと頑張った人たちの事を決して忘れてはならないと思いました。


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