和書 492192 (185)
空想科学への大冒険―透明人間の作り方から絶滅動物の再生まで (青春文庫)
販売元: 青春出版社
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SFのテーマ「宇宙旅行」「サイボーグ」などについて、その実現性とあわせて科学的に解説した本。ブッチャケ柳田理科雄の一連の「空想科学本」の便乗本です。内容的にも目新しいものは少なく、SFファンならみんな知ってるような常識的(あくまでSFファンの常識ね)なものばかり。柳田理科雄のような偏執狂的なこだわりや掘り下げがないので、おもしろくありません。SF入門としては少しは機能するかも知れませんが、一般読者の入門書としては少し難しい。中途半端な本ですね。
空想科学への大冒険―21世紀の最先端テクノロジー (21世紀の最先端テクノロジー)
販売元: 青春出版社
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空想科学大戦 (1) (空想科学文庫 (03))
販売元: メディアファクトリー
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特撮を科学的に解明する空想科学読本の漫画化
ウルトラマンなどの特撮もの、宇宙戦艦大和などのアニメを
科学的に解釈しようとする空想科学読本というのがあります。
この本は、空想科学読本から得られた内容をマンガにしたものです。
大体、半分ぐらいがマンガで半分がマンガの解説になっています。
マンガの解説部分は、空想科学読本の方を読んでいると、かなり
同じ内容が記載されていますので、特に読む必要もないかと思われます。
マンガは空想科学読本で想像していた内容であり、あまり目新しく
感じませんでした。しかし、まぁ文字アレルギーの人には
このような形態で科学に触れるのも良いのかなと思いました。
多分、文庫化になった際に付け加えられたと思うのですが、
この本が書かれた背景があとがきなどに付け加えられていて
そちらのほうも面白く読んでしまいました。
空想科学大戦 (3) (空想科学文庫 (08))
販売元: メディアファクトリー
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特撮ものを科学的に検討して妥当な方法を記載したマンガ
大戦1では怪獣、大戦2では改造人間、大戦3では巨大ロボットに
焦点を合わせ検討しています。
これまでは、マンガと文章が半分半分ぐらいだったのが
文章の量が減って、ほとんどマンガになっています。
まとまった文章は、後半にちょっとあるだけになりました。
科学的な検討がマンガの中に入ってきているということは
つまり、マンガのストーリーで科学的検討が得られるということで
とても読みやすくなりました。読みやすくなっただけでなく
元々マンガチックな話がマンガになったのでとてもおもしろいです
いわゆるマンガになってしまったので、ほかのシリーズとは
一線を画してしまいますが、これはこれで充分完結しているので
とても良いのではないかと思います。
空想科学大戦〈2〉 (空想科学文庫)
販売元: メディアファクトリー
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特撮ヒーローを科学的に分析するまんが
大戦1では、怪獣系の大物が中心だったのに対し、
その続編にあたるこの本は、大きさはそのまま系の
仮面ライダーなどの分析を行っています。
本の構成は大戦1同様、まんがとその解説が大体
半々ぐらいの構成で今回はまんががしっかりしている気がします
それと、悪役の説明代わりに大戦1の要約が5ページぐらい
ついています。
大戦1ではコンセプトがしっかりしていなく散漫な感じがしましたが
この本では、大きさそのままの「仮名ライダー」が中心であり
また、悪役以外のキャラクターも連続性があって、
ストーリーもまともになりました。
ヒロイン?も2人体制になり、広がりが出てきて
とてもこなれてきました。
空想科学大戦!―空想科学COMICALIZATION
販売元: メディアファクトリー
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空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (2)
販売元: メディアファクトリー
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空想科学大戦―空想科学COMICALIZATION (3)
販売元: メディアファクトリー
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私が初めて読んだ「空想科学シリーズ」が本書である。てっきり、昔のアニメやヒーローものを茶化すだけの本かと思っていたら、読みはじめてすぐに、きわめてまじめな本だとわかった。まじめな本だと思い直して、改めて読み進めてゆくと、これがめちゃめちゃおもしろい。"まじめに"面白いのである。本そのものもおもしろいのだが、物事をまじめに科学的視点で考えてみる、という行為がまた面白いのである。 著者の柳田氏には今後もぜひ、私のような"ふまじめな"人間に"まじめに考えることの面白さ"を紹介していってもらいたいと切望する。
空想科学大戦〈4〉空想科学COMICALIZATION
販売元: ソニーマガジンズ
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おなじみモドキング達が4回目の地球侵略にやってきた。今度は大自然の力(隕石、雷、人口太陽、火山の爆発、津波など)によって、地球を侵略する。我らがヒーロー(ウーターマン達)が立ち向かう。 科学的な漫画とわかりやすい説明によって、自然の力の偉大さがとてもよくわかった。湾岸に住んでいる私にとって、特に津波の恐ろしさを実感した。
今回は、悪役の攻撃がとても科学的なのに対し、正義の味方の勝ち方があまりに非科学的なことが、自然の力の偉大さをよく表している。
空想科学大学 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社
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本書は、科学の素養や科学への興味が全くないとあまり楽しめないかもしれない
が、理系で科学に少なからず興味がある人には、かなりおもしろく読めるのではな
いか。
作者の態度は、怪獣やヒーローたちをありえない存在としてバカにするのでは決
してなく、愛情が感じられる。
ところで、本書は、かなり幅広い見地から科学的な思考実験をしている。物理学
や工学ばかりでなく、生物学・地学・医学・法律の観点からも検討がされており、
作者の知識の広さをうかがわせる。
さて、自分が最もおもしろかったのは、怪獣を飼うことの法的責任を検討した章
である。SF作品を科学的に検討する本は他にもあるが、法的責任の章は新鮮でよか
った。できれば、ウルトラマンやゴジラたちの"破壊行為"や"賠償問題"、"不可避
的巻き込み殺人"などについても法的に徹底的に考察してもらえるとさらにうれし
かった。
少女漫画のキャラの眼の大きさについての考察もおもしろかった。物理的考察は
よく行われるが、このような生物学的な考察も新鮮だった。この路線でも「ちびま
る子ちゃんの永沢君はあの頭で生きていけるのか?」など、論じてほしいことがい
ろいろ浮かんだ。
キャプテン翼は、自分たちが小学生の頃、「ジャンプした後何分も宙を浮いてい
ておかしい!」とよく言い合っていたが、キャプテン翼がとり上げられていたのも
うれしかった。
本書で取り上げられている検討のほとんどは、それほど高度な知識や計算を必要
とせず、ちゃんと物理や化学を勉強している高校生なら考えつく内容も多いと思う。
受験問題で、本書でとりあげられているようなことを論じさせれば、独創性や論
理性も見ることができてよいのではないだろうか。
理科離れが言われているが、本書のような本から理科に興味を持てばしめたもの
だと思う。基本的に中学・高校は図書館におくようにしてもいい気がした。