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和書 492280 (286)



大島渚の世界 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津安二郎 東京グルメ案内 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津ファンなら誰もが一度は読んでみたくなる本です。
小津安二郎がこよなく愛した東京のグルメを小津のエピソードとともに写真付きで描かれている。
また小津の作品と照らし合わせて思い起こすグルメ話は、作品を見たことがある人なら懐かしいしとっても楽しくなれます。
今度は違った観点から、またその作品を見直してみたくなります。
この本を読んで、小津の作品は、その独特の撮影方法やアングル、道具立てや小物の繊細さなどが注目されているが・・・
小津は食べ物ひとつとってみても、手を抜いたりしていなかったことが分かります。
小津の作品はあくまでも小津のこだわりを感じる絶対的な小津ワールドだと思いました。




陰陽師・徹底解剖―陰陽夜話・安倍晴明の世界 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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この本を読まなくても、夢枕漠氏の「陰陽師」シリーズは十分に楽しめます。でも、この本を読んだあとで、例えば「付喪神の巻」に収録されている「鉄輪」を読みかえすとき、貴船の闇がいちだんと深く、大きく感じられることでしょう。
夢枕漠氏を始めとして荒俣宏、旭堂小南陵、河合隼雄といった多彩な人たちがつむぎだす時代の空気、清明や博雅が生きた世界のかけらとでも表現すれば良いのでしょうか、それがこの本のあちこちに散らばってきらきら光っているように感じます。
清明や博雅の会話を、息遣いをより身近に感じたい人のために。そんな一冊がこの本です。




監督小津安二郎入門 40のQ&A (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小津安二郎を知りたい方の入門としては、特にお薦めです。
小津自身のことはもちろん、作品、出演者とのエピソードなど、各項目に簡潔に解説してあり、とてもわかりやすかったです。
生誕100年ということで、小津作品がTV放送されていましたが、この本を読んでいたので、より深く作品を観ることが出来ました。

この本は、興味のある項目から読むことができるので、大変良かったです。




完本 小津安二郎の芸術 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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文芸評論で作品の解釈やその固有の文体について論じる際に
作者の生立ちや社会的・時代的背景などから作者の意図や問
題意識に迫っていき、再度そこから表現方法を論じていくス
タイルのものがある。
学校で国語の時間にやった「評論」と聞いた時に一般的に頭
に描くあのパターンだ。換言すれば、「王道」という事にな
る。本書は良くも悪くも著者らしさが炸裂したそういう「王
道」の映画論といえると思う。とりあえず、数ある小津に関
する著作の中で最初に手にとるに相応しい一冊だろう(最
も著作とその解説書みたいなもので、映画論読むなら1回で
も多く映画を見直した方がいいとおもうけど)。
蓮實氏のものを楽しむ上でも順序としてはそうした方がいい
でせう。内容的にはとにかくほぼ時代順に論じられていて
特にサイレント期の作品やスタイルについての部分は、作品
自体が失われており、残されたシナリオに基づき論じていて
貴重である。著者が円熟してからのものでもあり、若い頃の
小津物への「反発」などにもふれられていて、小津映画と長く
付き合ってきた著者の鑑賞者としての歴史も垣間見えて面白い。




合本 東京落語地図 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞

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記事の構成はおおよそ梗概、その説明、派生するものの紹介という三部構成です。
これを読めば噺の背景が解り、落語をより面白く鑑賞出来るでしょう。
私は「東京落語地図」と、その続編を持っていますが、合本はさらに42席加えた126席を収めています。
なので、合本という便利さと豊富な資料として必携の文庫本だと思います。
寺社巡りにも重宝しています。




黒澤明と「七人の侍」 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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映画、「七人の侍」を見ていて思ったことがある。
村に到着し、早速、防備を固めようとする、幾多の戦場をくぐり抜けた志村喬らのベテラン侍たちの仕事ぶりは、新築住宅の上棟式のときのベテラン大工たちの姿そのものに思えた。
何も言わないでもわかるし、言わなくてもすでに誰かがとりかかっている。
皆、長年の共通の体験があり、誰かが、系統立てて指揮指導しなくても、いつものように、手慣れた手つきで眈々と段取りを進める・・・。
つまり、この映画の中に出てくる侍たちは、あの時代にたくさんいた「職人」という人種たちの姿であり、ひいては、アメリカンナイズされてしまう前に存在した日本文化そのものでももあったのだろう・・・。




劇的言語 (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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小耳にはさもう (朝日文庫)
販売元: 朝日新聞社

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消しゴム版画と、短いエッセイで、視点がしっかりしていて、切り口が新鮮に見える。
 たとえば、「詩を書くことを控えてみてはどうか。自分を見つめる時間を減らすといいと思う」(p103)などというのは、そうそう出てくる発想ではない。
 人の好き嫌いは激しいようで、それが露骨に出ている。

 「政治的策略が好きそうなところも似ている。いかすかねい野郎である」などとはっきり書く。
 タレントに対して要求するのは「芸」である。
 「タレントが「ああ見えるけど実は……」などということに私は興味がない。「どう見えるか」もしくは「どう見られようとしているか」のほうが意味がある」(p77)とはっきり言いきっている。

 著者は昔からテレビ大好き人間だったようだが、ゴシップ好きではない。テレビ番組を見る目は厳しい。なぜ逸見政孝が、がん告白会見を行ったかということについて、「ああしなければ、芸能リポーターに殺されるかもしれなかったからではないのか。あいつらは病院に、病室に上がり込んでくるかもしれない。」(p130)と言う。逸見政孝はテレビの実情を知っていたから、先手を打ったというのだ。
 テレビに登場する人に対してばかりでなく、テレビを見ている人たちにも厳しい。
 「主婦は、とにかく無節操にでもひとつひとつの怒りや憤りのむいている方向と、同じ方向をむいて同情してもらいたがる。対面する形で諭されたり指南されたり、急に振り向かれてたしなめられたり、そんなことは望んでいないのである。」(p181)

 この程度の人間が見ている番組だから、あの程度の司会者が通用しているというわけで、見ている方に対しても、出ている方に対しても辛辣である。
 重要なのは、何を見ているか、ではない、どのように見るか、ということなのだ。




十一世市川団十郎 朝日文庫
販売元: 朝日新聞社

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