戻る

前ページ   次ページ

和書 492410 (341)



MIKOTO―今夜も僕は眠れない (角川文庫―角川ルビー文庫)
販売元: 角川書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






赤い館の秘密 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10 (8) 集英社文庫
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

クマプーのミルンだけあって、全編を流れる独特の軽快なリズムと雰囲気がとてもよかったです。私立探偵は天才肌ですから、どうしても傲慢で偉そうにしてるやつが多いですよね?国内では御手洗とか神津であるとか、自分の頭がいい事を天狗にえらく傲慢、そのくせ殺人を止めれなかったりする(笑)まあ、国内でキャラ的にいいのは金田一くらいかな。まあこの人も最後まで粘って連続殺人に歯止めはかけれないけど。。そこへいくとこのギリンガムは飄々としてて等身大な感じなんですね、とはいえ英国人だから紳士であって堂々としている。そんな中でセンスあるユーモアがキラリと光ってるのね。真相はチャンドラーも突っ込んでたみたいだが、ちょっと杜撰な印象を受けるよね。警察が調べてるんだからさすがに分かるでしょう・・ギリンガムが最期になってようやく見つけたヒントなんかも、本来なら警察がまっさきに考慮しているべきことです。そこらがかなり杜撰でいい加減ですね。




Mind assassin (1) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

昼は内科の優しい日独クォーターの医師、奥森かずい。彼はナチスドイツが作った精神破壊能力を、祖父、父から引き継いでいる。その能力で昼間は医療で過去にトラウマを持った患者の記憶を消し、夜は人の心を弄ぶ悪人の心を破壊する・・・。

絵のほうは後年の作品に比べ、少年誌としては動きが少なかったりする荒削りな段階ですが、キャラ設定や個々の人物が持つ過去のドラマ描写(愛しているからゆえの残酷な悲劇など、少年誌的な枠を越えた実に大人向けな内容でした)など、ストーリー面が丁寧に作りこんであって読者を惹きつけます。連載期間は短かったのですが、総合的に見れば静謐な描写とストーリーの良さが光る質の高い作品でした。しかし、連載誌が少年ジャンプだったということがこの作品の一番の悲劇でした。
私は本作の連載当時中学生でしたが、漫画の掲載位置がかなり後ろの方にあるのに反して、すでに周囲での評価は現在とほぼ同じ好意的なものでした。そして高校以降、漫画が好き嫌いに関わらずこの作品を全巻持っている人に何人も出会ったのには驚きました。掲載期間は長くありませんでしたが、それだけ読んだ人の心に残った作品であったと思います。

本作以降、かずはじめ先生はジャンプ編集部のテコ入れに合い、少年誌的なギャグとアクションシーンの増加とその練習をひたすら指示させられ、本作のような繊細なリリカルさはどんどん陰をひそめていきます。その結果、漫画の絵の方でのスキルは上がりましたが、ストーリー面はどんどん劣化し、漫画としては明らかに完成度が低い作品を量産することになりました。今となっては過去への悔やみでしかありませんが、この作品の連載誌がビッグコミックスピリッツやモーニングあたりであれば、作者の長所を生かしたままで、心暖まる長期連載として人気を博していたかもしれないと思えてなりません。




Mind assassin (2) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

かずいの父、カール・クレーラーは世界中を飛び回る多忙なビジネスマン。
そのため、子供の頃から一緒に暮らすこともままならなかったが、
今でも時間が取れたら突然来日してくる。
訪問して早々、カールは自分の命が狙われていることを告げ、
同時に息子であるかずいも狙われることを注意する(#18「暗殺者」)。
仕事に絡んだ汚職が原因だと語るカール。
「力を使う必要は無い」「君は何もする必要は無い」と言い残し、
再び足早に成田空港へ向かう。
・・・しかし、刺客は既に来日していた。

2巻のハイライトは全10話に及ぶ唯一の長編とも言える暗殺組織との攻防。
暗殺組織という絶対悪。暗殺者の苦悩。家族の愛。
様々なテーマが交錯し、MIND ASSASSINの背景が少しだけ明らかにもなる、主軸のシリーズになっている。

そして2巻最後のエピソード、週刊少年ジャンプサマースペシャルに掲載された読切「夏のひと」。
これまでの話を読んだ人しか知ってはいけない裏エピソード。
初夏の青春ラブストーリーのようで、サイコな要素も絡んだ傑作になっている。
辛い内容だけど、純な気持ちで読み進めていくときっと様々なシーンで感動できると思う。




Mind assassin (3) (集英社文庫―コミック版)
販売元: 集英社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

今巻は全てが読み切り作品。で、全て一話完結。
怒涛の連載から一息ついている様子で、非常に落ち着いた後日談が5編、
初期の作品が2編収録されてます。

相変わらずのアンダーグラウンドな世界設定と繊細な心理描写の数々。
ここまで読んできた人なら納得の出来栄えだと思います。

#31「異国の雪降る街」は、ドイツで複雑な思いを抱えて過ごす日本人の女子留学生の話。
設定を知らない人に勧めるとしても真っ先にここを読ませたいくらいお奨めです。
一つ一つのカットや台詞が全ての回の中でも特別素晴らしい。
ショッキングなシーンもあるものの、それが非常に効果的に働き、余計な所がありません。
ロケハンしたと思われるニュルンベルグやシュトゥットガルドなどの町並、
それに加えての気象描写がステキすぎて何度か泣きました。
能力の使い方が不完全なために「人間の脆さ」がテーマとして浮かび上がる所にも注目。
恋愛要素があるようで薄いですが、女性向きな出来上がりは、やはり少年誌らしくない。
絶対掲載先間違えてるって!

それと、今までにも垣間見えた「変態性」が最高潮に達しているのが#33「闇の追撃者」。
丁度その頃話題になっていた「ストーカー」が現れ、
かずい・虎弥太もろとも絶対絶命の窮地に追い込まれるエピソードです。
・・・ストーリーは全くもって万人におすすめできないものになってますが(笑)、
桜の木をバックに展開されるシーンは素晴らしいの一言で、
演出面ではかなり極まったような気がさえします。
この回が現在のところ最新作というのも何となく「らしい」かな、と思ったり。

ちなみに、作者かずはじめさんのあとがき<10年後記>が載っています。必読。




miniSHOP & CAFE MAP―miniが選ぶ全国おしゃれショップ300 (宝島社文庫)
販売元: 宝島社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Miracle (幻冬舎文庫)
販売元: 幻冬舎

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ゆがんでいるけれども美しい。
天性の美貌と計算された魔性でゲームのように次々の人間を虜とするセイラ。醒めた目で現実を見ているようで、幼い頃に読んだ絵本のお話を信じて自分だけの王子様を探している。
セイラは他人を殺めることもゲームのように楽しむ。深い傷が残酷な性格として現れている。そうすることによりもてあました時間を処理しようとしている。その残酷さは美しく悲しい。




愛と打算と (MIRA文庫)
販売元: ハーレクイン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

初めてのジェイン・A・クレンツ作品で、タイトルに引かれて手にしました。実は、もっとドロドロしてるのかなと思ったので。意外なほど、さわやかな計算された結婚のお話でした。並外れた破天荒なお嬢様、高慢で、やり手で、キュート、そして何故か少女の頃の潔癖さみたいなものが20代後半にして、まだ残っていて。そんな彼女のお相手は、不幸な少年時代を送った為、愛を信じない(でも愛されたい)冷静な、経験豊富な大人。まるで子供でも扱うような態度が、おもしろかった。ん〜大人みたいな。結構楽しめましたが、ちょっと物足りないのも確かで。ストーリー展開に、人物描写が負けたみたいな気がします。でも、登場人物のキャラクターは中々良かった。主役の2人は、とくに彼女は、とってもチャーミングだと思います。




カムフラージュ (MIRA文庫)
販売元: ハーレクイン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本が到着したときに、まずその薄さに驚きました。内容も、記憶喪失の満身創痍の男性を愛してしまったヒロインが、彼を敵から守るために、自分の前夫だと偽り続けるという、ありがちな筋書きですが、それはさすがリンダハワードで、通勤電車の中でニヤニヤしながら悶えそうになりました。傷だらけのヒーローは驚異的な回復力の持ち主で、激しくヒロインに迫りますが、思わず「羨ましい…」とつぶやきそうになりました。話のラストが割とあっけなく、せめて後100Pあれば良かったです。




傲慢な花 (MIRA文庫)
販売元: ハーレクイン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「聖なる罪」の続きです。ベンの相棒、名脇役の刑事エドのお話。
エドのお隣の女性が殺され、その妹(作家)を守り、恋に落ち、犯人を捜という、
ロマンス小説ではありがちなお話です。
何も考えなくても犯人は徐々にわかっていきます。
エドはロマンス小説には珍しくキュートな人物なので、時々くすりと笑いながら、
ゆったりした気持ちで読み進められます。
ただ、犯罪自体は、とても恐ろしいですけど。
それから、「聖なる罪」のテスとベンが、たくさん登場します。
私は前作で二人が好きになったので、その後がわかってとても嬉しかったです。



前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ