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和書 499786 (192)



われら銃後の少国民―忘れえぬ学童疎開の記憶
販売元: 新風舎

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われレパルスに投弾命中せり―ある陸攻操縦員の生還 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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われレパルスに投弾命中せり―ある陸攻操縦員の生還
販売元: 光人社

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われ巣鴨に出頭せず―近衛文麿と天皇
販売元: 日本経済新聞社

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私は、常々、対米戦争という国家破滅の愚行に至った直接の原因は中国侵略にあると思っている。太平洋戦争は、米国に追いつめられ、民族の存亡を賭けて戦わざるを得なかった自衛の戦争である、などという白々しい弁明は、それこそ日本側の「東京裁判史観」であって愚劣極まりない。こういう考えを持ち上げる輩を苦々しく思ってきた。

だから、日米交渉打開のかぎは中国撤兵の是非にあったとする本書の歴史観には大いに共感する。この決断ができなかった状況を、陸海それぞれの自己防衛的な軍官僚の発想や二・二六事件以来の統制派と皇道派との派閥抗争などの暗闘から説明している部分は、なかなか説得力があり筆致が冴える。

かといって、開戦前の首相である近衛が一身を賭して撤兵を主張したとか、終戦直後の木戸が自らの責任を転嫁するために近衛を陥れるようなでっち上げをしたとの仮説にはあまり共感できない。木戸自身も絞首台はかろうじて免れたもののA級戦犯として終身刑を宣告されている。まんまと罪を逃れられるような立場ではなかった。木戸は天皇を庇護する神話作りで一貫しており、早々に退位論に傾いた近衛は切り捨てざるを得なかったのだと思う。親族を巻き込んでの私怨はらしなどでもない。

いずれにせよ、鼎立していた行政権と両軍の統帥権を最後に統べる昭和天皇の開戦責任は論理的には免れなかったはずだ。二人の運命を分けたのはどう天皇を守るかだった。開明的で沈着な一方は、天皇退位は免れないという責任論に矜持を保ち、忠義一辺倒の一方は、開戦=無力、終戦=聖断という昭和天皇神話に賭けた。GHQの軍政トップは早くから反共と象徴天皇を構想していたのであり、容共で急進的な民政派は狂言回しに過ぎない。結局、開明派よりも守旧派が生き残ることになったのはよくある歴史の皮肉としか言いようがない。

天皇を救ったのは中国内戦であり、冷戦だった。近衛や木戸が黙して語らなかったのは、陸軍の暴力を恐れ国家主義者の激昂に怯え中国撤収の優諚を口にすることを受け入れなかった昭和天皇の生々しい言動だったのだと思う。




われ徒死せず―明治を生きた大鳥圭介
販売元: 国書刊行会

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江戸時代から明治時代まで幅広く網羅していて、実に読み応えがあります。
「南柯紀行」など大鳥本人による文章はもちろん、周囲の人の証言(批判も含め)も多く引用されており、視点が偏っていない点も好印象でした。

大鳥にまつわる興味深いエピソードもたくさん紹介されています。
たとえば華族女学校の校長退任後のエピソードとして、同校で教師をしていた津田梅子は「留学を希望しているのになかなか許可がおりない。大鳥先生が校長のときだったらきっと相談にのってもらえたはずだから、彼が退任したのは非常に残念だ。彼が校長として就任したとき、彼の英語がパーフェクトなことに非常に驚いたものだった」と知人に手紙を書いたりしています。
また、国府津の大鳥の別荘を徳川慶喜が非常に気に入り晩年には毎年訪れ、付近の農家では「十五代さまがいらっしゃった!」と大変な人気だった、など意外で微笑ましいエピソードも紹介されています。

『大鳥圭介伝』『南柯紀行』とともに、大鳥に興味のある方にはとてもオススメの本です。





われ雷撃す―九三一航空隊戦記
販売元: 新人物往来社

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鳴呼、紺碧の空高く!―予科練かく鍛えられり
販売元: 元就出版社

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続・あゝ同期の桜―若き戦没学生の手記
販売元: 光人社

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嗚呼 満州南避行―ある引き揚げ者の敗戦と青春
販売元: 日本図書刊行会

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嗚呼・ミンダナオ戦―生死をわかつ我が青春 (無名戦士の記録シリーズ)
販売元: 旺史社

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