戻る

前ページ   次ページ

和書 492168 (197)



共立講座21世紀の数学 (20) 整数論
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






変分問題 共立講座21世紀の数学 (12)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

小磯先生の本書は、幾何学的変分問題のルーツである曲面上の曲線の変分と曲面の面積の変分を体系的に扱っており、その詳しい解説に特徴がある。曲線と曲面の変分問題の本だから、すでに知っている曲線論と曲面論の知識のまとめ位のレベルだろうと高をくくっていたのだが、私自身初めて教えられた事が沢山あった。それらを列挙しておこう。

① 弧長表示された曲面上の測地線の方程式が、曲面上の作用積分のオイラー・ラグランジュ方程式と同値である事の証明(命題4.1.9)

② 直接法による最短測地線の存在の証明(4.5.3節。特に、区分的C1級の測地線が、自動的にC∞級になるという事実は初めて教えられた)

③ 線形常微分方程式と安定性の議論(特に、命題4.7.7と、それを用いた懸垂線の安定性の議論がステキである)

④ 一般の曲面について、法方向の変分ベクトル場をV=vνとすると、平均曲率の変化率は、2Hs= -△v +(4H2-2K)vで与えられる(補題5.4.1)。この公式を基に極小曲面の安定性(および、ヤコービ場の理論)が展開される。

⑤ 回転面の安定性の議論(5.7節すべて)。特に、球面の安定性を示す5.7.1節の議論は構成的でスバラシイ。一方、回転面の安定性は2つの2次形式に帰着されるが、これを4.7節の安定性に帰着させる議論はかなり難しく、私自身クリアにフォローできていない。

最後にひとつコメントして終りとしよう。

はじめにも述べたが、この小磯先生の本は、幾何学的変分問題のまさしくルーツを扱っており、Jacobi場の比較定理の原形である「Sturmの比較定理」(同書、定理4.3.16)や上の③で述べた「常微分方程式と安定性の議論」と「Sturm-Liouville型の境界値問題」との関連に、この分野のパイオニアの一人であるSturmの業績の大きさを認識する事が出来ると思う。




常微分方程式と解析力学 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初はなんだか有名ならArnoldのMathematical Method of Classical Mechanicsの
要約みたいなのから始まる。

と思うと次は微分方程式の基礎論の証明と解説に当てられる。
微分方程式の基礎定理を他の本でレビューしてない僕には最初
辛くて読み切れずポントリャーギンでフォローしました。
ポンとリャーギンの方が証明も丁寧で例もわかりやすいので(力学に直接関係していなくても)それを見ながら勉強しました。

と思うと、なんだか、無理にLie代数やら何やらの言葉を隠しながら
同じ事やってる、みたいな事が結構続きます。
正直な所、微分形式の導入や変分原理の導入もArnoldの方がしっかりしていて
かつ簡潔でわかりやすい様に僕は感じました。
Lie微分の説明も多様体論の本で軽く眺めた方が良い様な後々、しっくり来る感じがしました。

可積分系に行くまでにはスタミナが切れました。
駆け足をする本の様に感じました。

一度、微分方程式の数学書(応用数学ではなく)と解析力学を学び、かつアーノルド
や多様体の本を併読していくくらいじゃないとなんだか通読は厳しいんじゃないかと僕には思いました。

このシリーズには微分方程式の本がこれしかありませんが、
正直、きついの一言です。微分方程式の本じゃないです。
これで死んでしまったなら岩波から出ている高橋先生の
「力学と微分方程式」
をまず読んでおくと助けになると思います。

後々役立つんだろうという確信はありますが、ちょっと通読はきついです。
コンテンツをそれぞれ一冊の本でやった方が遠回りの様で近道のような気がします。
一冊にこれだけ豊富な話題を証明付きで与えているんですからレビューにはいいかもしれませんが。。。




平面曲線の幾何 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






幾何学的トポロジー (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






微分積分 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この本は著者のコメントがほどよく盛り込まれていて非常に読みやすい本です。

ただし内容は徹底した論理的な議論により構成されており、ページ数も400ページを超えるものなので、文系の学生、または工学系の学生には少しきついかもしれません(論理が中心で計算問題などはほとんどありません)。しかし数学科の学生で、微積をきちんとやろうという人なら、この本はとても頼りになる本です。

本の最後の方に、20ページくらいベクトル解析の話が出てくるのですが、これはあまり役に立たないようです。なにせ20ページに曲線、曲面積、線積分、面積分、発散定理、ストークスの定理を詰め込んでいるので、初学の人にはキツイし、ベクトル解析をある程度学んだ人にとっては物足りないと思います。




環と体の理論 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

分らないところがあって、図書室で調べている最中に偶然見つけて読みました。館と体の理論と言うタイトル通りの内容ですが、1つ1つの証明が分りやすいので読みやすく、最終章では、代数学と幾何学を結びつけるヒルベルトの零点定理についてまで書かれています。学部の二年生なら、充分読みこなせる内容でしょう。本格的な参考書に入る前に一読する事をお勧めします。




私説 超幾何関数―対称領域による点配置空間の一意化 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






統計 共立講座21世紀の数学 (14)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本書はxlispstatというややマイナーなフリーウエアを利用して数理統計学の基本を学べる便利な本である。理論と実践の両方にバランスよく頁を割いており、自習にも最適かと思う。xlispstat入門という意味でなら、Luke Tierneyの書いたものよりも数倍読みやすい。但し、本書は「21世紀の数学」講座に含めるに足るだけの数学的内容を持っているとは言い難い。統計学の数学的基礎をじっくりやろうとする場合には物足りないだろう。




線形代数 (共立講座 21世紀の数学)
販売元: 共立出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ