和書 492204 (149)
歌いながら書く 日本の童謡
販売元： 講談社
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唄えば天国 ジャズソング―命から二番目に大事な歌 (ミュージック・マガジンの本)
販売元： ミュージック・マガジン
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色川さんが古いジャズソングをとりあげて、それに付随するいろいろな話や思いを文章にしている。決してしかつめらしくなく、読者相手にダベっている感じである。この本の中で紹介されているのは、私自身ほとんど知らない世界だが、すっかり魅了されて、くりかえし読んだ。おかげで好きになった曲も多い。ファッツ・ウォーラーの「ひとり者のラヴ・レター」なんか実にいい。
あと、和田誠さんの装丁挿画もすばらしい。とても大事な１冊である。
歌右衛門合せ鏡
販売元： 文藝春秋
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六世中村歌右衛門一年祭と二代目中村魁春襲名披露の為の四月大歌舞伎の初日、歌舞伎座のロビーで、著者の関容子がこの本にサインしていたので買って早速読んだ。この本は、主に歌右衛門とのインタービューを中心に構成されているので、丁度、”口上”で、歌舞伎役者の重鎮達が、交々に、歌右衛門の思い出や逸話を語っていたので、更に、面白さが倍加した。歌右衛門の至芸と人間を語って飽きさせない。
一年前の大成駒屋の逝去の頃の話を皮切りに、歌右衛門の芸談は勿論、戦後の歌舞伎を救ったマッカーサーの副官フォービアン・バワーズが、間違って入った歌舞伎座で、歌右衛門の顔世御前に魅了されて人生を変えた話、ニューヨークのＭＥＴでの歌右衛門の舞台に通い詰めて、追っかけ電報を打ったグレタ・ガルボの話、ガガーリンのサイン欲しさに絵皿を持って側をうろうろした大役者のミーハーぶり、等々興味深い話が尽きない。
この稀代の名優歌右衛門の至芸も、雀右衛門が語るように、「その人の肉体がないと上手く受け継げない。演技だけではどうにも成らない。」歌右衛門の肉体と共に、消えて逝ってしまった。
歌右衛門の最晩年の舞台、「弧城落月」の淀の方、「建礼門院」、そして、最後の「井伊大老」のお静の方しか観る機会がなかったが、今でも、後白河法皇を演じた島田正吾との胸に迫る建礼門院の舞台が忘れられない。
歌右衛門伝説
販売元： 新潮社
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この書物は、六代目中村歌右衛門という「空前ではないが絶後の名優」となろう役者への限りなき情愛を込めた書物であり、戦後早くから歌右衛門を観てきた著者の「歌右衛門論」の集大成である。（同じ著者で「女形の運命」もあり）しかしながら、この歌右衛門論、著者の思い入れが強すぎる面もあり、実際に舞台を観ていない公演について、その評が的確か的外れか、読者はなんとも判断がつかない。つまり、いわゆる「印象批評」の集大成なのである。晩年の歌右衛門を観てきた私にとっては、歌右衛門の「老い」「枯れ」について、著者と見解が異なるところもあり、この書物を素材にして「歌右衛門論」が冷静に論じられることが、歌舞伎論・役者論にとって有意義であろう。
歌右衛門 名残りの花
販売元： マガジンハウス
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この本は、六代目中村歌右衛門の美しい舞台写真に彩られた見事な歌右衛門論である。まず、写真の出来と印刷が非常にきれいなので、写真を見ているだけでも、溜息が出るほど良い。しかし、この本は単なる写真集ではない。見事な歌右衛門論である。とりわけ、揚巻についての著者の見解は、歌右衛門を実際の舞台で観ていない人々が、他の役者（玉三郎や福助らの）の揚巻を観る時に参考になろう。私自身は、歌右衛門晩年の揚巻を観ているが、この書物を読み、歌右衛門晩年の揚巻の花道の出の意味合いがよく理解できた。「きれいな役者を観ること」だけでは飽き足らず、歌舞伎の藝についての理解を深めたい人には是非お薦めの本である。
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歌右衛門の疎開 (文春文庫)
販売元： 文藝春秋
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歌がるた小倉百人一首 (角川文庫)
販売元： 角川書店
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天智天皇の１番から順に百人一首の歌について解説を加えた本です．歌の訳を紹介した後，文法事項，難しい単語，表現技巧，詠み手の生まれ，歌を詠んだときの境遇，歌に出てくる地名の解説，鑑賞と歌ごとにバランスよく解説していきます．かるたゲームをするときの常識についても語られ，百人一首を身近に感じることができます．中学生のサダ子さんと小学生のイエ太くんが狂言回しとして登場します．子供でも読めるように意図されて編集したのでしょう．かるた取りのあとに，お子さんに勧めてみるとよいです．
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歌ことばの泉―天体・気象・地理・動植物
販売元： おうふう
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歌ことばの歴史
販売元： 笠間書院
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歌ごころ往反―万葉私話 (ほるす歌書)
販売元： 六法出版社
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