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和書 492192 (355)



脳をめぐる冒険
販売元: 飛鳥新社

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竹内ご夫妻共著
物理学者である竹内さんが自らの語るように「ファンタジーで脳がわかる」事を考えて作られた子供から大人まで楽しみながら学べる絵本。誰もが経験するような甘酸っぱい恋を脳の働きから説明してくれる。最後の方ではご自身の経験を基に記憶とは何かを読者の涙を誘って説明する。
「記憶とは想い出を組み立てること」大きく頷いてしまった。

あとがきでは、さらに詳しく脳を知るために養老先生の唯脳論や茂木さんとの共著を紹介されています。
おそらくロマンチストの竹内さんの固い文章を奥様がかなり柔らかく消化したと思うのは深読み過ぎであろうか?




脳が「生きがい」を感じるとき
販売元: 日本放送出版協会

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私たちが喜びや満足感を感じる時、脳のどこがどのように働いているかを解説した本。
 従来は動物実験でしかできなかったことが、fMRI(機能的磁気共鳴画像)で実際に見ることができるようになった。著者のバーンズはfMRIを使って、脳がどのようにして報酬を感じているかの実験を解説している。社会生物学の研究テーマが脳科学で研究されることは、人の高次脳機能を理解するだけでなく、社会活動を理解するのにも役立つであろう。
 報酬(喜び)となり得るのは、食べ物(飲み物)、金、そしてセックス。これらの報酬による脳の活動を、一流の科学雑誌と専門誌での報告を元に解説している。食べ物は直接的で実験がしやすいが、金になると困難になる。それを彼のラボの大学院生が実にうまい実験方法で示した。セックスではまだ糸口が見当たらないせいか、著者と妻との関係改善の話になっている。ここまで来ると勘弁して欲しいと思う。ただ、巻末の引用文献は参考になる。
 著者ではないが、ヒトの報酬系(中隔野)に電極を刺し、刺激する実験がすでに行われているのには驚いた。ただ、中隔野刺激が無条件に快楽につながるのではなく、今感じている「うれしい」気持ちを増幅する。冗談で「末期癌になったら報酬系に電極を入れて刺激する」と言う治療は、適用できないようだ。なぜなら不快な気分も増幅する可能性があるから。
 では私たちが「喜び」を感じながら充実した生活を送るには、どのようにすれば良いか。残念ながらこれについての示唆が示されていない。著者自身が一番「報酬」を得たようで、読者にも報酬が与えられればさらに良かっただろう。




脳が語る科学―養老孟司対談集 (養老孟司対談集)
販売元: 青土社

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脳が語る身体―養老孟司対談集 (養老孟司対談集)
販売元: 青土社

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脳が殺す―連続殺人犯:前頭葉の“秘密”
販売元: 光文社

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 人は何故殺人を犯すのか? この非常に深遠な問に脳科学の観点からメスを入れたドキュメントタッチでつづられる著作。特に注目すべきは、虐待や胎児期での薬物(アルコールなど)の影響が、前頭葉の抑制機構を麻痺させるという仮説を展開している点にある。
 この考え方自体は特に目新しいものではないにせよ、多くの犯罪者(殺人犯だけでなく、暴行犯や偏執狂などの例も挙げられている)の実際の犯行例と、その幼児期の履歴や告白などが生々しく紹介されているのをあわせて読むと、前頭葉が原因部位であるかどうかはともかく、脳という一組織の異常が決定的な影響力を持ちうる、という事実に空恐ろしいものを感じざるを得ない。
 専門的な用語はほとんど出てくることはなく、実際の犯行や被疑者の告白などをつづったドキュメンタリーである。そのため、非常に読み進めやすく、それだけに読者に対してリアルに訴えかけてくるものがある。
 脳という組織が人間を「異常」と「正常」にわける、という還元論的な考え方にどうもしっくりこない、という方にはぜひ読んでいただきたい一冊である。





脳という劇場 唯脳論・対話篇
販売元: 青土社

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脳と仮想
販売元: 新潮社

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著者の他の本と同じように、「心脳問題」(物質である脳に、いかにして様々な主観的体験に満ちた私たちの心が宿るのか)と「クオリア」(人間の経験のうち、数値化できないもの、質感)が基本的なテーマであり、本書ではさらにそこへ「仮想」をフューチャーした感じ。

著者の作品を読んでいると、「理系の学者のくせになんでこんなに文章が上手いんだろう」といつも思ってしまう(理系の学者に失礼だけれども)。
文学・哲学・心理学・美術・芸術・音楽etc・・・
知識も半端じゃない、はず。

今まで読んだ茂木作品の中で一番面白かった。
内容とは関係ないけど、装丁もすごい好き。





脳と自然と日本
販売元: 白日社

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養老先生の講演集、全12回分。
いろんなところで話をされたそうである。
それが、文章になって、まとめられて、
こうして本になった、ということらしい。

講演を文字に起こし、文章としてまとめられた方は
大変だったろうが、そのおかげで読み手は
先生の思考を「講演録」というかたちで受取ることができる。
また、語られている内容を「理解する」ということに
重点を置くならば、講演の話題の重複はむしろ有難くもある。

読む「講演」、聴衆はひとり。
実際の講演と違うのは、戻って読み直せること。
どこから始めてもいいこと。
他の著作をいくつか読んだ方にとっては論の目新しさはなくても、
養老氏の思考を重ねて楽しみたい方にはおすすめだと思う。




脳と生命と心―第一回養老孟司シンポジウム (養老孟司シンポジウム (第1回))
販売元: 哲学書房

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脳とセックスの生物学
販売元: 新潮社

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