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和書 492410 (385)



インフォドラッグ 子どもの脳をあやつる情報 (PHP新書 456)
販売元: PHP研究所

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テレビゲーム、特に参加型のゲームに
麻薬のような効果があるとし、その害悪を訴える本。

引用されている事件やデータがあちこちからひっぱってこられていて、
ショッキングかつ、自説に都合のよいデータを選んだのでは、
とちょっと思わせる強引さがあります。

ただやはり、こういう本を読むと怖くなります。
幼いころからゲームが身近な世代なので、
自身や友人に関しては、ゲームの害悪をそんなに感じませんが
小さな子どもが外でもDSにふけっていると、不安になります。
ある種のゲームに依存性がある、とか
銃などのシュミレーション・トレーニングになるとか
暴力シーンは慣れてしまう、とか、
理論というよりも実感として、ありうるかもしれない、という気がしました。





この国を守るための外交戦略 (PHP新書 457)
販売元: PHP研究所

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2005年後半から2007年2月までの間に、新聞・雑誌等に寄稿した小論文の集積です。そのため、それぞれの末尾の掲載日を確認しながら読まないと、「今回の交渉では」といった記載の意味がわからないといったことも起こります。
ただそういった些細なことは抜きにして、外交上の読みや可能性、問題点の捉え方は見事なものです。私とは異なる見解もありましたが、著者の主張にも一理あると感じました。ただ単に感情的な外交姿勢を主張するのではなく、やはり大人の議論を経た外交が大切であることを痛感しました。




本番に強い人、弱い人 (PHP新書 458)
販売元: PHP研究所

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著者は日本能率協会にも所属していた人材育成コンサルタントであるだけに、さすがにエピソードは豊富だ。「ここ一番」でどんな人が成功(あるいは失敗)するのか、心理面や思考面などから、事例にそって解説している。

ところで、本番以前の試行錯誤や仕込みの積み重ねが、本番での強さを生み出すことも、また真理だろう。そしてこの仕込みや準備は苦痛や苦労を伴うのだが、これを、シチュエーションを問わずにできる人は、そうそういない。今の世の中「ぶっつけ本番」の局面を経験することは珍しくないから、どんな場合でも本番に強いことが一番良いのだが、不得意分野では前段階で挫折しまいがちだ。だからできるだけ多くの本番で成功したければ、まず準備や仕込みを苦痛なくできる分野を増やしていくことが、最低の前提条件だ。そこで手を抜くと、いざ本番でぼろを出すケースが多すぎてしまい、自信喪失になる。

堅苦しい話ばかりではおもしろくない、ということで、ここ一番の事例として、不倫や社内恋愛のケースなども挿入されているが、その部分だけ内容が軽く感じてしまうような違和感を持ってしまったところは、残念だった。




個人主義とは何か (PHP新書 459)
販売元: PHP研究所

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 1969年初版の名著の完全版。
 個人主義という西洋で発達した考え方や概念について、日本の伝統的な「個」や「公」の考えたをつき合わせて示した論考。
 「グローバリゼーション」や「格差」の進む現代において、改めて問い直す氏の論考は、あくまで日本の土着風土や保守主義に立脚したものとなっている。現代日本の抱える社会や家族のあり方について考える上でも、本書は一定の視座を与えるに違いない。




誰も語らなかった中原中也 (PHP新書 461)
販売元: PHP研究所

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 全体の構成は次のようになっている。
(1)濫觴・中原中也ーダダイズムとの出会い、詩人の出立を告げる「朝の歌」、宮沢賢治を髣髴させる詩、弟の死と魂の交換…喪失、そして黙示の秘技。
(2)新説・中原中也ー高森文夫と中也の出会い、本居宣長『直毘霊』の精神と「憔悴」の詩法、武蔵の「独行道」を唱えていた中也…武芸人宮本武蔵への道。
(3)動乱・中原中也ー高森兄弟と三人の共同生活、小林秀雄という恋敵、結婚、そして『ランボウ詩集』刊行、処女詩集『山羊の歌』の刊行…魂の危機を救ったもの。
(4)発見・中原中也ー中也が訪れた山村東郷村、高森文夫宛の葉書、「俺と二人で製材所をやろう」、中原と高森の詩の比較、詩人であることの矜持…青春のように悲しかった。
(5)哀傷・中原中也ー芭蕉の生き様に惹かれる、月と蛙をテーマにした作品、小林秀雄への屈折した想い、神経症治療と思索の日々、求道者の到達点…芭蕉、蛙声の意味するもの。

 特に最後の「蛙声の意味するもの」に注目したい。
中也が「蛙声」で最後に表現したものは、この危機・動乱の時代への嘆き、ひいては【永劫回帰を繰り返す天と地そして人間の運命】と深く意味づけて受け取っている。





〈ポストモダン〉とは何だったのか―1983-2007 (PHP新書 462)
販売元: PHP研究所

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主に、ラカン、浅田彰、柄谷行人、東浩紀
を取り上げ、1980年以降の思想界の流れを、
振りかえったものです。

彼らは何を語ったのか、そして行動したのか、等が説明されています。
引用は少なめで、要点を筆者の見解を交えながら、
解説してある印象です。

理解が及ばない所もありましたが、
「こんなことが考えられていたか・・・」
と驚きの連続で、興奮気味に読みました。。。

この分野は初心者ですが、頭をひねりながらも、
楽しく読めました。




反「道徳」教育論 (PHP新書 463)
販売元: PHP研究所

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 もちろん本書は死刑についてだけ書かれているのではありません。しかし、死刑制度を考える上で非常に参考になると思いました。本書のタイトルだけでは、死刑についての参考図書として見つけられないと考えましたので、あえて死刑制度の部分のみ、感想を書きます。

 著者は、死刑廃止派が主張する論点(死刑は国家の国民に対する暴力だ、死刑に犯罪抑止力はない、冤罪の可能性がある、死刑囚の人権を否定している、残酷な刑罰である、死刑執行人の苦悩、など)について、論理的な観点からことごとく否定しています。特に、死刑廃止派は終身刑廃止派でもある、という事実は「終身刑を導入するのなら死刑を廃止してもいい」という方々にとって、ぜひ知っていただきたいところです(p.185〜p.189)。山口県光市の母子殺害事件の裁判や裁判員制度の導入など、死刑制度の問題は大きく注目されるようになりましたが、死刑制度を考えるにあたって、論点が明快にまとめられているだけでも、本書は参考になると思います。




自分に酔う人、酔わない人 (PHP新書 464)
販売元: PHP研究所

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酒に酔うことと、自分に酔うことは共通点があるそうです。
酒にまつわる状況から、現代日本人の生態に迫ろうとしています。

盛り上がろうとする強制酒は、「みんな」に弱い日本人を表し、いじめにもつながっているといいます。
「つい酔った勢いで」という言い逃れは、自分の非を認めようとしない現代人をよく表しているようです。

著者一流のアクの強さはありますが、思い当たるところも所々にあります。
著者の考えに賛否しながら、是々非々で読めば、それなりにおもしろい本だと思います。





京都の寺社505を歩く<上> (PHP新書 465)
販売元: PHP研究所

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 値段が手頃でたくさんの寺社の紹介が詰まっていて余計な部分が無い。久しぶりに興奮!





京都の寺社505を歩く<下> (PHP新書 466)
販売元: PHP研究所

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この著者は、丹念にお寺と神社を歩いて、数多くの素敵な所を紹介しています。

私は6年間京都にいたので、大概の所は知っているつもりでしたが、この本で改めて京都の魅力を感じ、また暮らしたいと思いました。

今夜も、まだ行ってない所の記事を読んで京都の風を感じたいと思います。


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