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和書 492204 (311)



狂言お作法 (ぴあ伝統芸能入門シリーズ)
販売元: ぴあ

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解説がとても分かりやすいので、
狂言がなんだか分からない人も、
入っていきやすいのではないでしょうか。

写真も結構載っているので、
茂山家のファンの方にもいいのではないかと思います。





狂言歌謡研究集成
販売元: 風間書房

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狂言鑑賞二百一番
販売元: 淡交社

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狂言画写の世界―影印・作品解説・装束の着付・装束の構成
販売元: 和泉書院

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狂言サイボーグ
販売元: 日本経済新聞社

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萬斎という人はどのようにして造られたか。

この本は著者主催公演(1987-2000)のパンフレットに書いたものと、
日経新聞に寄稿したものとの2部構成となっている。
両方とも、狂言初心者にも親しみやすく、なるほどそうかと思わせられる内容だ。

パンフの方は、著者野村萬斎がどのようにして狂言師になったのか、
また著者のみならず狂言師とはどのようにして造られるのかが、萬斎自身の言葉で語られ、
狂言師としての成長が垣間見られる。

日経新聞の方は、狂言において「目」「顔」「ハナ」「腰」「声」は
どのようにして使われるか、どのようにして造られるかが語られている。

萬斎は英国へ1年間留学している。
そこで英国流の演劇を学び、狂言のワークショップを英国人に施したりもした。
それもあってか、萬斎の狂言を語るときの口調は熱いながらもときに冷静で、
当たり前のことを当たり前と思わない人へ、わかりやすく述べているのがいい。

日本人なら大体の人が感覚でわかるであろう「腰を入れる」という表現も、
英国人にはわからない。
それを英語に訳すのも、訳す英語がみつからない。
さてどうしたものかと悩み、工夫をする。

狂言師には飯を食うのと同じレヴェルで、なぜするのかなどと考えたこともなかった
「すり足」についても分析して、彼なりの結論を出して言葉として述べている。

萬斎の狂言への愛、そしてそれを外に広めようとする使命感などが感じられる。
言葉の、日本語のプロフェッショナルでありたいとする萬斎の文章も気持ちがいい。
この人は、本当に才気溢るる人なのだと思わせられる。

で、、、この本のオススメ?
それはやっぱりたくさんの写真ですよ!
萬斎さんファンにはたまりません。





狂言三人三様 第2回京都から生まれた癒しと笑い 茂山千作の巻
販売元: 岩波書店

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 この本は、稀代の狂言役者で「喜劇役者」である四世茂山千作について、彼を取り巻く多彩な人々が、その芸の本質、というより人間性に多面的に迫る一冊です。特に弟の千之丞さんが冷徹な中に肉親の温かみを感じる視点で千作翁の本質を描き出しています。また、萬斎さんが「末広かり」の果報者について、千作さんの舞台を見て果報者というのは自分が幸せなだけでなく周りの人たちを幸せにする人だということに気づいたという下りも、千作さんの芸を表していると思います。曲ごとの芸談がシリーズ3冊に分散しているところは減点して星4つにします。

 十年ほど前、私は現代の芸能において名人を三人挙げろと言われたら、井上八千代、吉田玉男、茂山千作を迷うことなく指名しました。八千代さん(愛子さん)は孫の三千子さんに名跡を譲り表舞台には立たず、玉男さん、千作さんも舞台を選ぶようになりました。近年千作さんの老いを感じることが多くなっていましたが、最近舞台を選択するようになってからは身体はきかなくなってきたものの醸し出す「笑い」は未踏の境地にあると思います。千之丞さんが期待するところに達するまでお元気で舞台を勤めていただきたいものです。




狂言三人三様 第1回野村萬斎の巻 (狂言三人三様)
販売元: 岩波書店

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本書を読んでむしょうに茂山千作の巻が読みたくなった。確かに三人三様としてあって、当世の三人の狂言師について書かれたシリーズだが、私自身は野村萬斎の巻の一冊だけでいいや、と、思っていた。が、このシリーズの三冊は、三冊揃わないと、ほんっとうに、気持ち悪い。コトバは悪いけれども、一冊ごとに完結しないのだ。殊に、狂言の主だった曲(演目)について三人の狂言師たちがそれぞれ違う角度から演じる際の感想や解説を述べるコーナーがあって、萬斎さんの巻なのに、万作さんや千作さんが出てきて話はじめる。じゃあ、千作さんや万作さんの巻で、萬斎さんはどう言ってるのかって、気になるし、そうなると、話にだけ聞くあの大曲「釣り狐」はどうなのかな?っていうと、それは万作さんの巻まで待たなきゃならないってわけで、わくわく半分、おろおろ半分なのだ。この本を読む以前は(と、言っても、私は狂言鑑賞歴3ヶ月だ)和泉流とか大蔵流とか言われても、大してそんなことどうでも良かったし、違いもなにも考えもしなかったけど、今は少し、それぞれの違いを意識できるところに近づいたかな?って、いう気がする。萬斎さんの、自分の流儀に誇りを持ちつつ、他の流儀の良さを発見する視点がいい。このレビューは千作さんの巻を読んだあとに書いているのだけれども、多分、万作さんの巻も買っちゃうんだろうなあ、と、思う。一冊の値段が決して安くないから、萬斎さん目当てで本書を買おうかなあ、という人には、どうだろう?能楽堂の一番安い席のチケットを買えるやん?って、考えてから買うことをお薦めする。




狂言 三人三様 野村万作の巻(最終回)
販売元: 岩波書店

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狂言じゃ、狂言じゃ! (文春文庫)
販売元: 文芸春秋

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 仕事で急に狂言に関わることになったのですが、狂言とはどのようなものかさっぱり分からない。じわじわと迫ってくるその仕事の日。もともと、歌舞伎や雅楽等の古典芸能鑑賞は趣味としていたが、狂言は僕にとって全く知らない世界だった。

 知っているのは、国語の教科書に登場する『附子』ぐらいなもの・・・。冷や汗が出てくる中で出会ったのが、この書籍。
 読み終えて、その一気に不安は解消され、仕事が来る日々を楽しみに待つ毎日になりました。
 しかも、文章は達意平明で内容は読む者の心を打つものとなっております。




狂言じゃ、狂言じゃ!
販売元: 晶文社

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 ちょっとひねくれっ気のある「千之丞節」たっぷりの狂言本。自称「ひねくれ狂言役者」ですしねぇ(^^;) 師の芸・狂言に対する姿勢がよく分かる好著です。

 最初の章に「狂言のリレキショ」と題して、狂言の歴史と由来に関して、書いてらっしゃいますが、散楽から猿楽になり、猿楽能が滑稽な部分を切り捨てるに渡って、その部分を狂言に託したという通説を一応紹介した上で、千之丞師らしい農楽などから発展して猿楽能と後で合流したという説を展開してらっしゃいます。本人も「学問的とはいえない」と認めておられますが、なかなかどうして、魅力的は話だと思います。

 あと第二部の「狂言百面相」が一番楽しめました。狂言の登場人物を太郎冠者、大名・小名などと分類しつつ、具体的に狂言の例を挙げて解説しています。思わず見たくなる狂言もたくさん…特に『首引』。是非見たい…。

 最近文庫版になって、更に買い易くなりました。


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