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和書 492304 (254)



ニューヨークエスニックフード記
販売元: NTT出版

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 この度、初めてニューヨークを訪れた。

 都市文化を堪能し、短期間の滞在をより有意義にするためには、事前学習が欠かせないのであるが、凡百のガイドブックはどれも似たり寄ったりで、決め手に事欠いた。特に、昨年の9・11以降のNYを語るには、鮮度の落ちたガイドブックには全く魅力を感じなかったのである。このような中で、筆者の眼を引いたものが二冊あった。一冊は『ナショナルジオグラフィック海外旅行ガイドニューヨーク篇』で、もう一冊が本書である。いずれも9・11以前の出版であるが、この二冊には際物を超越した都市文化論が展開されていた。

 そこで本書であるが、「そもそも、他国、他民族の文化を尊重しようなどと言葉で理性に訴えるだけではだめ。だからこそ『食』への欲望、そこから派生する他者への興味を低く見てはいけない。」(p7)という著者の姿勢が貫かれており、この立場がかえって9・11以降の血なまぐさい世界状況を預言的に逆照射しているように思えてならない。文化相対主義は一神教的世界観の衝突する中からは生まれ得ない。ビンラディンやシャロンが本書を片手にニューヨークの街をこっそり食べ歩きしていたら、もう少しは平和な世の中が訪れたに違いない。そうした意味でも、本書の「ユダヤ人街」の章は白眉である。本書にしたがって、ブルックリンのクラウンハイツを訪れると、なるほどウルトラオーソドックスの人たちが闊歩している状況に出くわし、普通では味わえないカルチャーショックを体験できるのである。

 「たて物」と「たべ物」に何より興味を引いたという著者のニューヨーク紹介は、『カーサブルータス2002年3月号』の「建築&デザイン中毒者の『4泊5日ガイド』」でも、今度は本職の「たて物」に焦点を絞って展開されている。この『カーサブルータス』のNew York大特集も今回のニューヨーク訪問の良き参考文献になったことを付け加えておく。

 心から都市文化を愛するすべての人に、本書を強く薦める次第である。




ニューヨークおいしい物語
販売元: 東京書籍

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NYに行きたい!住んでみたい!と思っている人の心を、優しく温めてくれる本です。著者はイラストレーターで、写真ではないけれど写真より正確に、NYの食べ物やお店、人々、街の風景を描きながら、自分で出会った暮らしの出来事や、気付いたことなどを、素直な文体で綴っています。2ページおきに見開きで展開されるかわいいイラストは、何度見ても飽きません。
16年前に書かれたものなので、最新情報ではありませんが、人懐っこいニューヨーカーたちの本質は変わっていないと思います。
NYのカジュアルな食べ物を通して、街の息遣いを伝えてくれます。





ニューヨーク・デリ―ニューヨーカーの美味しい生活 (World Cooking)
販売元: 柴田書店

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 日本人の常として、アメリカの飯はマズイに決まっていると思っていた。
 どうせすべてにケチャップをかけて、何もかも台無しにしてしまうのだろう、サイズのでかさだけが自慢だろうと思い込んでた。

 この偏見は、家人にただされた。金のない時代にニューヨークにいった彼女は、デリカテッセンにどれだけ救われたか、あるいは胃と満足を満たされたかをあつく語った。もっともツアーで同じだったお姉様たちは、夜の街にでかいエビなんかを食いに出かけて、結果悪態ついて帰ってきたそうであるが。

 それからもう何年かが経った。家人が見つけたこの本には、かつて胃と満足を満たしたいくつかが載っているらしい。おまけにくわしいレシピまでついているではないか。
 ここはいさぎよく白旗を振ろう。ニューヨークに食あり。それはデリにあり。




ニンニク健康教室
販売元: 講談社

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沼津・三島・富士 上等なランチ
販売元: メイツ出版

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ネオルネサンス イタリア料理―イタリアのレストランベスト30
販売元: 同朋舎出版

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猫めしの丸かじり (丸かじりシリーズ)
販売元: 朝日新聞社

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何か読みたい、でも堅苦しいものは読みたくない、という時、東海林さだおさんの本はおすすめです。これはエッセイ?それともうんちく?という感じの、庶民派グルメ本の数々。
この丸かじりシリーズは、日曜にいつもより遅く起きて、「ごはんどうしようかな、、、」って考える11時くらいに、最高に適しているのではないでしょうか。

毎度いろいろな食べ物に焦点を当てて、その食べ物に対する彼の思い入れを、余すところなく語り尽くしてくれる丸かじりシリーズ。あまりの勢いの良さについついつられて、「今日のお昼は絶対カレーうどん!!」なんて堅く決心してしまったりします。なかなかここまで食べ物に執着できる作者もいませんよ。




年表 茶の世界史
販売元: 八坂書房

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古代から現代1983年までの茶の歴史を網羅した本です。
年表以外も中国・日本・その他諸国の状況も解説があり、
他の紅茶本でも必ず参考文献として紹介されてます 。




農園からの手紙―イラストとエッセイでつづる
販売元: 日本放送出版協会

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初出は1993年から96年の「NHKきょうの料理」。と、2篇の書き下ろし。「イラストとエッセイでつづる」とあるように挿し絵は1ページを使ったものが一つのエッセイに付く。著者についてTBSテレビ「ブロードキャスター」に出ているということぐらいしか知らない。この本は食や農業の周辺の雑感を書いている。著者は農園も経営していて91年に開墾したと「あとがき」にある。農園の名前が”ヴィラデスト”と名付けているらしいのだが、なぜか本文中でもわざわざ””で農園名を囲んでいる。この辺のセンスを好きになるかどうかで読後感は変わってくると思う。これを気に入らないと料理やワインのうんちくが鼻についてしまう。p66「多用なコメないし穀物の食べかたに目覚めていいはずだ」などの指摘も納得できるものの、初出がNHKゆえか無難な感じ。




ノルウェーの石蟹―海庭良和味紀行
販売元: 森林書房

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