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和書 499808 (97)



あゝ還らざる銀翼よ雄魂よ (証言・昭和の戦争 リバイバル戦記コレクション)
販売元: 光人社

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あゝ零戦一代―零戦隊空戦始末記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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横山大尉の生い立ち、海軍入隊から終戦までの長い道のりが記された回想録です。彼が航空の世界に飛び込む前に巡洋艦、駆逐艦、潜水艦に乗組みしていた時代があったとは知らなかったし、その経験談は非常に興味深かったし、この指揮官の幅を広げる大きな要因にもなったと思います。

横山隊長は零戦がまだ制式採用される前、「十二試艦戦」と呼ばれていた時代から、その性能の熟成に努めた事は良く知られています。中国戦線の長距離爆撃に随伴できる直掩機のなかった陸攻機は無視できない大きな痛手をこうむっていた。前線から、「長距離進出可能な戦闘機を送れ!」との矢の催促により、海軍は、制式採用前の「十二試艦戦」を中国に進出させるという異例の決断をしました。この派遣隊の隊長となったのが、横山隊長なのです。

彼は前線に派遣されてもすぐには出撃せず、その熟成度が納得のいくものになるまで、上官の「陸攻機に随伴せよ」という命令を拒否し続けた。これは零戦のデビューを華々しいものとし、味方を鼓舞するとともに、敵の士気を下げようとする英断だった。これが後に伝説となる進藤大尉率いる零戦隊のデビュー戦における大戦果とつながったのだ。

このエピソードについて横山隊長本人の考え、気持ちが書かれており、その大局的な視点に立った行動には感服した。また、第三航空隊の飛行隊長として戦闘機隊を率いた、彼の一生の大舞台である比島(フィリピン)航空戦も、訓練段階から多くの紙面を割いている。台南空とともに陸攻隊を掩護し、爆撃成功に導くまでの過程を知るには必携の一冊ではないだろうか。

後半は飛行隊長として練成部隊などで若い搭乗員の育成にあたられたが、米軍の進撃の早さに、育成が間に合わないといったジレンマに悩んだ様子が良くわかる。未熟な搭乗員も邀撃や特攻に投入され、不憫でならないが、送り出す指令や隊長の苦悩も尋常ではなかったろう。最後は特攻攻撃へ笑って飛び去っていく若者への畏敬の念と慟哭のみになっているところが、彼の部下への心情が吐露されており、涙を誘った。

この日華事変から大東亜戦争の終結まで戦い抜いた、勇敢で部下思いの飛行隊長に敬意を表する。この彼の渾身の回想録を是非読んで頂きたい。




あゝ零戦一代―零戦隊空戦始末記
販売元: 光人社

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横山大尉の生い立ち、海軍入隊から終戦までの長い道のりが記された回想録です。彼が航空の世界に飛び込む前に巡洋艦、駆逐艦、潜水艦に乗組みしていた時代があったとは知らなかったし、その経験談は非常に興味深かったし、この指揮官の幅を広げる大きな要因にもなったと思います。
横山隊長は零戦がまだ制式採用される前、「十二試艦戦」と呼ばれていた時代から、その性能の熟成に努めた事は良く知られています。中国戦線の長距離爆撃に随伴できる直掩機のなかった陸攻機は無視できない大きな痛手をこうむっていた。前線から、「長距離進出可能な戦闘機を送れ!」との矢の催促により、海軍は、制式採用前の「十二試艦戦」を中国に進出させるという異例の決断をしました。この派遣隊の隊長となったのが、横山隊長なのです。

彼は前線に派遣されてもすぐには出撃せず、その熟成度が納得のいくものになるまで、上官の「陸攻機に随伴せよ」という命令を拒否し続けた。これは零戦のデビューを華々しいものとし、味方を鼓舞するとともに、敵の士気を下げようとする英断だった。これが後に伝説となる進藤大尉率いる零戦隊のデビュー戦における大戦果とつながったのだ。

このエピソードについて横山隊長本人の考え、気持ちが書かれており、その大局的な視点に立った行動には感服した。また、第三航空隊の飛行隊長として戦闘機隊を率いた、彼の一生の大舞台である比島(フィリピン)航空戦も、訓練段階から多くの紙面を割いている。台南空とともに陸攻隊を掩護し、爆撃成功に導くまでの過程を知るには必携の一冊ではないだろうか。

後半は飛行隊長として練成部隊などで若い搭乗員の育成にあたられたが、米軍の進撃の早さに、育成が間に合わないといったジレンマに悩んだ様子が良くわかる。未熟な搭乗員も邀撃や特攻に投入され、不憫でならないが、送り出す指令や隊長の苦悩も尋常ではなかったろう。最後は特攻攻撃へ笑って飛び去っていく若者への畏敬の念と慟哭のみになっているところが、彼の部下への心情が吐露されており、涙を誘った。

この日華事変から大東亜戦争の終結まで戦い抜いた、勇敢で部下思いの飛行隊長に敬意を表する。この彼の渾身の回想録を是非読んで頂きたい。




あゝ飛燕戦闘隊―少年飛行兵ニューギニア空戦記 (光人社NF文庫)
販売元: 光人社

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戦争、特にその航空戦の一断面を切り取ってコラージュしたような戦記であり、空中戦等々、真に迫って読み応え十分である。特に敵戦闘機や爆撃機の撃墜場面には、実体験ならではの迫力がある。三式戦飛燕を駆って、死の跋扈するニューギニアの大空で戦い抜いた青春に、端的に頭の下がる思いがするのは、そこに人間としての勇気と誠実さが如実に表されているからである。




あゝ飛燕戦闘隊―少年飛行兵ニューギニア空戦記
販売元: 光人社

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陸軍機や三式戦が好きな方には、特にお薦めの一冊。ニューギニアに配属された若き飛燕乗りの期待と不安、ほとばしる憂国への情熱がダイレクトに伝わってくる。戦友達との別れを通して乗り越えていく、まぎれもない戦争の現実や、飛燕乗り達の勇ましくて、すさまじい戦闘シーン、不時着してからの現地人との交流など、読んでいても飽きる事なく最後まで興味深い。若かった筆者の語りで、当時のニューギニアの戦闘が伝えられて、もっと深く知りたいと思わせる本だ。




いい話ほどあぶない―消えた赤報隊 (日本史の目)
販売元: さ・え・ら書房

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いくさ (中世を考える)
販売元: 吉川弘文館

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いくさと愛と 女性教師の戦中戦後日記
販売元: 東京新聞出版局

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いくさやならんどー (平和への願いをこめて (12 沖縄戦後編))
販売元: 第三文明社

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いくさ世(ゆう)を生きて―沖縄戦の女たち (ちくま文庫)
販売元: 筑摩書房

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