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和書 499784 (343)



戦争という風が吹いて
販売元: 新風舎

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戦争と映画―戦時中と占領下の日本映画史
販売元: 社会思想社

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清水晶の『戦争と映画』は満州事変から始まる日本人の「戦争」意識を、映画という媒体を通して描き出す。それは「大東亜戦争」というものの性格を浮き彫りにすると共に、映画同様に作られたイメージでしかない。戦時の映画産業はプロパガンダを通して、いかに戦争に協力してきたのかということをあらためて理解することができる。映画会社は肉弾三勇士をテーマに「きわもの映画」を次々と製作し、満州国建国における「王道楽土」の夢を描き、支那事変からは軍隊の士気や国民の戦意を昂揚させるために重要な役割を果たしたのであった。映画は日本人の独りよがりな愛国心や平和を映し出す国策として組み込まれていく。清水は映画のテーマとその背景を照らし合わせることで、日本人の「断絶」された戦争意識を指摘する一方、読者は中国人の満州事変から一貫しており、「十五年戦争」として日本を侵略者として位置付けていたことを理解することができる。

当初、米英との戦争に入り映画は英雄としての日本軍を映し出したことはよく知られている。しかし戦局の悪化と共に、国民に忍耐の美徳を生産工場で人々が働く姿を通して描く黒沢明の『一番美しく』などの「国民映画」は興味深い。何重にも統制された状況で、映画監督たちは、果たして戦争の宣伝屋に成り下がったかどうかは議論が分かれるだろう。マクロ的なアプローチをとる本書では個々の映画の内容については軽くしか触れられていないのは残念だ。日本人庶民の戦争観を形成は、戦後の占領下での民間情報教育部によって徹底的に否定された。そしてその否定は映画の規制を通じて、またしても同じ庶民へ伝えられた。結局、清水によると、日本映画はその自由な表現を戦争が終わっても行うことができなかったのである。広島の原爆被害の状況を記録したフィルムを、危険を冒してGHQから隠し、占領後すぐに『アサヒ・グラフ』で特集を組んだ逸話は非常に興味深いものであった。




戦争と栄養
販売元: 西田書店

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戦争と教育―ノモンハン・沖縄敗残兵の戦後
販売元: 近代文芸社

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戦争と結婚
販売元: 飛鳥新社

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戦争と子ども―1939‐1945ポーランド
販売元: グリーンピース出版会

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戦争と子どもたち―写真・絵画集成 (1) (平和図書館)
販売元: 日本図書センター

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戦争と子どもたち―写真・絵画集成 (2) (平和図書館)
販売元: 日本図書センター

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戦争と子どもたち―写真・絵画集成 (3) (平和図書館)
販売元: 日本図書センター

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戦争と子どもたち―写真・絵画集成 (4) (平和図書館)
販売元: 日本図書センター

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