和書 492192 (132)
科学とは何だろうか―科学観の転換 (科学見直し叢書 (4))
販売元: 木鐸社
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科学なぜどうして 三年生 (学年別・新おはなし文庫)
販売元: 偕成社
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「ツルはなぜ片足で立ってるの?」「ハトはどうして
遠くから自分の巣に戻ってこられるの?」など身近な
観察から浮かぶ疑問に対し、わかりやすさもさることながら
科学的正確性を大事にした解説がなされています。
知識欲が旺盛な子供の知的好奇心を満たすとともに、大人
でも十分勉強になる内容です。良書だと思います。
科学・謎?なぜ?読本―科学オンチのフツウの大人と好奇心いっぱいの子どもたちの疑問と不思議を科学する! (別冊宝島 (362))
販売元: 宝島社
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科学なるほどゼミナール
販売元: 東京図書
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科学‐何でも知ったかぶり―科学者気分になれる本 (舵輪ブックス)
販売元: 日本文芸社
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科学に遊ぶ―分けることとまとめること
販売元: PHP研究所
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科学にとって美とは何か―形・モデル・構造
販売元: 白揚社
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科学に魅せられた人びと
販売元: 東京化学同人
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化学に未来を託す (夢・化学‐21)
販売元: 丸善
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科学にわからないことがある理由―不可能の起源
販売元: 青土社
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まさにこのタイトルに掲げてあることに興味があって、本屋のおどろおどろしいコーナーにあるこれを買ってみた。
ただし、原題は『科学の限界と限界の科学』(The Limits of Science and the Science of Limits)。こっちの方がいいと思うんだけど。
著者はケンブリッジの教授で宇宙論が専門だから、宇宙論のところの記述が厚い。そして熱い。例えばこう。
「選択的インフレーションの過程の謎を措くとしても、大きな不確定性がつきつけられている。自然界の本当の定数、さらには自然法則の形態は、実は九次元か二十五次元か、あるいはもっと別の数の次元からなる空間で決まっている。複雑な物理過程で三つだけが拡大し、我々が周りで見ている天文学的な宇宙を構成する」
なんかよく分からないのだけど、要は、三次元にとどまっている限り、物理定数の意味するところとか、決まり方とかは分からない、ということが言いたいらしい。そんな限界ってあり?という気もするけど、実際そうらしい。
数学の限界の話も面白かったけど、やっぱり宇宙のところが奇奇怪怪としていてくらくらする(くらい面白いということ)。きっと、宇宙のことを研究していると、「限界」ということを強く意識するようになるのだろうね。「光速」っていうと普通はもう無限の速さ、みたいな感じで日常生活では使うけど、宇宙論学者からしてみれば「光のやつがとろいから、全体が見えないんだよね」っていうことになる。実際に、宇宙の見えない部分が、見えている部分と同じという確証はまったくなく、むしろわれわれの宇宙とぜんぜん違うという可能性の方が大きいらしい。
こういう、普段の自分が生活しているレベルとぜんぜん違うレベルで思考している人が書いた本を読むと、一歩ひいてものごとを見られるようになるからいいと思う。