戻る

前ページ   次ページ

和書 499784 (351)



線文字B―古代地中海の諸文字 (大英博物館双書―失われた文字を読む)
販売元: 學藝書林

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 ミケーネ文明の文字《線文字B》を中心に、《線文字A》《キプロス文字》《ファイストスの円盤》について解説してくれます。特に後者3つについて解説している類書がないため、エーゲ海の古代文字を理解するに最適の書といえます。

 古代の粘土板文書は、宗教テキストなどの重要文献を除けば、そのすべてが保存目的で保管されたわけではありません。発掘調査によって日の目を見る状態の優れた粘土板はたいてい、侵略者が都市を破壊して放火したときの熱に焼かれて保存に耐えうるものになったのです。当時の記録としての粘土板文書は、その都市を破壊した者の手によって残されるという皮肉な運命に由来する出土品なのです。線文字Bもその例にもれない。

 線文字Bがたくさん出土した古代都市にピュロスがあります。『イリアス』に登場する老将ネストルの故郷です。ピュロスの滅亡した時期にほとんどすべてのミケーネ諸都市が滅亡しており、この都市の運命はミケーネ文明全体の運命を暗示しているといえます。この本は単に線文字Bの研究成果について語っているだけではない。ミケーネびとの生活、神話伝説と史実との距離、そして滅びの運命…。それらを行間に読み取れる優れた著作であり、わずか110ページの小著であることが惜しまれる1冊です。




線文字Bを解読した男―マイケル・ヴェントリスの生涯
販売元: 創元社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

幼い頃線文字Bにふれて、その解読を夢見て、その後の人生を邁進した男の話です。誰でも子供の頃、一度は大それたことを成し遂げようと考えたりすると思いますが、そううまくいくもんじゃないですから、興味深く読ませてもらいました。
建築家と言語学者のはざまを行き来する中で、天才なりの苦悩にも触れられています。でも彼の人となりが中心に書かれているため、いかに線文字Bの謎を解いていくかの部分は物足りなく感じました。手軽なものですがサイモン・シンの「暗号解読」をあわせて読むといいんじゃないかなと思いました。




線文字Bの解読 (みすずライブラリー)
販売元: みすず書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






戦友
販売元: 御園書房

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






戦乱の海を渡った二つの観音様―ビジュアル・ドキュメント
販売元: 鳥影社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






戦略を謬って国は亡びた―戦史は明瞭に教えてくれる
販売元: 元就出版社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






戦略・東京大空爆―1945年3月10日の真実
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






戦旅―太平洋戦争、電波兵器と共に
販売元: 北國新聞社出版局

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






占領秘録 (中公文庫)
販売元: 中央公論社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






占領軍慰安婦―国策売春の女たちの悲劇
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ