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和書 499808 (221)



わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡 (塩野七生ルネサンス著作集)
販売元: 新潮社

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イタリアの都市国家、なかでもルネサンスの中心となった共和国として、フィレンツェとヴェネツィアの歴史はおさえておきたいところです。後者に関しては同じ作者に「海の都の物語」という大作・好著があり、それがカバーしてくれますが、前者、特にコシモ・メディチが実質的に支配するようになって以降の歴史は、501ページに及ぶ本作がカバーしてくれます。というのは、本書はマキアヴェッリがフィレンツェ共和国の官僚として、そして失脚して以降の本人の言動を中心にすえて彼が活躍した時代を生き生きと描くとともに、その前後の歴史、つまりマキアヴェッリが生まれる前、生まれてから官僚に登用されるまで、そして死後フィレンツェ共和国がトスカーナ大公国になってしまうまでの歴史も簡潔に記してくれているからです。この構成が素晴しい。

マキアヴェッリ本人は有能だが、決して権謀術策の人ではなく、まさに「わが友」と呼びかけたくなる人間味あふれる人物だったことが本書でよくわかります。特に失脚中に、夜書斎で読書、つまり古の人と対話をするときにわざわざ官服を身につけていたという冒頭のエピソードが感動的です。わが国の漢詩に「一穂の青燈万古の心」という読書の醍醐味を集約した名句がありますが、それに通じます。歴史ものの読書を愛する人にとって、このエピソード一つとっても「わが友」と呼びかけたくなる人物にマキアヴェッリが思えてきませんか。




わが古代国家の胎動期
販売元: 木耳社

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わが名はヴィドック―犯罪者、警察密偵にして世界初の私立探偵の生涯とフランス革命時代
販売元: 東洋書林

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わが回想のルバング島―情報将校の遅すぎた帰還
販売元: 朝日新聞社

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「いくら命令されたとは言え、30年もやるか!?」
と、現代を生きる我々にはちょっと理解しかねる程の使命感であります。
著者の小野田氏は、敵に占領された島での諜報とゲリラ戦の任務を受け、
2人の部下と共に、1人倒れ2人倒れ、しかし彼は30年間戦い続けます。
これはもう英雄譚と言っても過言ではないでしょう。

もう一つの見所が、様々な投降・救出作戦を全て敵の謀略と決めつけ
一笑に付する小野田氏の痛快なまでの滑稽さであります。
当時の情報将校、職業軍人が如何に考えて行動していたか、
やはりこれも我々にはちと信じられない方向にカッ飛んでいると言えましょう。

様々な思想もあれば、現地人にしてみては迷惑この上ない話でありますが、
戦争と言うものの最も悲惨な例の一つとして、或いはアクション娯楽小説として、
現代人にこそ是非一読をお勧めしたい、そういう本であります。




わが回想の記
販売元: 文芸社

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わが夫、溥儀―ラストエンペラーとの日々
販売元: 學生社

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平民になった清の最後の皇帝、溥儀。
彼と結婚することになった著者が、溥儀が出所した後から亡くなるまでのストーリー。

映画などでは皇帝の座から降ろされるなどなどは有名だけども、その後は知らない人が多いはず。

皇帝だった人が平民になり、どのような苦労をして生活をしていたのかが垣間見れ、面白かった。

日本の天皇が・・・とは想像できないので、意外性がとてもよい。




わが子に、孫に伝えたい昭和体験〈上〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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戦争を体験した一般の方々36人の手記です。
子供、学生、兵士。
当時の様々な立場から、読み易く、臨場感豊かに描かれています。
公募に入選しただけあり、素人が書いたとはちょっと思えない位です。
難しい漢字にはふりがなもありますし、小学校中高年から読めるのではないでしょうか。

比較的淡々と書かれた文章が多いのですが、
さりげない一文から慟哭や苦しみ、優しさ、国籍に関係ない人間の気高さが
ひしひしと伝わってきて涙なくしては読めませんでした。

食べる物もろくになく、誰もが死を身近に感じながら生きていた時代。
親やわが子や友達が死んでいくのを「御国のため」としなければいけなかった時代。
そんな時代があったとは想像しにくい今の日本ですが、
今の生活は数多くの悲しい犠牲を経てある事を忘れたくないと思いました。
そしてそのような生活を強いられてる人々が世界に今もある事を。

副題どおり、子供がわかるようになったら手渡したい本です。
ただし、最後の原爆の話はかなり生々しく衝撃的なので、
子供によっては配慮が必要と思われます。




わが子に、孫に伝えたい昭和体験〈下〉 (小学館文庫)
販売元: 小学館

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わが子に伝えたい昭和の体験記録〈上〉
販売元: 小学館

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わが子に伝えたい昭和の体験記録〈下〉
販売元: 小学館

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