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和書 499784 (352)



戦話・大空のサムライ
販売元: 光人社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

大空のサムライを読んだ方にはとっつきやすい作品でしょう。先にそちらを読んでからなを興味がある方は本書を手に取る、という流れがベストだと思います。
途中機械的な興味の薄い私にとっては苦痛にしか感じられない、ゼロ戦の機能上の説明が詳細に語られており「いつまで続けるんだ・・・」とウンザリもしましたが著者の記憶力やそれを系統立てて説明する筆力は凄いなぁと感じ入ってしまいます。
最後の章は65歳になった著者が、37年ぶりに戦地へ赴いた様子が語られ、当時の思い出をクロスオーバーさせながら進めていきます。感慨に浸る著者の気持ちについていこうとすれどついていけず、まだまだ若輩な自分の人生経験の浅さを呪います。
「なぜそこまで生きるか死ぬかの勝負に勝てたのか?」という質問に対して著者は「精神力に頼らないことです。その時点で手遅れです。」と答えているのを読んで、どの世界でも一流の人が話すことは共通しているなぁという想いを新たにしました。




絶望という名の花
販売元: マルコーシュパブリケーション

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ゼノ死ぬひまない―「アリの町の神父」人生遍歴
販売元: 春秋社

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一生をアリの町に捧げた「聖母の騎士」会のゼノ修道士の伝記です。その生い立ちから来日、第二次世界大戦をへて長崎から東京へ引越し、一生を終えるまでを丁寧に描いています。アリの町のマリアと呼ばれた北原怜子やアウシュビッツで殉教した聖マキシミリアーノ・コルベ神父とのさまざまなエピソードが書いてあります。




ゼノさん―愛の使者
販売元: 中央出版社

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零戦撃墜王―空戦八年の回顧 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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撃墜王岩本徹三の胸のすく大活躍。空戦の実相は岩本のこの本でなくてはわかりません。米軍機をバッタバッタと撃ち落します。岩本は冷厳に戦争を見つめます。これからの日本を考えるにも好適な一書でありましょう。挿絵は高荷義之画伯であり、これは光人社の文庫版では見られない貴重かつ秀逸なものです。




零戦撃墜王―空戦八年の回顧 (太平洋戦争ノンフィクション)
販売元: 今日の話題社

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日本海軍トップの撃墜王。
彼の淡々とした戦史の中に。
戦いが日常化している現実を見、
また、男の闘争本能をみる。

理不尽な軍隊の中で、
精一杯自分に与えられた任務を果たした、
下士官の記録。
彼の記録した撃墜数202機は、
男の矜持である。
これを信じなくて、なにを信じようか。

天下の浪人虎徹。
彼は自らを浪人と評している。
日本の海軍の中で、
自分を浪人と感じていた彼が。
哀しくて愛しい。





零戦 最後の証言―海軍戦闘機と共に生きた男たちの肖像
販売元: 光人社

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(第二巻も含めて)世界的な著名人から、この本で初めてその名を憶えた人まで、とにかく極め付けのフォトストーリー。中には作者が取材された直後に亡くなった方も居られ、文献として第一級だと思いました。しかも安価!! 今時の右翼も左翼も、戦争について知ったかぶりをしているだけ。本書のような海軍パイロットだけでなく、民間人も含めて、オーラルヒストリー(体験談)に勝るものはないと、確信した一冊です。戦争体験者の方々は、躊躇せずもっと色々語って頂きたいし、次世代、次々世代の人々も(私も含めて)彼らの証言にもっと耳を傾けるべきです。 本書の第二巻も、併せてお読みになる事をお勧めします!!




零戦最後の証言〈2〉大空に戦ったゼロファイターたちの風貌
販売元: 光人社

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百戦錬磨の戦闘機搭乗員たち、その死闘を語り、戦後も負けじと苦境を乗り越えて現代社会を生きた。
これをとりあげ、取材したフォトジャーナリストの神立 尚紀さんの功績はすばらしい。戦中・戦後の両方を語った本は神立さんのシリーズだけでしょう。




零戦戦史 進撃篇
販売元: グリーンアロー出版社

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 その名の通り零戦を扱った戦史である。日本海軍における戦闘機の発展から中国戦線でのデビュー、そして太平洋戦争開戦から1942年4月のインド洋作戦まで扱っている。
 本書は3部8章構成となっている。
 第1部「神話の基盤」では、日本海軍航空の黎明期から中国大陸の戦闘で零戦がデビューする直前までを描いている。ここでは複葉の三菱一〇式艦上戦闘機から始まり、三式艦上戦闘機、九〇式艦上戦闘機と続く日本海軍艦上戦闘機採用の流れを追い、その中で筆者は当時の海軍航空隊において格闘戦至上主義がいかにして形成されたかについて言及している。興味深いのは、複葉機の時代にあっても「戦闘機は速度こそ命」とする先進的な意見が海軍内にも存在していたということで、もしそのような意見が主流を占めたなら、海軍航空隊の歴史も少し違ったものになっていたかもしれない。続いて筆者は、画期的な九六式艦上戦闘機開発成功から、零戦の原型となる一二試艦戦の開発経緯について少し触れ、その後中国大陸の戦いに零戦が出撃していくまでを描く。
 第2部「神話の形成」では、1940年9月13日における零戦のデビュー戦から、その後約1年間に渡る中国大陸での零戦の活躍について描かれている。中でも9月13日の戦いについては、日本側の記録だけではなく、中国側の記録も調査している点に注目したい。中国大陸での戦いを総括して「これらの戦いで零戦は格闘戦闘機ではなく高速一撃離脱の戦闘機として用いられた」という筆者の指摘は興味深いものがある。
 第3部「神話の確立」では、ハワイ攻撃からフィリピン空襲、蘭印作戦、インド洋作戦などを舞台にする零戦の戦いを描く。ハワイ作戦では、ハワイ上空での米陸軍P-36戦闘機や海兵隊SBD爆撃機との交戦を描き、零戦が性能や技量に劣るP-36やSBD相手に思わぬ苦戦を強いられる様が詳細に描かれている(疑問を感じる方は是非本書を読んで欲しい)。またウェーク島上空の戦いでは、この後零戦のライバルとなるF4F戦闘機の活躍に触れる。零戦と比べて低くみられがちなF4Fが実は優秀な戦闘機であったという筆者の主張は、大いに頷けるものがある。
 フィリピンから蘭印、ジャワの戦いでは、零戦と米英蘭戦闘機部隊との戦いを描く。主な相手は、P-40B/C/E、バッファロー、ハリケーン、ブレニム等で、結果は零戦側の勝利に終わった。南方作戦に投入された零戦隊は、3空と台南空のわずか2個航空隊、保有機は合計100機前後に過ぎなかった。それがわずか半年足らずの間に南方方面の連合軍航空戦力を撃破したのだから、この時期の零戦の強さは特筆すべきものがあった。しかしこれら一連の戦いにおける誇大な戦果報告(実数の3倍程度)が、日本側関係者の慢心を生み、やがては連合軍機による反撃の土壌を作ったとする筆者の指摘は鋭い。
 さて、ここまで各部のタイトルを見ればおわかりのように、本書を貫く1つのテーマは「零戦神話」である。零戦にまつわる神話といえば無論「無敵零戦」という神話である。筆者は「零戦神話がいかにして生まれていかにして崩壊していったか」を1つのテーマとしている。この「進撃編」では、零戦神話の成立過程について述べられてきた。次の「激闘編」では零戦神話の崩壊について触れられることになるであろう。そして一連の考察の中で、筆者は「零戦の真の評価」についても考察していくに違いない。
 続編の1日も早い刊行を期待したい。




零戦特攻 (文庫版新戦史シリーズ (62))
販売元: 朝日ソノラマ

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