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和書 499784 (266)



島津久光公実紀〈3〉 (続日本史籍協会叢書)
販売元: 東京大学出版会

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島津義弘の賭け―秀吉と薩摩武士の格闘
販売元: 読売新聞社

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一般向けの本でありながら、戦国時代〜織豊時代の論文にも都度都度参考文献として名前が挙がってくる本で、特に現在では戦国時代の島津氏の研究書として唯一入手しやすい文献でもあり、あの『島津奔る』のネタ本となったのでは?とも言われている本です。
著者は巻頭で”あくまで当時の史料に基づく”という姿勢であることを表明し、「守旧派、時代遅れ→島津義久」「進歩派→島津義弘」という結論に基づき、最後は進歩派・義弘の息子である家久が藩主となって藩制を掌握し、「勝利」した…という筋で話を進めているように感じられました。しかし、私もこの本で島津氏について興味を持って、原典とも言える「薩藩旧記雑録」が所収された『鹿児島県史料』などを見るようになりましたが、山本氏の言うように「進歩派:島津義弘」という見方が成り立つのか疑問を持つようになりました。というのも、山本氏の結論が成り立つような史料のみをこの本では取り上げ、それに疑問を呈するような史料を切り捨てていたからです。特に山本氏は進歩派+義弘派の家老として伊集院忠棟を高く評価していますが、伊集院忠棟は義弘より義久に近かったのではないかという宮崎県や鹿児島県在住の学者からの反論もあるにも関わらず、そちらの方はほとんど注目されないまま今に至っています。山本氏が東大教授という名声が物を言った物でしょうか。
この本が発行された時期は、ちょうどバブルが崩壊し、「犠牲を伴う改革」が言われながらうまく行かなかった時期に当たります。この本は、その時代に乗じて「犠牲を伴う改革を実行しようとした人物」として島津義弘を主人公に祭り上げることにより、この分野の本としては異例のベストセラーとなった、山本氏の史料の再構築による「物語」と言うべき物でしょう。
小説ではありますが、やはり原典の史料によく当たった上で書かれた『島津義久』(桐野作人著)などもあわせて読まれることをおすすめします。また、『鹿児島県史料』や『島津家文書』を読んでみるとっかかりとなる本として位置づけるのがよいのではないでしょうか。




社会を見る眼・歴史を見る眼
販売元: 農山漁村文化協会

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社会思想史研究〈1997〉 (社会思想史学会年報)
販売元: 北樹出版

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社会思想史研究〈18(1994)〉 (社会思想史学会年報)
販売元: 北樹出版

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尺八オデッセイ―天の音色に魅せられて
販売元: 河出書房新社

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主に筆者の体験談を通して、尺八や伝統音楽の在り方、外国人という立場にあって日本音楽にどう向きあうべきかが素直に書かれています。
私自身が尺八を演奏するので、共感できることや考えさせられることが多々ありました。日頃は楽器の練習第一でありましたが、この本を読むともっと勉強することがたくさんあるのに気づかされました。
日本の伝統音楽に関わる方は読んでみてほしい一冊です。




写真で観る長崎巡礼の旅―日本キリスト教のルーツを訪ねて
販売元: 近代文芸社

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写真という出来事―クロニクル 1988‐1994 (フォト・リーヴル)
販売元: フォトプラネット

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優れた写真家・批評家・エッセイストである港氏のエッセイ集。写真と「視ること」を中心に書かれた、素敵な文明批評エッセイ。初期ジャームッシュの映画見てるような「旅人感」が味わえるのは、彼自身がそのように暮らしているからでしょう。コーヒーでも飲みながら、味わってください。








写真の時代 (筑摩叢書)
販売元: 筑摩書房

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写真の歴史
販売元: 美術出版社

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