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和書 499808 (284)



ベルリン戦争 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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ペストの文化誌―ヨーロッパの民衆文化と疫病 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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報道電報検閲秘史―丸亀郵便局の日露戦争 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 著者は、こみ入った内容をわかりやすく展開するのが、とても上手な人だ。
 まず、年輩の日本人ならみんな知っている軍国の母の実話「一太郎やあい」から始まる。明治37年8月28日、香川県多度津の港から日露戦争の激戦地旅順に向けて、丸亀の歩兵第12連隊を乗せた土佐丸が出ていく。「うちのことは心配せず天子様にご奉公するだよ」と港で叫ぶ母にこたえて甲板で鉄砲を掲げる一太郎。そのとき旅順では乃木大将率いる軍が突撃の度に死傷者の山を築いていた。多度津の港を出た兵士たちの何割かが遺骨になり、あるいは負傷兵となって送り返され、入れ替わりに補充兵が出ていく。一太郎はその補充兵の1人だった。
 当時各地の通信員は電報で本社へ記事を送っていた。著者が調べてみると、8月23日時事新報丸亀通信員が東京本社に送った電文が、丸亀郵便局の電報頼信紙の綴りの中にあった。電文には傷病兵300名が多度津に上陸入院予定、看護人500名募集、歩兵12連隊の補充大隊出発にともなう指揮官の着任という3項目がある。この記事は25日付時事新報紙面に載るが、紙面には傷病者の帰着と看護人募集だけで、補充大隊出発の件はない。この落差は何によって発生したのか。
 電報は郵便局で検閲され、軍事機密に触れると判断されたものは差し止められたのだった。検閲の基準はあいまいで、かなり恣意的だった。
 著者は、ふとしたきっかけで入手した丸亀郵便局の『停止電報綴』から検閲の仕組みを解明していく。その経過をたどるのは、よくできたミステリーを読むようだ。おもしろく読み進むうちに、明治の日露戦争のときの話が、けっしてただの昔のおはなしではないことに気がついた。新聞に報道されなかった大勢の一太郎たち。





亡命家族の肖像―ムッソリーニのイタリアを逃れて (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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水戸黄門は旅嫌いだった!?―種明かし日本史20人の素顔 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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緑の世界史〈上〉 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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イースター島の悲しい歴史が第1章に配置される所に本書の主題が明らかにされています。
人類5万年の世界史を語るときに、ちっぽけなイースター島が第1章を占める。
それほど、この島の歴史は重要なのです。

続いて、シュメール、インダス、ギリシャ、ローマ、マヤ等の古代文明の姿が冷静に描かれています。人類がそこにある植物、動物を利用して繁栄を築き、そして資源枯渇により衰亡した姿を、作物と家畜の性質や収穫量を挙げて丁寧に説明しています。
最後に現在が人類史のクライマックスであることを人口、燃料消費量等のグラフを用いて丁寧に説明しています。

著者は細かい史実にも造詣が深く、うならせるものがあります。
名著であります。




緑の世界史〈下〉 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞

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民衆史の発見 (朝日選書 (248))
販売元: 朝日新聞社

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明治14年の政変―大隈重信一派が挑んだもの (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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明治・青春の夢―革新的行動者たちの日記 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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