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和書 492410 (386)



司馬史観と太平洋戦争 (PHP新書 467)
販売元: PHP研究所

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 主張自体にはそれなりに説得力があると思う。ただ、その表現の仕方として、所々、感情的な部分が目立つように感じた。特に自分の親族に関する文章では、著者自身、抑制しようとしつつも、どこか説得力に欠けるような印象を受けた。新書ではなく、もっと長い、本格的な論文の方が良かったのでは。




「人間嫌い」のルール (PHP新書 468)
販売元: PHP研究所

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良くも悪くも哲学者の書いた本だなぁと。
大部分同感なんだけど、ここまで理屈をこねて解説するのもどうでしょ。
「そうしたいから、そうするだけ」「そう生きたいから、そう生きるだけ」で十分では。
自らの生き方・あり方を再確認するのなら、宗教評論家のひろさちや氏の語り口のほうが単純明快でわかりやすいです。




神社の由来がわかる小事典 (PHP新書 469)
販売元: PHP研究所

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世の中がわかる「○○主義」の基礎知識 (PHP新書 470)
販売元: PHP研究所

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言葉は、二分法を基本性質とします。

つまり、あるものをAと名づけると、世界はAと
not Aの二つに画然と分けられる、ということです。

そして、そこに各人各々の価値判断が持ち込まれることで、
しばしば正否・善悪といったレッテル貼りがなされます。


本書の著者は、そうしたスイッチのON/OFFのように
シンプルな思考をする人々に対し、警鐘を鳴らします。


現実は連続的に変化するもので、一つの
「主義」で割り切ることはできません。

よって、あるものを否定するのと引き替えに、その反対物を
無条件に肯定するのは、怠惰で粗雑な思考に過ぎないのです。


我々はまず、自分達がもろもろの思想・考え方
の束でしかないことを認めなくてはなりません。

その上で、世の様々な「○○主義」の本質と限界を理解し、自分の中で、
それらの配分やバランス、位置付けを整理する作業をしていくのです。

そのことによってはじめて、自分が信用できる
思考と感情のありかたがつかめ、個としての考えを
取り戻すことができる、と著者は主張しています。




人材コンサルタントに騙されるな! (PHP新書 472)
販売元: PHP研究所

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怪しくも魅力的なこの業界を丁寧に説明しており、有りそうでなかなか無い解説本です。
採用担当者が初めて中途採用を行うようになったとき、人材紹介業を知る良い入門書だと思います。既にエージェント(人材紹介業)を使いこなしている方には、ちょっと物足りないですが、キャリア官僚から転身して2年目という著者は、まだこの世界に染まっておらず、業界入り立ての真面目で若々しく素直な視点には好感が持てます。

著書にもあるとおり、最近の人材紹介業は営業マンの個性よりシステム(資本力)で差別化する「ヨドバシカメラ化」が進んでおり大学新卒を大量に採用しておりますが、就職活動中に是非一読して貰うと良いと思います。




言葉はなぜ通じないのか (PHP新書 473 人間学アカデミー 5)
販売元: PHP研究所

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言葉が日常生活の中でどのような構造や条件の中で通じたり、また通じなかったりするのか、その有様を描き出したものです。体系的な言語論というよりも、言葉にまつわる著者の疑問や印象から始まり、それらを踏まえた上で自分のスタンスを述べたものと言えます。

言葉は単なる道具でも記号でもなく、日常の人間関係や共同体のあり方を固定化もしくは流動化させる契機そのものだというのが著者のスタンスです。内容的には体系的な言語論からは程遠いものですが、著者の思索の今後の展開を期待させる一冊です。

小浜先生は元々、軽い読み物と重い読み物を書き分けている節がありますが、これは後者と見せかけて前者だったと考えると良いかも知れません。しかし著者独特の、いわゆる「日常主義」的な考えは遺憾なく発揮されており、今後の著作活動の新しい発射台になりそうな予感があります。




昭和の思想家67人 (PHP新書 474)
販売元: PHP研究所

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【前編 戦前編】
 宮本顕治は「敗北の文学」で、芥川の「ぼんやりした不安」の死を「過渡期の苦悩」「反動の自死」ととらえた。「美神と宿命」の小林秀雄は、逆に「反動の勝利」を見る。
 昭和の思想は、大衆の時代の自覚的意識であり、唯一の社会科学を標榜したマルクス主義がその首座を占め中野重治は「赤ままの花を歌ふな」と歌う。
マルクス主義の敵として、逆立ちしたマルクス主義者・小林秀雄。マルクス主義思想の可能性を示した三木清。「風土」論として、自然と歴史のモザイク仕上げ、和辻哲郎の思考戦略、地理的環境決定論。
国家の文化化、日本浪漫派保田与重郎。「至誠心」=自立的思考の断念。
道徳の淵源たる国家の絶対性、報国の実践としての思想の自立性、傍観からの脱出ー「懺悔」の田辺元。
国家の論理と宗教的世界観ー西田幾太郎。思想の放縦ー書くことが自己弁証になる河上肇『自叙伝』

【後編 戦後編】
戦後思想の最先端ー「堕落論」坂口安吾。近代的思惟の形成理論ー『日本政治思想史研究』丸山真男。「科学と民主主義」の哲学ー古在由重。アヴァンギャルドの空理ー花田清輝。
宿命の論理ー「政治と文学」ー福田恒存。歴史観の転換ー構造論的歴史観ー梅沢忠夫。
戦後民主主義思想の橋頭堡ー吉本隆明。家族の崩壊ー自然関係だけの家の意味ー江藤淳。革命の不可能ー三島由紀夫ー戦後民主主義の完全浸透。知識人の解体ー高橋和己ー知的誠実さ。
「反戦平和」思考の解体『輝ける闇』開高健。
「ただ存在している国家」ー江藤淳と丸谷才一。国家観念の希薄化ー山崎正和。歴史観の転換ー司馬遼太郎。現実民主主義の思想放棄ー清水幾太郎。大衆的知識人ー西部邁。ジャパン・アズ・ナンバーワンの論理ー日本資本主義の精神ー山本七平。
昭和天皇の崩御ー「天皇制」という呼称ー谷沢栄一。世界スタンダードとしての皇統。
天皇と皇室の存在を、正しく伝えることが、日本の過去ばかりか現在を理解する重要不可欠な「鍵」である。




京の花街「輪違屋」物語 (PHP新書 477)
販売元: PHP研究所

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本書は、輪違屋当主の本音が出ていてなかなか面白い。 花代が高いと思うのは京都人、東京人は安いと言う、大阪人は何も言わないとか、祝儀が常識以上に多いのは馬鹿にされるとか、渡す時はさり気なく渡すとか、京都お座敷のお約束事もあります。 花街間の芸子のトレードを防止するために踊りの流儀がそれぞれ異なるとか、西陣に近い上七軒の芸子の帯は立派だとか、なるほどと言う話が満載。




「頭のよさ」は遺伝子で決まる!? (PHP新書 478)
販売元: PHP研究所

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「頭のよさ」は遺伝子で決まる!?とタイトルにあるように
!?に注目してください。本書は遺伝子決定論に終始していません。
世間でよく言われるIQや数値化できるものだけで頭の良さを測定するのは
非常に限定的で批判しています。
しかし記憶力1つとってもやはり個人差はあるわけでそこははっきりさせておこう
という目的で書かれています。シビアな本です。

それから21世紀になってから発見された脳科学のトピックスは系統的に編集されています。
好奇心の強い人の遺伝子から「オリンピック症候群」の人はエリスロポイエチンの量が
一般的な人々よりも一桁多い!など。

どの頁から読んでみても退屈しないでしょう。
脳科学のトピックスを新書で出されたものだけでも莫大な数があります。
既に他書を読まれた方にはかなり重複したネタを読んでしまうことでしょう。
本書の利点としては他の新書に比べて遺伝子に関して正確に著わしている事。
そして先天的に決まってしまう事と後天的に努力して克服できる事をはっきり
区別しています。
それだけに先天的に決まってしまう事に関する内容には
かなり違和感を感じられるかもしれません。




いい仕事の仕方 (PHP新書 479)
販売元: PHP研究所

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この本にはいろいろなことが書いてある.サラリーマンや経営者なら,そのなかから自分にあったやりかたをみつけることができるだろう.自分に関係ないことはわすれて,よい部分だけを読めばいい.

とはいえ,仕事の種類によって「いい仕事の仕方」はかわってくるだろう.しかし,この本がどんな仕事を対象としているかははっきりしない.それだけでなく,仕事とはなにか,趣味とはなにか,それがまず書いてない.そのため,仕事は生きがいになるが「趣味そのものは,生きがいになりにくい」と書きながら「仕事を趣味にすればよい」と書いているのは意味がわからない.



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