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和書 501028 (13)



アメリカの数学者たち
販売元: 青土社

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コーエン、ボアーズ、スメイルなど10名の数学者とのインタビュー集。

私事ですみませんが、僕の勤めている大学のT教授は、
経営システム工学科の大学1年生に、
「経営システム工学科で実際に企業に入って使うのは、線形計画法だけだよ」
と言いながら、単体法を教えています。

それほど単体法は、実際の企業で役に立つのです。

ですので僕には、線形計画法を解く2つのテクニックのうちの1つ、
単体法というテクニックを開発した、ダンチヒの話が面白かったです。

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私のバークレーでの最初の年に、
ある日ネイマンのクラスに遅れて行ったことがありました。
黒板に、私が宿題だと思った問題が書かれていました。
私はそれを書き留めました。

二、三日して、宿題をするのに大変時間がかかったとネイマンに謝りました
-その問題は普通のものより少し難しく思えました。

私はネイマンにまだその宿題が必要かどうかを尋ねました。
彼は私にそれを机の上に置くように言いました。

私はしぶしぶそうしました。
というのも彼の机はそのような紙の山でした。
私は自分の宿題がそこで永遠に失われることを恐れたのです。

六週間くらい過ぎた日曜日の朝八時頃、
アンネと私は誰かが表のドアをどんどんと叩いているので目を覚ましました。
ネイマンでした。

彼は紙を手に持ちながら、非常に興奮して、飛び込んできました。

「私は今君の論文の一つに序文を書いたところだ。読んでみなさい、
 そうしたらすぐさまそれを出版のために送ろう」。

しばらくの間、私はネイマンが何について話しているのかわかりませんでした。

長い話をかいつまむと、私が宿題と考えて解いた黒板の問題は、
実は有名な統計学の二つの未解決問題でした。(p.137)
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アラビア科学の歴史 (「知の再発見」双書)
販売元: 創元社

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 中世ヨーロッパの「暗黒」時代、古代科学の遺産の正統な後継者はアラブ・イスラームであり、近世以降のヨーロッパにこれを引き継ぐわけだが、このことは学術レベルにおいては一般的な見方と化して久しいが、一般常識レベルとなるとこれから浸透していくべきものだ。
 本書はビジュアルに特化して、このアラビア科学の優美さを示している。せいぜい世界史の教科書の名前だけで知っていた名前や項目が、生き生きと写真や図版で蘇る。その当時最高水準の書物や、どことなくユーモラスなイラストレーションなど、見どころは満載だ。世界史の教師もぜひこういった資料を授業にとりこむべきだ。




アリストテレス アルキメデス―科学の誕生 (漫画人物科学の歴史 世界編)
販売元: ほるぷ出版

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アルキメデスを読む
販売元: 日本評論社

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アルフレッド・ノーベル伝―ゾフィーへの218通の手紙から
販売元: 新評論

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アンドレ・ヴェイユ自伝―ある数学者の修業時代
販売元: シュプリンガー・フェアラーク東京

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アーベルとその時代―夭折の天才数学者の生涯
販売元: シュプリンガー・フェアラーク東京

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しかも内容はこの5分の1くらいの値段の本と変わらないし。。。。
要するに普通の伝記のような本。




運命の海に出会って レイチェル・カーソン (生き方の研究)
販売元: ほるぷ出版

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イギリス科学革命―王政復古期の科学と社会
販売元: 南窓社

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偉人と語るふしぎの化学史 (ブルーバックス)
販売元: 講談社

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本書は物語仕立て。登場人物は化学クラブに所属するまどかちゃんと裕太くん、そして顧問の藤崎先生。まどかちゃんは部員だけあって化学好きですが、裕太くんは普通の高校生。普通の高校生ですから化学はあまり好きではありません(松本先生、ゴメンナサイ)。裕太くんがボケ役、まどかちゃんがツッコミ役といったところでしょうか。
彼らはタイムマシンならぬタイムメディシンを使って過去の世界に行き、その時代を代表する科学者たちの討論会に立ち会います。機械ではなく薬を使うところに、化学のこだわりを感じますね。
さてこの本の魅力は、科学者たちのユーモラスなキャラクタにあります。
悲観主義で女性恐怖症のヘラクレイトス、楽観主義で「イェーイ!」を連発するデモクリトス
几帳面で穏やかで子供好きで、周囲から尊敬されているけれど頑固なところもあるドルトン
などなど、個性的な科学者たちが、集い、
古代ギリシャでは万物の源について
フランス革命の真っ只中のパリでは燃焼について
産業革命期のマンチェスター(イギリス)では原子、分子について熱き討論を戦わせるのです。
そして古代ギリシャから現代へと、「原子、分子とは何か」というテーマが縦糸としてピンと通っています。見事な構成といえましょう。
こうして、三つの時代の、それぞれの討論を通じて、二人は、いやわれわれは大事なことを知るのです。
教科書にさらりと書いてあること、当たり前のように思われている事実、スマートな式も、いろいろな人の試行錯誤の上に、あついドラマの上に成り立っているのだということ。
今では間違いと証明されたさまざまな考え方も、真実を導き出すために必要なものであったということ。
そして現代のわれわれは、先人の業績をしっかりと受け継いでいるのだということ。
安直だなんてとんでもない! この本には化学と子供たちへの優しさが込められています。


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